強気な子【メイン4人逆ハー】
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最終試験前の飛行船の中、ルーキー受験者の名無しさんが飛行船の中を散歩していた。
お茶飲み場までくると、一番端っこの席で4人の受験者が座って楽しそうに話していた。
名無しさんはその4人に声を掛けた。
「あら、あなたたち…。」
「?君は?」
名無しさんが話かけると、髪のツンツンした可愛い系の男の子が答えた。
「私は名無しさん。」
「オレ、ゴン!」
ゴンと名乗った男の子は笑顔を見せた。
「俺はキルア。」
ゴンに続いてキルアが言った。
「私はクラピカだ。」
奇麗な髪の色をしたクラピカが言った。
「俺はレオリオだ!まっ!よろしくな!」
サングラスを掛けた少し背が高い男、レオリオが言った。
「よろしく。」
名無しさんは笑顔で言った。
「確かあなたたちって、ルーキーだったわよね?」
名無しさんが聞くと、みんな肯いた。
「すごいわね!ルーキーなのに最終試験まで来るなんて、正直驚いたわ。」
「名無しさんもルーキーなのか?」
キルアが名無しさんに聞くと、肯いた。
「…なら名無しさんもすごいだろ!俺たちは4人でここまで来たのに、名無しさんは1人でここまで来たんだろ?」
「あぁ。たいしたものだな。」
キルアとクラピカが名無しさんを褒めた。
「…や、やめてよ…!べ、別に…たいしたことじゃないし…。」
「でも、女の子1人でってすご…」
「ああああああ!!!も、もう、やめてったら!…じ、じゃあ、また明日っ!!!」
顔を真っ赤にしながらその場を離れた。
(あ…今、照れてたのかな?/////)
(おいおい…ツンデレかよ…/////)
(笑顔も素敵だが、照れた顔が何より美しい女性だな/////)
(うひょ~!ツンデレかぁ…。ありゃぁからかい甲斐があるぜ!/////)
4人がそんな事を思った。
次の日、いよいよ最終試験会場についた。
最終試験はトーナメント戦。
「1対1で戦い、どちらかが負けを認めれば次に進み、勝った方が晴れてハンター試験合格じゃ。良いかな?」
ネテロ会長が説明をすると、受験者たちはざわめき始めた。
「変なルール…余裕じゃない。」
腕を組んで1人で呟く名無しさん。
ゴンが名無しさんを見つけ、側に寄った。
「名無しさん~!絶対に一緒にハンターになろうね!」
「…と、当然よ!こんなの余裕!!」
少し強気に言ってその場から離れた。
いよいよ最終試験開始。
1試合目はクラピカ対ヒソカ。
クラピカにヒソカが何やら囁いた後、ヒソカが負けを認め、クラピカは試験に合格した。
2試合目はゴン対ハンゾー。
ゴンの負けず嫌いに負け、ハンゾーが負けを認め、ゴンも試験に合格した。
ゴンはハンゾーと戦った時に怪我をしたので休養室に運ばれた。
そんなこんなでハンター試験に合格したのは、ゴン、クラピカ、レオリオ、名無しさん
、ヒソカ、イルミ、ハンゾーだった。
キルアはギタラクルに変装していた、キルアの実の兄、イルミに負け、ポドロを殺し、試験失格となった。
「イルミ、絶対許さない!!」
「ゴン、少し落ち着け!」
ゴンの怒りを静めようと、クラピカが言った。
「確かに、イルミは許せないけどあなたが怒ったって、意味ないでしょ?」
「「「名無しさん!」」」
3人が同時に名無しさんの名前を呼んだ。
「ゴン、あなたはどうしたいの?」
「オレは…キルアを連れ戻したい!!」
名無しさんの問いでゴンの怒りが強い意志へと変わった。
「じゃあ、キルアを連れ戻しに行こう!」
「えっ…」
「キルアはパドキア共和国のククルーマウンテンにいるのよね?」
「ああ…。そうだが…」
「そこなら聞いたことがあるの。だから、行こう!」
名無しさんはゴンに手を差しのべると、笑顔で言った。
「うん!///////」
ゴンが名無しさんの手をとった。
「私も一緒に行こう。(子供とはいえ名無しさんと2人きりには出来ない。)」
クラピカが名無しさんの手をとると、笑顔で言った。
「俺も行くぜ!(ゴンだけいい思いさせてられっか!)」
クラピカに続いてレオリオも賛同した。
「よし!じゃあ4人でキルアを連れ戻しに行くぞー!」
「「おーーーーーー!」」
「やれやれ…。」
こうして4人は、キルア救出へと旅立った。
END…?