第31話 薬草摘み
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たまみさんは大丈夫かな…。
土井先生には部屋で待つようにと言われたけど、どうしても心配で学園の門の近くで伊作先輩と二人の帰りを待っていた。
それからどれくらい経っただろうか、雨がやみかけた頃に土井先生が門をくぐって帰ってきた。
その腕にはたまみさんが抱きかかえられていた。
「土井先生!たまみさん!」
私が駆け寄るとたまみさんは弱々しく私に微笑んで聞いた。
「大丈夫?怪我してない?」
「私は大丈夫です!たまみさんこそ…」
「うん、土井先生が助けてくれたから…」
たまみさんは伊作先輩の腕をじっと見た。
伊作先輩が険しい表情で答える。
「これくらいかすり傷です。それよりたまみさん、顔色が…」
「大きな外傷はないが川の水にさらされて体が冷えてるんだ。私はたまみさんを新野先生のところへ連れていくから、お湯を…」
「用意してあります。乱太郎、新野先生にお二人が戻られたことと状態を先に伝えてくれ。僕は食堂のおばちゃんに身体が温まるものを頼んでくる。」
「はい!」
私は大急ぎで医務室に走った。
そうしてたまみさんは数日後には元気になり、私はたまみさんも伊作先輩も大きな怪我がなく帰ってこれたことに感謝した。
…そして、薬草は結局誰も持ってかえれなかったことに暫くしてから気づいたのだった。
土井先生には部屋で待つようにと言われたけど、どうしても心配で学園の門の近くで伊作先輩と二人の帰りを待っていた。
それからどれくらい経っただろうか、雨がやみかけた頃に土井先生が門をくぐって帰ってきた。
その腕にはたまみさんが抱きかかえられていた。
「土井先生!たまみさん!」
私が駆け寄るとたまみさんは弱々しく私に微笑んで聞いた。
「大丈夫?怪我してない?」
「私は大丈夫です!たまみさんこそ…」
「うん、土井先生が助けてくれたから…」
たまみさんは伊作先輩の腕をじっと見た。
伊作先輩が険しい表情で答える。
「これくらいかすり傷です。それよりたまみさん、顔色が…」
「大きな外傷はないが川の水にさらされて体が冷えてるんだ。私はたまみさんを新野先生のところへ連れていくから、お湯を…」
「用意してあります。乱太郎、新野先生にお二人が戻られたことと状態を先に伝えてくれ。僕は食堂のおばちゃんに身体が温まるものを頼んでくる。」
「はい!」
私は大急ぎで医務室に走った。
そうしてたまみさんは数日後には元気になり、私はたまみさんも伊作先輩も大きな怪我がなく帰ってこれたことに感謝した。
…そして、薬草は結局誰も持ってかえれなかったことに暫くしてから気づいたのだった。