がむしゃらなキス【ポックル夢】
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『ポックル、そこの袋取ってくれない?』
『ん、これか?…はい。』
『ありがとう!』
ポックルから袋を受け取って微笑むのは、私と同じルーキーのポンズ。
ポックルとポンズは、ハンター試験が始まってからすごく仲良くなった。
去年ポックルと一緒に受験して付き合い始めたのに、ポックルったら私よりポンズとばかり仲良くしてる…。
…なによなによ!ポックルの彼女は私なのに!
ある日、私はポンズと話しているポックルを無理やり呼び出した。
「どうしたんだよアリス、急に呼び出したりして…」
「もうポンズと仲良くしないで!」
「え?」
ポックルの言葉を遮って、ずっと溜め込んでいた気持ちをぶつけた。
「不安になるの!…ポックルがいつか私から離れていっちゃうんじゃないかって…。」
声を震わせながら必死に言う。
「アリス…。バカだなぁ、そんなわけないだろう?俺が好きなのはアリスだけだよ。」
ポックルの優しい言葉に、自然と涙が頬を伝う。
「…ホント?」
「ああ。」
ポックルがしっかりと肯いたと同時に、私はポックルに抱きついた。
「次にポンズと仲良くしたら、私絶対許さないからね!!」
私の身体に回されたポックルの腕を感じながら、伝っていた涙を拭う。
「わかったわかった。」
ポックルも笑いながら承知してくれる。
次第に腕が離れ、ポックルの両手が私の顔を包みこむように触れた。
するとポックルは私に顔を近づけ、キスをした。
「ん…」
私もポックルを求めるように、何度も何度も顔の角度を変えてキスをする。
激しいキスをする私たちは、美しい夕焼けに包まれていた。
END