第69幕(微裏)
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『それで?そうなった原因は?』
「さあ?寝て起きたらこれだからよく分かんねぇんだよ」
『いつからここに居るんだ』
「いつからって……海がウチに来た時からついてきてたけど」
それからずっと海のそばに居たと言うと、気味悪そうに顔を歪める。
『ストーカーかよ』
「気づかない海が悪い。気配読むの上手いのに全然気づかねぇじゃん」
『透明になってたら気配も何もないだろ……てか、お前さっきから何して……』
「ん?そりゃ……ね?」
ズボンの中からシャツの裾を引っ張り出し、ボタンを外していく。開いたシャツの隙間から手を差し入れようとしたところで海に止められる。
『いい加減にしろ』
「え、ダメ?」
『むしろなんで大丈夫だと思ってんだよ』
「疲れてるみたいだから癒してあげようかと」
『ふざけんな。別に頼んでない』
銀時の手を押し退けて座り直そうとする海を自分の方へと引き戻しつつ、シャツの中へと手を突っ込んで素肌を撫でた。
『おいッ!』
「だって久しくしてなかっただろ?海は良くても俺がヤダ」
『ふざけたこと言ってんじゃ──んっ!』
くりっと胸の飾りを摘む。揉むように弄れば、海は小さく喘ぎ声を漏らし始めた。
『やめ……んぅ……』
「よしよし。気持ちいいね」
『良くなッ……あっ』
恥ずかしそうに口を手で押えて身をよじる。そんなんで銀時の手から逃れられるわけもなく、海の両胸は銀時の手でも見込まれていく。
「ね、海。どこまでシテいいの?」
『どこまでっ……て』
「……最後までする?」
銀時の一言で海の頬は赤く染まっていく。
「覚えてるでしょ?ホテルでしたこと」
身体を重ねてから一月以上経ったが、忘れるわけもない。あれだけ濃密な時間を過ごしたのだから。
それは海も同じで、その時のことを思い出したのか茹でダコのように真っ赤になっていた。
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