第11話 守ってくれますか
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(おまけ)
「あぁぁああ、土井先生かっこよかった…!!!」
数刻後、私は職員室でプリントの整理をしながら先程のことを思い返していた。
「めっちゃ強いし優しいし…!!」
手にもった紙で机をバシバシたたいて気持ちを静めようとしていると。
「…たまみくん、心の声が駄々漏れているぞ。」
「ぃやッ、山田先生っ!!?い、いつから!?今の、聞こえました?」
「あんな大声で言ってたらそりゃなぁ。」
は、恥ずかしすぎる…!!!
「え、えーと…あの、すみません、いまのはご内密に…!」
「わかったわかった。私からは何も言わんよ。」
「ありがとうございます…!」
私は照れ笑いで誤魔化そうとして気づかなかった。
山田先生の視線が障子の向こうに向けられていることに。
そして廊下には、偶然冒頭のセリフが呟かれたとき障子に手をかけようとしていた土井先生がいたことに。
そうして耳まで赤くして部屋に入るに入れなくなった土井先生は、暫く廊下に佇んでいたのだった。
「あぁぁああ、土井先生かっこよかった…!!!」
数刻後、私は職員室でプリントの整理をしながら先程のことを思い返していた。
「めっちゃ強いし優しいし…!!」
手にもった紙で机をバシバシたたいて気持ちを静めようとしていると。
「…たまみくん、心の声が駄々漏れているぞ。」
「ぃやッ、山田先生っ!!?い、いつから!?今の、聞こえました?」
「あんな大声で言ってたらそりゃなぁ。」
は、恥ずかしすぎる…!!!
「え、えーと…あの、すみません、いまのはご内密に…!」
「わかったわかった。私からは何も言わんよ。」
「ありがとうございます…!」
私は照れ笑いで誤魔化そうとして気づかなかった。
山田先生の視線が障子の向こうに向けられていることに。
そして廊下には、偶然冒頭のセリフが呟かれたとき障子に手をかけようとしていた土井先生がいたことに。
そうして耳まで赤くして部屋に入るに入れなくなった土井先生は、暫く廊下に佇んでいたのだった。