第115話 ぬくもり
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たまみが風邪をひいてしまった。
いつだったか突然の熱で寝込んだことを思い出し、休んで寝ておくように言ったが…。
結局、仕事を休む程ではないと言いきられてしまった。
それでも心配で、部屋で温かくしてできる仕事だけを頼むことにした。
周りからはちょっと過保護すぎやしないかと言われたが関係ない。
悪化してからでは遅いのだ。
きり丸には「そんなんじゃあ、将来もし赤ちゃんができたら土井先生心配すぎて胃に穴があくんじゃないですかぁ。」なんて笑われたが仕方ない。
心配なものは心配だ。
それだけ大事に想っているということだ。
しかしきり丸の話を誰かが聞き間違えたのか、「たまみさんは身籠っているからただの風邪でも大事をとるのだ」とか突拍子もない誤解が飛び交ったのにはまいった……。
しかしまぁ、あれだ。
最優先すべきはたまみの体調だ。
真面目な彼女は大量の宿題を頑張って作り終えていた。
それどころか、お世話になっているからと色んな人に手紙を書いていたようだ。
私にも手紙をくれて、そこには「時に優しく時に厳しく見守ってくださりありがとうございます。来年もまたよろしくお願いします。」と書かれていた。
丁寧な挨拶文に、文字の練習を始めた頃の日記を思い出した。
あれっ、そういえばあの日記……。
私が返事を書くのを忘れて握り込んだままになっていたような…。
とりあえずそこは思い出さなかったことにして笑顔で「ありがとう」と返すと、たまみは頬を染めて嬉しそうに微笑んだ。
ああ、ほんと可愛いな……
これだから、多少過保護にするのも無理はないと思う。
うん。
その夜。
職員会議も無事終わり、いつものように天井裏からたまみの部屋を訪ねた。
「たまみ、今日は朝まで温めてあげるよ。」
彼女はきょとんとして「えっ?」と驚いた。
「山田先生にも許可はとった。」
「えっ、でも風邪をうつしてしまうかも…」
「私は大丈夫。ほら、二人で布団に入った方が寒くないだろう?」
そう言って私が先に布団に入り、隣に来るよう布団をぽんと叩いてたまみを促す。
今日は本当に寒くて肌に触れる布団も冷たい。
「たまみ、おいで…」
「…はんすけさん……」
たまみが灯りを消して私の胸にぎゅうっと抱きついた。
その頭をよしよしと撫でる。
寒い夜でも、二人でくっついていれば温かい。
腕のなかにしっかり閉じ込めて彼女の温もりを感じていると…。
「夜分に失礼します。たまみさん、起きてますか。」
廊下から声がした。
…こ、この声は…!
驚いて起き上がろうとするたまみを制して、私が障子を静かに開けた。
「こんな夜更けに女性の部屋を訪ねるとは…どういう了見かな、利吉くん。」
廊下にいたのは小袖姿の利吉くん。
忍装束ではないから仕事の用事ではなさそうだ。
彼は私を見て固まった。
「ど…土井先生こそ、なぜここに…」
「たまみが風邪をひいたから看病していただけだ。君こそなぜここに?」
利吉くんはやや躊躇った後、懐から一枚の手紙を取り出した。
たまみが部屋の灯りをつけると、利吉くんが彼女にまっすぐ向き直った。
「たまみさん、この手紙…」
「?…はい、どうかしましたか?」
たまみは不思議そうに小首をかしげた。
おいおい、利吉くんにも手紙を渡していたのか。
そういえば昼間、山田先生の洗濯物やら荷物を受け取りに来ていたな。
一体何が書かれて…
利吉くんが差し出す手紙を、気になってたまみと一緒に覗き読む。
「「!!?」」
そこには、「今年もたくさん愛してくれて嬉しかったです。来年はもっと一緒に…。」と書いてあった。
たまみは私以上に驚き、真っ赤な顔で手紙を両手で隠した。
「こ、これ、何で利吉さんが持って…!!土井先生に送ったのに…まさか落としたんですか…!?」
「ええっ!?いや待て!私が貰った手紙はこれだ!」
偶然持ってきていた手紙を見せると、たまみが口に手を当ててよろめいた。
「て…手紙が……入れ間違ってる…!!?」
「えぇっ!?」
「土井先生の持ってるのは、山田先生宛に書いたものです…!」
なっ、なにー!?
どうりでちょっと丁寧な文章だなと…!
いやいやちょっと待て!
ということはあれか…利吉くんは…
「利吉くん、つまり君はこの手紙を真に受けて夜這いに来たということか。」
「違います!そうじゃなくてそれは…っ!!」
私が利吉くんの胸ぐらをつかんで睨み付けた瞬間、隣の職員室から大きな物音がした。
「わああっ、お、落ち着きなさい…っ!!」
悲鳴に近い山田先生の声と物音に、利吉くんがため息をついた。
「その手紙は、父上の荷物のなかに入っていました。」
「荷物?」
「家に持ち帰った洗濯物のなかに……それを母上が見つけまして。」
「「ええっ!?」」
「どうしても忍術学園で父上を直接問い詰めると言ってきかなくて…。私がとりあえず確認するから学園の門で待っててほしいと言ったのですが………」
「えっ、じゃあ隣にいるのは利吉くんの…」
「はい。母上が父上に詰めよっているところかと。」
えええええええ。
ちょっ、ちょっと待て!
これはどうしたものか……
山田先生の奥方、遠路寒い夜道を駆けてくるほど居ても立ってもいられなかったのだな…いやまぁ洗濯物にこんな手紙が入っていたらそうだよな。
というか山田先生も帰省荷物によりによってこれを紛れさせてしまうとは…。
何より、まさか手紙を入れ間違って渡すというのは…。
「私、ちゃんと宛名と手紙とを対になるように並べて、絶対入れ間違わないようにしていたのに…何で…!?」
たまみは動揺して俯き考えこんでいる。
利吉くんはその様子に安堵したように肩をすくめた。
「いやぁ、もしこれが本当にたまみさんから父上に宛てたものなら、私も母上とともに父上を吊し上げ…いえ、とっちめているところでした。」
「そ、そんなことあるわけないです!!」
慌てて全身で否定するたまみ。
私も頷きながら利吉くんを見据えた。
「たまみは私だけのもので誰にも渡さないから安心しなさい。」
私と利吉くんの間で火花が飛び散る。
と、そのときたまみが何かを思い出したように手を打った。
「あ、そういえば…!部屋で手紙を並べて墨を乾かしているとき、学園長先生に呼ばれて部屋を少しあけたんです。それで、戻ると職員会議の資料が置かれていて…。もしかしたらそのとき、手紙の位置が変えられたのかも…!」
「職員会議の資料?」
「はい。おそらく…配っていたのは、小松田さんかと………」
たまみが小松田くんの名前を口にすると、利吉くんが苦虫を噛み潰したような顔で呻いた。
「こまつだ……あいつのせいか…!」
「いえっ、私が何かを間違えたのかもしれませんし小松田さんのせいとは限らないのですが…!」
「うーん、とりあえず小松田くんにも聞いてみようか。」
小松田くんは既に眠っていたが、三人で起こして問いただすとすぐに話し始めた。
「ああ…そういえば、土井先生達の職員室に資料を置こうと障子をあけたらすごく強い風が入ったんです。」
「……で?」
利吉くんが怖い目をして促す。
「床に置かれていた紙が何枚か飛んじゃって。適当に戻したんですけど…」
「やっぱり原因は君かぁ~っ!!」
「わああ、利吉さん何で怒って…?!」
「そのせいで母をなだめるのに私がどれ程の苦労をしたと…!!」
「まあまあ利吉くん落ち着いて。とりあえず原因はわかったんだし、早いとこ山田先生の奥方に説明しに行こう。」
利吉くんの肩に手を置いてなだめる。
そのまま四人で職員室に行くと、怒り心頭の奥方とボロボロの山田先生がいて…そして部屋の中がえらいことになっていた。
「カクカクシカジカでして…」
利吉くんが角行とシカのぬいぐるみで説明する。
これで何故伝わるのかは不明だが、奥方は納得してくれたようで怒りを静めてくれた。
たまみがシュンとして謝る。
「すみません…私が封するときに急がずもう一度ちゃんと中身を見ればよかったのに…。不安な気持ちにさせてしまって申し訳ありませんでした。」
「僕もすみませぇん。適当に並べ直したらまさかこんなことになるなんて…」
反省の色が無さそうな小松田くんの苦笑いに利吉くんがまた怒りそうになる。
すると奥さんはこちらもまた後悔を滲ませた表情で首を振った。
「いいえ、私もよく確認しないまま疑ってしまいました。あなた、ごめんなさいね。」
既にボロボロの山田先生は、腕を組み苦々しくため息をついた。
「だから誤解だと何度も言っただろう…!」
「…そうですけど、もとはといえばあなたが全然家に帰らないから……!」
あ、まずい。
また夫婦喧嘩の勃発しそうな雰囲気になってきた。
ここは速やかに戦略的撤退をしなければ。
「えー、では、我々はここで…。あとは夫婦水入らずでごゆっくりどうぞー。」
そそくさと出ようとする私に山田先生の鋭い視線が突き刺さる。
『はんすけ、じぶんだけにげるつもりか…!?』
…矢羽音がなくても分かる。
しかしあえて気づかぬふりをして無視するしかなかった。
私は苦笑しながらたまみ達を連れて職員室を後にしたのだった…。
いつだったか突然の熱で寝込んだことを思い出し、休んで寝ておくように言ったが…。
結局、仕事を休む程ではないと言いきられてしまった。
それでも心配で、部屋で温かくしてできる仕事だけを頼むことにした。
周りからはちょっと過保護すぎやしないかと言われたが関係ない。
悪化してからでは遅いのだ。
きり丸には「そんなんじゃあ、将来もし赤ちゃんができたら土井先生心配すぎて胃に穴があくんじゃないですかぁ。」なんて笑われたが仕方ない。
心配なものは心配だ。
それだけ大事に想っているということだ。
しかしきり丸の話を誰かが聞き間違えたのか、「たまみさんは身籠っているからただの風邪でも大事をとるのだ」とか突拍子もない誤解が飛び交ったのにはまいった……。
しかしまぁ、あれだ。
最優先すべきはたまみの体調だ。
真面目な彼女は大量の宿題を頑張って作り終えていた。
それどころか、お世話になっているからと色んな人に手紙を書いていたようだ。
私にも手紙をくれて、そこには「時に優しく時に厳しく見守ってくださりありがとうございます。来年もまたよろしくお願いします。」と書かれていた。
丁寧な挨拶文に、文字の練習を始めた頃の日記を思い出した。
あれっ、そういえばあの日記……。
私が返事を書くのを忘れて握り込んだままになっていたような…。
とりあえずそこは思い出さなかったことにして笑顔で「ありがとう」と返すと、たまみは頬を染めて嬉しそうに微笑んだ。
ああ、ほんと可愛いな……
これだから、多少過保護にするのも無理はないと思う。
うん。
その夜。
職員会議も無事終わり、いつものように天井裏からたまみの部屋を訪ねた。
「たまみ、今日は朝まで温めてあげるよ。」
彼女はきょとんとして「えっ?」と驚いた。
「山田先生にも許可はとった。」
「えっ、でも風邪をうつしてしまうかも…」
「私は大丈夫。ほら、二人で布団に入った方が寒くないだろう?」
そう言って私が先に布団に入り、隣に来るよう布団をぽんと叩いてたまみを促す。
今日は本当に寒くて肌に触れる布団も冷たい。
「たまみ、おいで…」
「…はんすけさん……」
たまみが灯りを消して私の胸にぎゅうっと抱きついた。
その頭をよしよしと撫でる。
寒い夜でも、二人でくっついていれば温かい。
腕のなかにしっかり閉じ込めて彼女の温もりを感じていると…。
「夜分に失礼します。たまみさん、起きてますか。」
廊下から声がした。
…こ、この声は…!
驚いて起き上がろうとするたまみを制して、私が障子を静かに開けた。
「こんな夜更けに女性の部屋を訪ねるとは…どういう了見かな、利吉くん。」
廊下にいたのは小袖姿の利吉くん。
忍装束ではないから仕事の用事ではなさそうだ。
彼は私を見て固まった。
「ど…土井先生こそ、なぜここに…」
「たまみが風邪をひいたから看病していただけだ。君こそなぜここに?」
利吉くんはやや躊躇った後、懐から一枚の手紙を取り出した。
たまみが部屋の灯りをつけると、利吉くんが彼女にまっすぐ向き直った。
「たまみさん、この手紙…」
「?…はい、どうかしましたか?」
たまみは不思議そうに小首をかしげた。
おいおい、利吉くんにも手紙を渡していたのか。
そういえば昼間、山田先生の洗濯物やら荷物を受け取りに来ていたな。
一体何が書かれて…
利吉くんが差し出す手紙を、気になってたまみと一緒に覗き読む。
「「!!?」」
そこには、「今年もたくさん愛してくれて嬉しかったです。来年はもっと一緒に…。」と書いてあった。
たまみは私以上に驚き、真っ赤な顔で手紙を両手で隠した。
「こ、これ、何で利吉さんが持って…!!土井先生に送ったのに…まさか落としたんですか…!?」
「ええっ!?いや待て!私が貰った手紙はこれだ!」
偶然持ってきていた手紙を見せると、たまみが口に手を当ててよろめいた。
「て…手紙が……入れ間違ってる…!!?」
「えぇっ!?」
「土井先生の持ってるのは、山田先生宛に書いたものです…!」
なっ、なにー!?
どうりでちょっと丁寧な文章だなと…!
いやいやちょっと待て!
ということはあれか…利吉くんは…
「利吉くん、つまり君はこの手紙を真に受けて夜這いに来たということか。」
「違います!そうじゃなくてそれは…っ!!」
私が利吉くんの胸ぐらをつかんで睨み付けた瞬間、隣の職員室から大きな物音がした。
「わああっ、お、落ち着きなさい…っ!!」
悲鳴に近い山田先生の声と物音に、利吉くんがため息をついた。
「その手紙は、父上の荷物のなかに入っていました。」
「荷物?」
「家に持ち帰った洗濯物のなかに……それを母上が見つけまして。」
「「ええっ!?」」
「どうしても忍術学園で父上を直接問い詰めると言ってきかなくて…。私がとりあえず確認するから学園の門で待っててほしいと言ったのですが………」
「えっ、じゃあ隣にいるのは利吉くんの…」
「はい。母上が父上に詰めよっているところかと。」
えええええええ。
ちょっ、ちょっと待て!
これはどうしたものか……
山田先生の奥方、遠路寒い夜道を駆けてくるほど居ても立ってもいられなかったのだな…いやまぁ洗濯物にこんな手紙が入っていたらそうだよな。
というか山田先生も帰省荷物によりによってこれを紛れさせてしまうとは…。
何より、まさか手紙を入れ間違って渡すというのは…。
「私、ちゃんと宛名と手紙とを対になるように並べて、絶対入れ間違わないようにしていたのに…何で…!?」
たまみは動揺して俯き考えこんでいる。
利吉くんはその様子に安堵したように肩をすくめた。
「いやぁ、もしこれが本当にたまみさんから父上に宛てたものなら、私も母上とともに父上を吊し上げ…いえ、とっちめているところでした。」
「そ、そんなことあるわけないです!!」
慌てて全身で否定するたまみ。
私も頷きながら利吉くんを見据えた。
「たまみは私だけのもので誰にも渡さないから安心しなさい。」
私と利吉くんの間で火花が飛び散る。
と、そのときたまみが何かを思い出したように手を打った。
「あ、そういえば…!部屋で手紙を並べて墨を乾かしているとき、学園長先生に呼ばれて部屋を少しあけたんです。それで、戻ると職員会議の資料が置かれていて…。もしかしたらそのとき、手紙の位置が変えられたのかも…!」
「職員会議の資料?」
「はい。おそらく…配っていたのは、小松田さんかと………」
たまみが小松田くんの名前を口にすると、利吉くんが苦虫を噛み潰したような顔で呻いた。
「こまつだ……あいつのせいか…!」
「いえっ、私が何かを間違えたのかもしれませんし小松田さんのせいとは限らないのですが…!」
「うーん、とりあえず小松田くんにも聞いてみようか。」
小松田くんは既に眠っていたが、三人で起こして問いただすとすぐに話し始めた。
「ああ…そういえば、土井先生達の職員室に資料を置こうと障子をあけたらすごく強い風が入ったんです。」
「……で?」
利吉くんが怖い目をして促す。
「床に置かれていた紙が何枚か飛んじゃって。適当に戻したんですけど…」
「やっぱり原因は君かぁ~っ!!」
「わああ、利吉さん何で怒って…?!」
「そのせいで母をなだめるのに私がどれ程の苦労をしたと…!!」
「まあまあ利吉くん落ち着いて。とりあえず原因はわかったんだし、早いとこ山田先生の奥方に説明しに行こう。」
利吉くんの肩に手を置いてなだめる。
そのまま四人で職員室に行くと、怒り心頭の奥方とボロボロの山田先生がいて…そして部屋の中がえらいことになっていた。
「カクカクシカジカでして…」
利吉くんが角行とシカのぬいぐるみで説明する。
これで何故伝わるのかは不明だが、奥方は納得してくれたようで怒りを静めてくれた。
たまみがシュンとして謝る。
「すみません…私が封するときに急がずもう一度ちゃんと中身を見ればよかったのに…。不安な気持ちにさせてしまって申し訳ありませんでした。」
「僕もすみませぇん。適当に並べ直したらまさかこんなことになるなんて…」
反省の色が無さそうな小松田くんの苦笑いに利吉くんがまた怒りそうになる。
すると奥さんはこちらもまた後悔を滲ませた表情で首を振った。
「いいえ、私もよく確認しないまま疑ってしまいました。あなた、ごめんなさいね。」
既にボロボロの山田先生は、腕を組み苦々しくため息をついた。
「だから誤解だと何度も言っただろう…!」
「…そうですけど、もとはといえばあなたが全然家に帰らないから……!」
あ、まずい。
また夫婦喧嘩の勃発しそうな雰囲気になってきた。
ここは速やかに戦略的撤退をしなければ。
「えー、では、我々はここで…。あとは夫婦水入らずでごゆっくりどうぞー。」
そそくさと出ようとする私に山田先生の鋭い視線が突き刺さる。
『はんすけ、じぶんだけにげるつもりか…!?』
…矢羽音がなくても分かる。
しかしあえて気づかぬふりをして無視するしかなかった。
私は苦笑しながらたまみ達を連れて職員室を後にしたのだった…。