7.
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木ノ葉の里のある昼下がり。
任務も訓練も休みとなった貴重な一日。
木ノ葉の里・甘味処「花紬」でナマエはサクラ、イノと共に茶屋の縁側で涼みながら、甘味を頬張っていた。
(と言ってもナマエはいつも通りの甘酒だけれども)
「っは〜、やっぱここのあんみつ最高〜っ!」
イノが嬉しそうに笑いながら、黒蜜をたっぷりとかける。
「イノ、またそんなにかけて……だから太るんでしょ」
「誰が太ってるのよー!!」
サクラとイノの軽口も相変わらず。
そんな年頃の二人をナマエは微笑ましく思いながら見守っていた。
外では蝉が鳴いているけれど、店内はひんやりと涼しく、三人の女の子たちの笑い声が穏やかに響く。
「……でね、それでサスケくんが助けてくれたの。私、チャクラほとんど切れてて動けなかったから、本当にサスケくんが来てくれてなかったらどうなってたか……」
サクラが、ほんのり頬を染めながら語る。
「へぇ〜、それは、嬉しかったね」
ナマエはにこにこしながら、寒天をすくって黒蜜をかけた。
「そうなの! だから何かお礼したいんだけど、サスケくんってあんまり物とか喜ばなさそうじゃない? だから、ナマエさんに相談したくて……」
「ちょっと待ったぁ!」
イノが甘味皿をカウンとテーブルに置き、ややムッとした表情を浮かべた。
「同じ班だからって調子に乗ってるんじゃないわよ! 抜け駆けは許さないわ!」
「アンタには関係ないじゃない!勝手についてきただけのくせに!」
先ほどまでの和やかなムードはどこへやら、サクラがムッとしたかのようにイノに言葉を返した。
「そりゃ行くでしょ、ナマエさんとサクラって話題に出るのはサスケくんに決まってるし。私も先輩に聞きたいこといっぱいあるんだから!」
イノがじと目を向けると、サクラはその視線に応じて一発触発の気配になったがー
まあまあ、とナマエが取り直した。
「うーん、サスケへのプレゼントねぇ……消えもので定番の甘いものは苦手だし、欲しがってるクナイはちょっとしたお礼には高いしねぇ。
手紙に、絆創膏とか実用的な物を添えるのはどうかなぁ」
「手紙かぁ……サスケくん、受け取ってくれるかなぁ」
「どうかしらね〜」
イノの茶かしに真剣に悩むサクラ。
ぎゃあぎゃあとまた言い争う二人に、ナマエは「きっと大丈夫だよ」と添え、それだけのエネルギーを向けられているサスケを羨ましく思うと同時に、サスケの顔を思い浮かべた。
小さい時は可愛らしい顔をしていたのに、こんなに罪作りな男になっちゃって。
サスケの幼き頃を思い出していたナマエに、ふっと、サクラがこちらを向き、口を開いた。
「ナマエさんは?」
「え?」
「ナマエさんは好きな人とかいるんですか?」
「あ、それ聞きたい」
「えっ」
視線を落とし、うーんと考えながら、どう答えたらこの二人が納得するものかと一考する。
「……いないかな」
その言葉に、ふたりはぴたりと動きを止めた。
「かなってどういうことですか?」
イノが眉を寄せる。
「ごめん、かなじゃなくて、いない。」
「でもすぐにはいないって言い切れなかったってことですよね?」
「厳しいなぁ…」
サクラがじっとナマエの顔を見る。
ナマエは目をそらすでもなく、けれども真正面からも答えず、ほんの少し曖昧な笑みを浮かべた。
「そりゃ、生きてればときめくことはあるよ?でも、少なくとも、いろんな手間ひまかけてまで恋仲になりたいと思う人はいない。そういう意味のいない、かな」
「……あー、わかんない!じゃあ ナマエさんは、イタチさんの事好きじゃないってこと?あんなにイケメンの幼なじみがいて、好きにならないなんて不思議すぎる!」
「そーだ、絶対お似合いなのに」
イノも頷く。
「それ、本人の前で言ったら生きて帰れないよ?」
「言えませんよ!恐ろしくって!」
その答えにナマエは笑いながら、黒蜜をもう一口。
イタチとの仲を気にされるのはよくあることで、いつもナマエは笑って受け流していた。
「恋している子をね、見てるぶんには可愛いよ、ふたりとも」
そのひと言に、イノとサクラは一瞬静かになった後、同時にむくれる。
「それ、完全に傍観者の台詞じゃないですか〜!」
「油断してるとナマエさんにも来ますからね、恋のドツボ!」
ナマエは「それは怖いなぁ」と曖昧に笑った。
やんややんやと女性3人、すっかり器がからになったあとも話題は尽きることがないのであった。
任務も訓練も休みとなった貴重な一日。
木ノ葉の里・甘味処「花紬」でナマエはサクラ、イノと共に茶屋の縁側で涼みながら、甘味を頬張っていた。
(と言ってもナマエはいつも通りの甘酒だけれども)
「っは〜、やっぱここのあんみつ最高〜っ!」
イノが嬉しそうに笑いながら、黒蜜をたっぷりとかける。
「イノ、またそんなにかけて……だから太るんでしょ」
「誰が太ってるのよー!!」
サクラとイノの軽口も相変わらず。
そんな年頃の二人をナマエは微笑ましく思いながら見守っていた。
外では蝉が鳴いているけれど、店内はひんやりと涼しく、三人の女の子たちの笑い声が穏やかに響く。
「……でね、それでサスケくんが助けてくれたの。私、チャクラほとんど切れてて動けなかったから、本当にサスケくんが来てくれてなかったらどうなってたか……」
サクラが、ほんのり頬を染めながら語る。
「へぇ〜、それは、嬉しかったね」
ナマエはにこにこしながら、寒天をすくって黒蜜をかけた。
「そうなの! だから何かお礼したいんだけど、サスケくんってあんまり物とか喜ばなさそうじゃない? だから、ナマエさんに相談したくて……」
「ちょっと待ったぁ!」
イノが甘味皿をカウンとテーブルに置き、ややムッとした表情を浮かべた。
「同じ班だからって調子に乗ってるんじゃないわよ! 抜け駆けは許さないわ!」
「アンタには関係ないじゃない!勝手についてきただけのくせに!」
先ほどまでの和やかなムードはどこへやら、サクラがムッとしたかのようにイノに言葉を返した。
「そりゃ行くでしょ、ナマエさんとサクラって話題に出るのはサスケくんに決まってるし。私も先輩に聞きたいこといっぱいあるんだから!」
イノがじと目を向けると、サクラはその視線に応じて一発触発の気配になったがー
まあまあ、とナマエが取り直した。
「うーん、サスケへのプレゼントねぇ……消えもので定番の甘いものは苦手だし、欲しがってるクナイはちょっとしたお礼には高いしねぇ。
手紙に、絆創膏とか実用的な物を添えるのはどうかなぁ」
「手紙かぁ……サスケくん、受け取ってくれるかなぁ」
「どうかしらね〜」
イノの茶かしに真剣に悩むサクラ。
ぎゃあぎゃあとまた言い争う二人に、ナマエは「きっと大丈夫だよ」と添え、それだけのエネルギーを向けられているサスケを羨ましく思うと同時に、サスケの顔を思い浮かべた。
小さい時は可愛らしい顔をしていたのに、こんなに罪作りな男になっちゃって。
サスケの幼き頃を思い出していたナマエに、ふっと、サクラがこちらを向き、口を開いた。
「ナマエさんは?」
「え?」
「ナマエさんは好きな人とかいるんですか?」
「あ、それ聞きたい」
「えっ」
視線を落とし、うーんと考えながら、どう答えたらこの二人が納得するものかと一考する。
「……いないかな」
その言葉に、ふたりはぴたりと動きを止めた。
「かなってどういうことですか?」
イノが眉を寄せる。
「ごめん、かなじゃなくて、いない。」
「でもすぐにはいないって言い切れなかったってことですよね?」
「厳しいなぁ…」
サクラがじっとナマエの顔を見る。
ナマエは目をそらすでもなく、けれども真正面からも答えず、ほんの少し曖昧な笑みを浮かべた。
「そりゃ、生きてればときめくことはあるよ?でも、少なくとも、いろんな手間ひまかけてまで恋仲になりたいと思う人はいない。そういう意味のいない、かな」
「……あー、わかんない!じゃあ ナマエさんは、イタチさんの事好きじゃないってこと?あんなにイケメンの幼なじみがいて、好きにならないなんて不思議すぎる!」
「そーだ、絶対お似合いなのに」
イノも頷く。
「それ、本人の前で言ったら生きて帰れないよ?」
「言えませんよ!恐ろしくって!」
その答えにナマエは笑いながら、黒蜜をもう一口。
イタチとの仲を気にされるのはよくあることで、いつもナマエは笑って受け流していた。
「恋している子をね、見てるぶんには可愛いよ、ふたりとも」
そのひと言に、イノとサクラは一瞬静かになった後、同時にむくれる。
「それ、完全に傍観者の台詞じゃないですか〜!」
「油断してるとナマエさんにも来ますからね、恋のドツボ!」
ナマエは「それは怖いなぁ」と曖昧に笑った。
やんややんやと女性3人、すっかり器がからになったあとも話題は尽きることがないのであった。