事件ファイル(1)前編
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どうしたものか。
とりあえず海の衣服は全て剥いだ。全裸の状態でベッドに寝転がっている姿はとても扇情的で、今すぐにでも食い尽くしたい欲求に駆られる。そう気分的には、だ。
「(足が痛くて動くに動けねぇ!)」
左足の太ももを怪我しているせいで動けない。今膝立ちになっているのも辛いくらいだ。これで海とするには無理がある。なんなら痛みで自慢のイチモツが萎え始めているし。
でもここで止めたら海がしんどくなってしまう。
「(何か……何か良い方法は……)」
足に負担をかけずにする方法はないか。色々な体位を思い浮かべていると、海がむくりと起き上がった。
「ん?海?」
『うえに……なる』
「……え?」
『ぎん、あし……けがしてるから』
今この子はなんと言ったか。
『だから今日は銀時が寝て』
ぐっと肩を押されて今度は銀時がベッドに横になる。目をぱちくりしてる間に海はもぞもぞと銀時の下着を引っ張っていた。
「ちょっと待った。海、お前それどういう意味か分かってんの?」
『いみ?』
頭が回ってなさそうな顔でこてんと首を傾げる。彼は自分が言った言葉の意味をちゃんと理解しているのか。
「上になるって……それ……騎乗位ってことだろ」
『なまえはしらない。たぶん、そっちのほうがらくだろ』
確かに楽は楽だ。正常位と違って足に負担はかからない。
だがそうじゃない。海がなんで騎乗位を知ってるんだ。前まで正常位ですらよく分かっていなかったのに。
「それ誰から教えてもらったの?」
『なにを?』
「上に乗るやり方。誰に教わったの?」
『ほん』
「本……?」
『おうしゅうしたもののなかにあった』
押収した物の中にあった?
海の説明がイマイチ理解できない。とりあえず誰かから直接教えられたわけじゃないということが分かって安心した。
「本見ただけで分かんの?どうやるか本当に知ってんの?」
『……さあ?』
絶対に分かっていない。今の状態を見ればわかる。銀時の下着を取った後、海の手は止まってしまっている。これからどうすればいいのか分からず首を傾げているのだから。
「無理しなくていいから。てかそんな知識を頭に入れるんじゃありません」
『ぎんときはしってるの』
「え?そりゃまあ」
『ならおしえて』
「は!?」
腹の上に跨ってきたかと思えば、ずいっと顔を寄せてくる。むくれた顔でじっと見つめてくる海がとてつもなく可愛らしい。
「お、教えろって……」
『ぎん』
「わ、分かったから。ったく……あー……まずはその……ならさねぇと」
『ならす?』
「そう。このまま挿れたんじゃ痛いでしょうが。だからここを濡らしてならすの」
海の尻へと手を伸ばして菊口を撫でる。それだけでも甘い吐息を漏らして見を捩らせた。
『んっ、ふ……』
「うん……なんか触っただけでイキそうなんですけど」
海のものはダラダラと汁を零し続けている。それを掬って後ろへと持っていき、解すように塗りつける。
『あっ、んん……』
「海くんこれ出来る?」
『でき……』
熟した林檎もビックリなくらい顔が真っ赤だ。恐る恐る海は手を後ろへと回す。銀時の手に重ねるようにして菊口に触れる。
「手伝ってやるから。やってみ」
海の指を絡めて中を解す。指を出し入れする度に海の身体はビクリと跳ねる。
一本目がすんなり入り、二本目を入れようとしたところで海は身を震わせながら鳴いた。
『んあっ!やっあああ』
「そりゃ耐えられねぇわな」
どくりと白濁を吐き出す。それでもまだ硬いまま。
「(体力持つのかこれ)」
いつも三回ほどで海は疲れて寝てしまうのだが、媚薬が入っている状態だとどうなるかわからない。むしろ眠ってしまったほうが楽になるんじゃないかと思う。
『ぎん……』
「続きするか?」
考える間もなく海は頷く。中に入っている指は中へ中へと入り込んでいる。奥が疼いて仕方ないのだろう。
「もう少し解したら、な?」
指が三本入った頃には海は二度果てていた。相変わらず硬度は保ったまま。盛られた薬はとても強いものらしい。
「(こりゃ明日動けねぇぞ)」
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