第36話 きみの幸せ
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たまみさんは、利吉くんに惹かれているのだろうか。
先日見た風景が頭から離れない。
利吉くんの腕の中で、静かにじっとしている彼女の姿…。
利吉くんを子どもの頃から知っている私は、彼のいいところも十分知っている。
器用で優しく気遣いもできる利吉くんのことだ、女性の心を掴むのはそう難しいことではないだろう。
たまみさんは自分の年齢が分からないと言っていたが、おそらく私よりも利吉くんの方が歳も近い…むしろ同い年位ではないのか。
利吉くんは経済力もあるし忍としての実力もある。
私は自分の手のひらをじっと見つめた。
これまでのこと…そしてこれからの道…。
私はいま忍術学園のなかで彼女の手助けをしてやることはできても、それ以外に彼女のために何をしてあげられるのだろう…。
考えれば考えるほど、利吉君の方がたまみさんを幸せにできるような気がしてきた。
もし、たまみさんの気持ちが利吉くんに向きつつあるのであれば、私は、それを引き留めるべきではないのかもしれない…。
彼女の幸せを考えるのであれば、自分の気持ちを押し殺してでも、彼女を利吉くんに託した方がいいのかもしれない…。
そんなことを考えて、いつの間にか数日が経っていた。
先日見た風景が頭から離れない。
利吉くんの腕の中で、静かにじっとしている彼女の姿…。
利吉くんを子どもの頃から知っている私は、彼のいいところも十分知っている。
器用で優しく気遣いもできる利吉くんのことだ、女性の心を掴むのはそう難しいことではないだろう。
たまみさんは自分の年齢が分からないと言っていたが、おそらく私よりも利吉くんの方が歳も近い…むしろ同い年位ではないのか。
利吉くんは経済力もあるし忍としての実力もある。
私は自分の手のひらをじっと見つめた。
これまでのこと…そしてこれからの道…。
私はいま忍術学園のなかで彼女の手助けをしてやることはできても、それ以外に彼女のために何をしてあげられるのだろう…。
考えれば考えるほど、利吉君の方がたまみさんを幸せにできるような気がしてきた。
もし、たまみさんの気持ちが利吉くんに向きつつあるのであれば、私は、それを引き留めるべきではないのかもしれない…。
彼女の幸せを考えるのであれば、自分の気持ちを押し殺してでも、彼女を利吉くんに託した方がいいのかもしれない…。
そんなことを考えて、いつの間にか数日が経っていた。