短編 進撃の巨人
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私たち調査兵団は、エレンという希望をつれて壁街調査へ出た。
その本当の目的は、真の敵を誘き出すため。
私はリヴァイ班として、壁外調査に出て、無事帰還してきた。
大切な仲間の命を犠牲にして.....
「寝れない」
今は、夜。壁外調査から戻ってきて真っ先に旧調査兵団本部の部屋に戻ってきたのだ。
カナは部屋を出て屋上に出て、縁に座り空を見た。
外には綺麗な星が強く輝いている。
誰が死んでも、時間は過ぎてゆく、取り巻く環境はなに一つとして変わらない。だから、我々は進まなくてはいけない。
いつの日か、エルヴィン団長がそう言っていた。
そうだ、止まるわけには行かない。。私がこんな調子ではエレンを不安にさせてしまう。
だけど、目をつむるとそこにいるのだ。
優しくて、人懐っこくて可愛かったペトラ。
いつも気取ってむかつくけど、頼りになるオレオ。
みんなのお兄さん役のエルド。
いつも黙ってみんなを見守っていた真面目なグンタ。
そこにエレンもいて....そして.......
大好きなリヴァイがいる。
「リヴァイ...そういえば戻ってきてから会ってないなぁ」
きっと、エルヴィン団長とこれからのことを色々話合っているのだろう。
コツ、コツ、コツ....
ふと、屋上に足音が近づいて来るのに気がついた、誰かなんてすぐわかった。
ガチャ
「やっぱりここにいやがったか、カナ」
「リヴァイ....もう会議は終わったの?」
顔も見ずにカナは言った、見てしまえばきっと泣いてしまうから...
「あぁ..」
リヴァイはカナの隣にきて腰を下ろし、同じように空を見上げた。
「エレンは?」
「疲れたんだろ、ガキらしくグーすか寝てた」
「色々あって一番大変だっただろうからね」
エレンには酷な選択をさせてしまった、幼い体に色々な物を背負わせてしまった。先輩面して色々言ってきたのに、結果この様では情けない....
「カナ、悪かった」
「.....え?」
リヴァイが突然謝りカナはなんのことだかさっぱり分からなかった。
「俺がもっと早くに向かっていればカナもクソガキも....辛い思いをしなくてすんだはずだ」
今、なんて言った...もっと早く向かっていれば???
そうじゃない、私が聞きたいのはそんな言葉なんかじゃ.....
「....まるな...」
「あ?」
「謝るな!!!」
気がついたら、怒鳴りつけていた。
カナは涙目になりながら、立ち上がりリヴァイを見下ろした。握りしめた手が怒りで震える。
「カナ...」
「あなたが、謝ったら、私たちの選んだ選択が間違ったことになってしまう!!!」
「っ....」
リヴァイが目を見開いた。
「私たちの選択は間違いなんかじゃない!あの場で最良の選択をした!だから、エレンは生きて帰ることができた!!そうでしょう?!」
ああ、こんな怒鳴るつもりじゃなかったのに...本当は隣で寄り添って、あなたを慰めてあげるはずだったのに。
でも、溢れ出した思いは止まらなかった。
「私たちは、団長やあなたの命令を守った。命に変えて!」
カナは握っていた拳を心臓の上においた。リヴァイは黙ったままカナを見つめている。
まるで、カナの言葉一つ一つを聞き逃さないように...受け止めるように....
「はぁ...はぁ...」
泣かないでいるつもりだったのに、涙が溢れて止まらない。
「カナ...」
気がついたら、私はリヴァイの胸の中にいた。その手は力強く、そして微かに震えていた。
「よく、任務をやり遂げてくれた。」
「うん..」
「お前たちのおかげで、調査兵団はこれからも活動していける」
「....うん....」
「..カナ、生きて帰ってきてくれてありがとう」
そういうとリヴァイは存在を確かめるように静かにキスをした。
「うん、リヴァイ..ただいま...大好きだよ」
「あぁ、おかえり」
空には満点の星空が....
ペトラ、オルオ、エルド、グンタ
きっと皆んながこの空にいる。見守っててね、あなたたちの大好きなリヴァイは私が命に変えても守って見せるから。
あとがき
薄っぺらい内容になってしまった(泣)でも、少しやりたいシーンだったので満足!!
少し弱気になってしまう兵長とか....尊い.......
少しずつ表現を修正してマシになっていけばいいなぁ...
その本当の目的は、真の敵を誘き出すため。
私はリヴァイ班として、壁外調査に出て、無事帰還してきた。
大切な仲間の命を犠牲にして.....
「寝れない」
今は、夜。壁外調査から戻ってきて真っ先に旧調査兵団本部の部屋に戻ってきたのだ。
カナは部屋を出て屋上に出て、縁に座り空を見た。
外には綺麗な星が強く輝いている。
誰が死んでも、時間は過ぎてゆく、取り巻く環境はなに一つとして変わらない。だから、我々は進まなくてはいけない。
いつの日か、エルヴィン団長がそう言っていた。
そうだ、止まるわけには行かない。。私がこんな調子ではエレンを不安にさせてしまう。
だけど、目をつむるとそこにいるのだ。
優しくて、人懐っこくて可愛かったペトラ。
いつも気取ってむかつくけど、頼りになるオレオ。
みんなのお兄さん役のエルド。
いつも黙ってみんなを見守っていた真面目なグンタ。
そこにエレンもいて....そして.......
大好きなリヴァイがいる。
「リヴァイ...そういえば戻ってきてから会ってないなぁ」
きっと、エルヴィン団長とこれからのことを色々話合っているのだろう。
コツ、コツ、コツ....
ふと、屋上に足音が近づいて来るのに気がついた、誰かなんてすぐわかった。
ガチャ
「やっぱりここにいやがったか、カナ」
「リヴァイ....もう会議は終わったの?」
顔も見ずにカナは言った、見てしまえばきっと泣いてしまうから...
「あぁ..」
リヴァイはカナの隣にきて腰を下ろし、同じように空を見上げた。
「エレンは?」
「疲れたんだろ、ガキらしくグーすか寝てた」
「色々あって一番大変だっただろうからね」
エレンには酷な選択をさせてしまった、幼い体に色々な物を背負わせてしまった。先輩面して色々言ってきたのに、結果この様では情けない....
「カナ、悪かった」
「.....え?」
リヴァイが突然謝りカナはなんのことだかさっぱり分からなかった。
「俺がもっと早くに向かっていればカナもクソガキも....辛い思いをしなくてすんだはずだ」
今、なんて言った...もっと早く向かっていれば???
そうじゃない、私が聞きたいのはそんな言葉なんかじゃ.....
「....まるな...」
「あ?」
「謝るな!!!」
気がついたら、怒鳴りつけていた。
カナは涙目になりながら、立ち上がりリヴァイを見下ろした。握りしめた手が怒りで震える。
「カナ...」
「あなたが、謝ったら、私たちの選んだ選択が間違ったことになってしまう!!!」
「っ....」
リヴァイが目を見開いた。
「私たちの選択は間違いなんかじゃない!あの場で最良の選択をした!だから、エレンは生きて帰ることができた!!そうでしょう?!」
ああ、こんな怒鳴るつもりじゃなかったのに...本当は隣で寄り添って、あなたを慰めてあげるはずだったのに。
でも、溢れ出した思いは止まらなかった。
「私たちは、団長やあなたの命令を守った。命に変えて!」
カナは握っていた拳を心臓の上においた。リヴァイは黙ったままカナを見つめている。
まるで、カナの言葉一つ一つを聞き逃さないように...受け止めるように....
「はぁ...はぁ...」
泣かないでいるつもりだったのに、涙が溢れて止まらない。
「カナ...」
気がついたら、私はリヴァイの胸の中にいた。その手は力強く、そして微かに震えていた。
「よく、任務をやり遂げてくれた。」
「うん..」
「お前たちのおかげで、調査兵団はこれからも活動していける」
「....うん....」
「..カナ、生きて帰ってきてくれてありがとう」
そういうとリヴァイは存在を確かめるように静かにキスをした。
「うん、リヴァイ..ただいま...大好きだよ」
「あぁ、おかえり」
空には満点の星空が....
ペトラ、オルオ、エルド、グンタ
きっと皆んながこの空にいる。見守っててね、あなたたちの大好きなリヴァイは私が命に変えても守って見せるから。
あとがき
薄っぺらい内容になってしまった(泣)でも、少しやりたいシーンだったので満足!!
少し弱気になってしまう兵長とか....尊い.......
少しずつ表現を修正してマシになっていけばいいなぁ...
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