(おまけ)

「でね！急に訪ねてきた男の子がキリッとした目の男前で。半助とにらみ合って##NAME1##さんを取り合ってたのよ！」

「えー！それでそれで？！」

「半助が##NAME1##さんの手を引いて出ていったわ。」

「家事育児全般してくれそうな優しい年上か、同い年くらいの若くて強引なイケメンか…迷うわねぇ。」

「私だったら強引に押されたら流されちゃうかもー。」

「でもねぇ、もし愛が冷めたら家庭的な男性のほうが将来楽よぉ。」

「でもほら、仕事ばかりでろくに家にも帰れないようじゃ、いくら家事ができて優しくてもねぇ。」

「そんなこと思うのは最初だけよ。そのうち亭主元気で留守がいいなんてことになるんだから。」

「じゃあさ、そんなときにその若い強引な男前が来たりしたら？」

「あ～それもう危ないわ。」

かくして、好き勝手言いたい放題のおばさまがたの井戸端会議は延々と続いたのだった。