朝日奈家へ居候
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何とも快適なベッドから起床して1時間。
今日は出かける予定だったので、部屋着から着替えて気分を上げる為にいつものナチュラルメイクではなく、お出かけ用のメイクを施す。
「お、今日はいい感じにできたな」
ケバくないように、これ以上に目つきが悪くならないように丸く引いたアイライン。
その上にはゴールドとボルドーのシャドウをのせて、大人っぽいイメージに。
チークは甘すぎないオレンジベージュ、リップもオレンジ系でまとめる。
「服はお気に入りのこれにし〜よおっと♪」
いっけね、お出かけするのが嬉しくてつい語尾に♪が…。
トップスは黒のオフショルTシャツ。右肩の部分にベルトのような飾りが付いていて、胸のあたりは編み込みになっている。
ボトムスは明るめのデニムショートパンツにして、靴はベージュのパンプス。
このコーデはボトムスがハイウェストタイプだから、靴も合わせて足長効果バッチリですよ…ぐへへ。
長い髪の毛も、編み込んだり軽く巻いたりして遊び、最後にポニーテールでまとめたら、今日のお出かけコーデ完成!
「よし、朝ご飯手伝いに行くか」
ルンルン気分で自室を後にして、右京さんと絵麻ちゃんが朝ご飯の準備をしているであろう5階へと向かった。
「おはようございまーす」
挨拶をしながらリビングに続く階段を降りていくと、まだ誰もいなかった。
キッチンの方を覗くと、予想通り右京さんと絵麻ちゃんがご飯の準備をしていた。
「おはようございます、今日の朝ご飯は何ですか?」
「おはようご……っ!?」
「っ?!」
「…?どうしたんですか、二人して」
「いや、何でもないですっ…!」
「?」
私を視界に入れるなり、二人とも目を丸くする。
絵麻ちゃんなんか若干頬が赤いけど、大丈夫か?
一体何だと言うのだ…私服か?私服が悪いのか?お気に入りなんだけどなぁ…。
「今日は洋食にしようと思いまして、オムレツと…」
驚いたことをなかったように振る舞いながら右京さんは言う。
どこかのホテルの朝食のようなメニューを聞いて、さらに気分が良くなった私は、すでに出来上がっていた料理をテーブルへと運ぶ。
「奈菜さん、ありがとうございます」
「いやいや、これぐらいしか出来ないので手伝わせてちょうだいな」
「奈菜さん、こちらもお願いできますか?」
「は〜い」
絵麻ちゃんにお礼を言われてさらに気分が上がる。
右京さんに言われて、出来上がった料理を何回か運んでいるうちにみんなが集まってきた。
「おはよう」
「ふぁ…おはよ〜…」
最初に降りてきたのは双子の二人。
そして椿さんが私を見るなり、目を輝かせる。待て、嫌な予感しかしない。
「奈菜何それめっっっっっちゃかぁいいねー!」
「うわ!?抱きつかないでください!!」
「雰囲気が違ったから驚いた…似合っているよ」
「あ、ありがとうございます…梓さん」
椿さんに抱きしめられながら、梓さんに褒められるこの状況まじカオス。
でも褒められたからよしとしよう。素直に嬉しいしね!
「ほら椿、離れて」
「えー!」
べりっという音がふさわしいような動作で、梓さんは私から椿さんを剥がしてくれた。
まじ助かった…梓さんまじ感謝…。
「おはよ……あれ、奈菜ちゃん」
「…っ!…要さん、おはようございます」
昨日の出来事のせいで、顔がまた熱くなるのを感じる。
そんな素振りを見せないように、出来るだけ自然に挨拶を返す。
「…すごく可愛いね、今日出かけるの?」
「はい、買い物に出かけようかと思って」
「そっか、ご一緒したいところだけど…今日は檀家さんと予定があるからなぁ」
「あーら残念、荷物持ちにしようと思ったのに」
「ははっ、君の荷物持ちならいつでも大歓迎だけどね」
「はいはい」
良かった、いつも通り振る舞えている。内心めっちゃドキドキしてるけど。
本当この人は読めない。そこがいいのか、悪いのか。
要さんと軽口を叩いていると、他の兄弟たちも起きてきた。
「はよ……!?」
「おはよーっす……て、はぁ!?」
「うるさいな?!…何だよ二人してさ」
「お、おま…っ!!」
侑介と昴が起きてきて、顔を真っ赤にする。
雄介に至っては私を指差して、今にも倒れそうになっている。大丈夫かお前、主に頭が。
「何なの?」
「奈菜がセクシーだから照れてんだよー☆」
「はぁ?」
「…奈菜さん、もう少し露出の少ない服は無いのですか?」
「そんなに多いですか?これ…」
「でもすごく似合ってて、いいと思いますけど…」
「絵麻ちゃんありがとー!」
まさかの露出多すぎ問題か。ゆーても、足と肩くらいしか露出してないんだけどな。
絵麻ちゃんが誉めてくれたからお姉ちゃん嬉しいぞ!抱きしめちゃる!
「うんうん、今日の奈菜ちゃんはセクシーだよねぇ…特にコ・コ・が♡」
「!」
「バッ!かな兄何やってんだよ!!」
「〜っ!!?」
要さんがトップスの編み込みになった部分に指を突っ込んで、紐を軽く引っ張る。
そうすると必然と私の胸に触れるわけで。
昨日の出来事を思い出して、引いたはずの熱が再度顔に集まる。
「何すんだこのエロ坊主!!」
「ぐはっ!いっ…てぇ…そんなに怒ることないじゃない」
「怒るわバカ!」
咄嗟に回し蹴りを決めて、要さんから距離を取る。
いい感じに入って、相当痛いだろうけど知らん!自業自得じゃボケ!
「かーなーめー…?」
「げっ…」
痛みに苦しんでいる要さんの後ろに般若を携えた右京さんが立つ。
冷や汗を垂らして、やべぇという顔をした要さんを見て私はほくそ笑んだ。ざまぁ。
今日は出かける予定だったので、部屋着から着替えて気分を上げる為にいつものナチュラルメイクではなく、お出かけ用のメイクを施す。
「お、今日はいい感じにできたな」
ケバくないように、これ以上に目つきが悪くならないように丸く引いたアイライン。
その上にはゴールドとボルドーのシャドウをのせて、大人っぽいイメージに。
チークは甘すぎないオレンジベージュ、リップもオレンジ系でまとめる。
「服はお気に入りのこれにし〜よおっと♪」
いっけね、お出かけするのが嬉しくてつい語尾に♪が…。
トップスは黒のオフショルTシャツ。右肩の部分にベルトのような飾りが付いていて、胸のあたりは編み込みになっている。
ボトムスは明るめのデニムショートパンツにして、靴はベージュのパンプス。
このコーデはボトムスがハイウェストタイプだから、靴も合わせて足長効果バッチリですよ…ぐへへ。
長い髪の毛も、編み込んだり軽く巻いたりして遊び、最後にポニーテールでまとめたら、今日のお出かけコーデ完成!
「よし、朝ご飯手伝いに行くか」
ルンルン気分で自室を後にして、右京さんと絵麻ちゃんが朝ご飯の準備をしているであろう5階へと向かった。
「おはようございまーす」
挨拶をしながらリビングに続く階段を降りていくと、まだ誰もいなかった。
キッチンの方を覗くと、予想通り右京さんと絵麻ちゃんがご飯の準備をしていた。
「おはようございます、今日の朝ご飯は何ですか?」
「おはようご……っ!?」
「っ?!」
「…?どうしたんですか、二人して」
「いや、何でもないですっ…!」
「?」
私を視界に入れるなり、二人とも目を丸くする。
絵麻ちゃんなんか若干頬が赤いけど、大丈夫か?
一体何だと言うのだ…私服か?私服が悪いのか?お気に入りなんだけどなぁ…。
「今日は洋食にしようと思いまして、オムレツと…」
驚いたことをなかったように振る舞いながら右京さんは言う。
どこかのホテルの朝食のようなメニューを聞いて、さらに気分が良くなった私は、すでに出来上がっていた料理をテーブルへと運ぶ。
「奈菜さん、ありがとうございます」
「いやいや、これぐらいしか出来ないので手伝わせてちょうだいな」
「奈菜さん、こちらもお願いできますか?」
「は〜い」
絵麻ちゃんにお礼を言われてさらに気分が上がる。
右京さんに言われて、出来上がった料理を何回か運んでいるうちにみんなが集まってきた。
「おはよう」
「ふぁ…おはよ〜…」
最初に降りてきたのは双子の二人。
そして椿さんが私を見るなり、目を輝かせる。待て、嫌な予感しかしない。
「奈菜何それめっっっっっちゃかぁいいねー!」
「うわ!?抱きつかないでください!!」
「雰囲気が違ったから驚いた…似合っているよ」
「あ、ありがとうございます…梓さん」
椿さんに抱きしめられながら、梓さんに褒められるこの状況まじカオス。
でも褒められたからよしとしよう。素直に嬉しいしね!
「ほら椿、離れて」
「えー!」
べりっという音がふさわしいような動作で、梓さんは私から椿さんを剥がしてくれた。
まじ助かった…梓さんまじ感謝…。
「おはよ……あれ、奈菜ちゃん」
「…っ!…要さん、おはようございます」
昨日の出来事のせいで、顔がまた熱くなるのを感じる。
そんな素振りを見せないように、出来るだけ自然に挨拶を返す。
「…すごく可愛いね、今日出かけるの?」
「はい、買い物に出かけようかと思って」
「そっか、ご一緒したいところだけど…今日は檀家さんと予定があるからなぁ」
「あーら残念、荷物持ちにしようと思ったのに」
「ははっ、君の荷物持ちならいつでも大歓迎だけどね」
「はいはい」
良かった、いつも通り振る舞えている。内心めっちゃドキドキしてるけど。
本当この人は読めない。そこがいいのか、悪いのか。
要さんと軽口を叩いていると、他の兄弟たちも起きてきた。
「はよ……!?」
「おはよーっす……て、はぁ!?」
「うるさいな?!…何だよ二人してさ」
「お、おま…っ!!」
侑介と昴が起きてきて、顔を真っ赤にする。
雄介に至っては私を指差して、今にも倒れそうになっている。大丈夫かお前、主に頭が。
「何なの?」
「奈菜がセクシーだから照れてんだよー☆」
「はぁ?」
「…奈菜さん、もう少し露出の少ない服は無いのですか?」
「そんなに多いですか?これ…」
「でもすごく似合ってて、いいと思いますけど…」
「絵麻ちゃんありがとー!」
まさかの露出多すぎ問題か。ゆーても、足と肩くらいしか露出してないんだけどな。
絵麻ちゃんが誉めてくれたからお姉ちゃん嬉しいぞ!抱きしめちゃる!
「うんうん、今日の奈菜ちゃんはセクシーだよねぇ…特にコ・コ・が♡」
「!」
「バッ!かな兄何やってんだよ!!」
「〜っ!!?」
要さんがトップスの編み込みになった部分に指を突っ込んで、紐を軽く引っ張る。
そうすると必然と私の胸に触れるわけで。
昨日の出来事を思い出して、引いたはずの熱が再度顔に集まる。
「何すんだこのエロ坊主!!」
「ぐはっ!いっ…てぇ…そんなに怒ることないじゃない」
「怒るわバカ!」
咄嗟に回し蹴りを決めて、要さんから距離を取る。
いい感じに入って、相当痛いだろうけど知らん!自業自得じゃボケ!
「かーなーめー…?」
「げっ…」
痛みに苦しんでいる要さんの後ろに般若を携えた右京さんが立つ。
冷や汗を垂らして、やべぇという顔をした要さんを見て私はほくそ笑んだ。ざまぁ。