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04/29の日記

18：25
学校生活
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今年高校２年生になり、新しい校舎に新しい仲間に出会いました。

今日は部活での愚痴を聞いてください…




今年から部活も再開して新１年生、しかも男子が３人も入部し、女子は１年生どころか違う部活に入っている私の友達まで入部してくれて、一気に盛り上がりました！！

ただどの部員も演劇未経験なので、文化祭の公演までしっかり基礎基本を叩き込まねば…！




でもこの間少しカチンとくることがありまして…


他の部活をしている友達が、部活が終わった後演劇部に来てくれたことがありました。
“演劇部はどんなことしてるの？”と聞かれ、発声をしたり寸劇練習をしたりしました。

そして私の友達が“小説の話を劇にしてみてよ！”と言い出し、たまたま部員の持っていた某ギャグアニメの小説を役だけ決めてアドリブ劇をしました。


そこで、演劇部に来てくれた私の友達も一緒に参加することになり、みんなで役決めをしました。
でもその友達はそのアニメのことをよく知りません。
なのにこんな感じだったかなぁ？と自分で模索して見事に演じてくれました。

一方その小説の持ち主は、何役をやるか悩んでいるときに、私が冗談で“この役やってみたら？”とキャラクターの絵を指差しました。
するとその子は…“え…このキャラだけは無理！！生理的に受け付けない…”と言ってかなり嫌そうな顔をしました。
しかも“私まだこのキャラの特徴つかめてない…”とも言ってきました。

後から友達に言われたんですが、そのときの私、かなり声が低くなって顔も怖くなってたみたいです…。


特徴がつかめていないのは私だって、演劇部でもないのに参加してくれた友達だって同じです。
一応小説をモチーフにはしてますが、演劇部はモノマネ部ではないので、特徴がつかめていないなら自分で作るんです。
少なくとも私は中学の頃からそうしてきました。

もちろんそのキャラを演じろと言っているわけじゃありません。
私がその子に伝えたいのは、仮にキャストオーディションで自分のやりたい役に落ちて、自分のやりたくないなぁって思っている役に決まったとしたらどうするのか…。

せっかくオーディションで自分を選んでくれたのに、自分がやりたくないからやらない。
失礼にもほどがありますよ…。


それに、彼女が生理的に受け付けないといったキャラクターにも、そのキャラを作り出すにあたって関わってきたスタッフさんが大勢いらっしゃいます。
そのキャラを仕事として演じている声優さんもいらっしゃいます。
なのにその発言は失礼すぎるっ！！
とず～～～～～～～っと心の中で思っていました。


私も初めはそうでした。
やりたい役があってオーディションを受ければ落とされ、全然希望していなかった役に決まり、最初は私のやりたかった役に決まった仲間が羨ましかったです。
でも不思議なことにだんだんその役のことが好きになってくるんですよね！
自分なりにこのキャラはこんな性格かな？と台本をもらったときにすぐ考えて…
そんなことしてたら見事に自分のやりたかった役に選ばれて、大会では優勝することができて…！

私が今まで演劇を続けてこられたのは、この嬉しさがまだ残ってるからでしょうね…。
やりたくなかった役でも、練習を続けていざ舞台に立つとその役が大好きになって、もっと演じていたいって思えてくるんです。






この思いを今の部員にも覚えてもらいたいです。
役をもらえる有り難さ、劇をする楽しさを上手く伝えていけたらいいです。

部長として、これからがんばっていきます！！




長々しい愚痴に付き合ってくださり、ありがとうございました。

では。