第233幕
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「このままじゃ装置は作動できん。本当に覚えがねーのか?事故の時、おめえの身に何か起こったりしなかったか?」
「事故の時?」
暫し考えたあと銀時はハッと何かを思い出した表情をした。そして慌てた様子でカラクリ屋を出ていく。
『なんかあったのか』
「ったく、めんどくせぇ!おい、海!お前も来い!」
『なんで俺まで出なきゃなんねぇんだよ』
土方にグイッと腕を強く引っ張られるもその場に踏ん張って耐える。
「このままでいられるわけねぇだろうが!」
『それとこれとどういう関係が……!』
「海様、銀時様が土方さんのままでいいんですか?」
『それは……』
「欠けたもんが戻りゃ元に戻すことは可能だ。それまで手ェ貸してやってもいいんじゃねぇか?」
なんでたまと源外に説得されてるんだ。
『わかった……手伝えばいいんだろうが、手伝えば!』
「なんでお前そんな嫌そうなの!?」
『お前らが絡むとろくな事にならねぇんだよ!毎回そうじゃねぇか』
「それはアイツが変な事ばかりするせいだろうが!」
『お前も一緒んなってその変なことしてるだろうが!付き合わされるこっちの身にもなれよ!テメェらのせいでどんだけ俺が仕事してると思ってんだよ、ああ!?』
「そ、それは悪いと思って……」
『そんなちっせぇ声じゃ聞こえねぇんだよ。ハッキリ言えよ、ハッキリ!!』
銀時と土方が入れ替わったせいで屯所の中はめちゃくちゃになっている。銀時が自由にやればいいとか言うから近藤や総悟は仕事を放り投げてしまっていた。それが海に全て回ってきているのだ。ここ数日分のストレスを晴らすように海は土方へと文句を言いながら何度も足を振り上げた。
「なんで俺がこんな目に合ってんの!?」
『うるせぇ、黙れ!!!』
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