ダイアリー

現実って残酷

2019/08/04 00:13
お久しぶりの日記です
今日は今まで更新出来なかった間に溜め込んだ思いや、今の気持ちを倩書いていこうと思います
自分の気持ちを文字で知っておきたいのと、気持ちの整理です





彼と付き合ってきてもうすぐ2年が経ちます
当時彼は大学1年生で、バイト先の後輩でした
まだ付き合う前の2年前の7月末、バイト先で休憩していると、仕事終わりの彼が『良かったら土曜日、一緒にお祭り行きませんか?』と誘ってきました
思えばそこから私たちは少しずつ距離が近くなった気がします
2回目に誘ってくれたお台場
『俺、◯◯さんのことが好きです。年下で頼りないかもしれないけど、絶対幸せにするんで、俺を彼氏にしてください。』
帰り際に言われたこの言葉
当時は『やっぱり告白するつもりだったのか…』と戸惑いました
正直、最初は花火大会やこの日のお台場に行くのが嫌でした
ただのバイト先の年下の後輩
好きじゃない、興味ないって思ってましたから
でも断りきれず頷いて、その日から私たちの交際はスタートしました
いつか好きになるかもしれないなと。

そんな日は意外と早くやってきました
1ヶ月記念に夜ご飯を食べに行った帰り、河川敷のベンチに座ってたくさん話をしました
だいたいはバイトのことですが…
でもその日、初めて彼に対して『帰りたくない。もっと一緒にいたい』って思うようになったんです
思えば初めて手を繋いだのも、キスをしたのもその日だったな…

それから私は休みの日やふとしたことで彼のことを思い出し、ハッキリと『彼が好きだ』って自覚しました

それからはお互い大好きな期間が続いて、会いたくなったら会いに行くって感じで本当に幸せでした

でも半年過ぎた辺りに彼から距離を置こうって言われて、一週間くらいLINEもせず…
二人で話し合って関係を戻せました
彼が大学2年生になった頃から、彼が少しずつ忙しくなり、すれ違いも多く喧嘩になることもありましたが、何とか1年を迎えることが出来…
1年半も迎え、さて、もうすぐ2年だって時に…

『好きじゃなくなった。別れよっか。』
彼からそう言われてしまいました
理由は色々あるんだと思います
私たちは同じバイト先で働いています
シフトが被れば顔を合わせます
一見メリットにも見えるこの条件
でも付き合いが長くなるとデメリットになりました
顔を合わせる日にちが多い分、新鮮味がなくなったり、いるのが当たり前になっていくんです
だからと言って、私は彼のことは大好きです
でも彼は違うみたいです
あとは、彼が大学3年生になったことで就活が始まったことも影響しています
夏休み前からインターンを始めて、バイトの時間も短くしています
夏休み前には期末テストがあったりで、彼の中で忙しい日常が広がっていました
約束していたデートも行けなくなり、彼からは『必ず別日を考える』と言ってくれましたが…
それでも毎日夜にLINEは続けてくれてるんです
電話もありましたが寂しさのあまり私が余計なことを言ってしまって、それから電話はしないって言われてしまいました
私が悪いことはわかってるんですが、彼の気持ちは堅いようです

一週間前にLINEで気持ちのぶつけ合いをしてしまい、このままだと喧嘩別れになりそうだったので時間を作ってもらって話し合いをしました
多分泣いて話せなくなるだろうから、予め言いたいことを手紙に書いて…

別れた方がお互い楽になるだろうってことも考えたし、その方がいいってこともわかってる
でもその踏ん切りがつかない
前に大好きだった人を忘れるのに1年以上かかり、忘れたきっかけはあなたと付き合ったからだ
あなたに好かれているとは思ってない
でも私はあなたが大好き

そう書いて伝えました
でも話し合いは上手くまとまらず…
『別れよっか』って

もう私のことは好きじゃない
このまま付き合っていても未来が見えない
付き合っていっても、就活が終わるまで遊ぶ気はないから、待ち続けてる間は私にとって無駄だと思う
私は魅力的だから自分と別れてもいい人見つかるよ

そう言われました

そう言われてわかったって言えるほど嫌いになれればいいのに
私の口から出た答えは『わかった』ではなく『別れ話に来たわけじゃないからそれは却下』でした

何で好きなのか聞かれました

正直、どこが好きか聞かれたら今は答えられないんです
前は、優しい所、嘘がつけない所、よく見てくれる所、心配してくれる所……
と具体的な事が言えたのに今はそんな素振りはないし…
彼からは『じゃあそれは好きなんじゃないんだよ。ただ別れたら忘れるのに時間かかって嫌なだけだよ』と言われました

確かに忘れるのは時間かかります
日常で彼の存在が大きすぎます
今使っているもののほぼ全てが彼に関連するものだからです
彼が好きだったから私も好きになったキャラクターやアーティスト、二人のお揃いのもの
別れたらそれらは全て捨てなきゃいけません
アーティストに罪はないけど、そのアーティストや曲を聴く度に思い出すから聴けなくなります
バイト先に行けば、仮に彼が辞めたとしても必ず彼の存在を思い出すから私も辞めなきゃいけません
電車に乗れば駅からは必ず彼の通っている大学が見えます
そしてそのまま電車に乗り続ければ彼の家の最寄り駅です
なのでその路線の電車に乗れないし、家に帰れば彼も来たことがある家なので家にも住めなくなります
この2年近くで彼と行った所はたくさんです
遠くに行くこともあれば、近場に行くこともありました
近場なら尚更、日常で目にすることも増えます
私はその度に思い出して辛い思いをします

こう考えると、確かに彼の言っていることは一理あるんです
でもやっぱり違うんです

好きじゃないって言われても、冷たくされても、遊ぶ気がないって言われても、待ってても突然別れを言い出すかもよ?って言われても、LINEの既読つかなくても、電話出来なくても……
それでも好きなんです
どこが好きなのかわからないけど、そんなの説明出来ないくらい好きなんです
嫌いになれないんです

『嫌いになれなくて、ずっと好きでいてごめんね』
そう伝えたら、呟くように『嫌いになってくれよ』って言われました
『別れると思ったのに』って

彼はどんな気持ちでこの言葉を言ったんだろう
切実だったのかもしれません
別れないって意志が強かった私に負けて、とりあえず付き合い続けることにはなりました

好きじゃなくなったって言ったあとも、私から手を繋げば繋ぎ返してくれるし、夜にLINEもしてくれました
突き放せばいいのにそうしないでいてくれました
そこは彼の優しさなのかもしれません
後から聞いたら、突き放すっていう選択肢はなかったそうです

話し合い自体はカフェでしたんですが、私が泣くのを我慢出来なくてお店を出てホテルに行ったんです
そこで話し合いの続きをしようと
そこでなら人目を気にせず泣けるし
ホテルに行こうって誘ったのは私だし、渋りながらも付き合ってくれました
話し合いがとりあえず一段落したあと、彼が寝転がって仰向けになり、両手を広げて『ん』と言ってきました
『人の気も知らないで…』そう呟いて彼に抱きついたら『しよ?』って…
悲しいけど、嬉しいなって思ってしまったんです
好きじゃなくなったって思った相手でも、『したい』って思う程度には女として見られてるんだな…と
好きという感情がなくても出来るということだとはわかってるんです
でも私はそれでもいいなって思ったんです
所謂セフレでもいいなって…
そりゃ、一番は好き同士で幸せな気持ちでしたいけど…
感情がなくても、したいって思う相手が私で、それで彼がスッキリするならいいかなって
自分でもヤバい考えだとはわかってます
でも完全に関係を断ち切るなんて今の私には出来ません
この先別れたとしても無理です
それならそういう関係でも繋がっていればいいって思ってしまうんです



ここまで弱気なことばかりですが
私は別れたくないです。
というか、別れる気はありません。
未来が見えないなら見えるようにお互い努力するものだと思っています
そうやって二人で乗り越えて行くものだと思っています
少なくとも私は中途半端な気持ちで彼と付き合ってきたわけじゃありません
『絶対幸せにする』っていう言葉を信じさせてほしいし、私も彼を支えて幸せにしていきたいし、それを信じてほしい

形だけ付き合っている状況ではあります
好きじゃなくなったと言われてショックで心が折れています
ため息も何度も吐くし、涙が止まらない時もあります
正直しんどいです
でも別れてもしんどいです
ならこのまましんどい方がまだマシです
『一度好きになった相手を信じるしかない』
そう思うことにして、今は耐えます
そして、彼が胸を張っていられるように、その時は私が彼の隣にいられるようにします



長々とすみません
ありがとうございました。

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