逢いたくて【不二夢】
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逢いたい…
声が聞きたい…
いっぱい触れてほしい…
周助と付き合って数日、ずっとそのことばかり考える。
メール、電話…連絡手段はいくらでもあるのに彼が忙しいだろうからという気持ちが優先されて何も出来ない。
メールの文章も打っては消し、電話も通話画面で結局掛けられない。
過去に恋愛はしたことはあるけど、正直手も繋いだことなかったし、キスだって……
だから周助と付き合うようになってそんなことがあり、私はますます周助と離れられなくなってしまう。
『名無しさん、こっちおいで。』
『どうやったらこっち向いてくれる?』
『今こうして抱きしめてるけど、僕は名無しさんを襲うことだって出来るんだよ?』
『ダメ、離さない。』
『ん?ただ抱きしめたかっただけ。』
抱きしめられた経験のない私に、あの時周助がすごくリードして私を安心させてくれた。
『私、こんなことされたことないから…どうしたらいいかわかんない…//////』
『大丈夫だよ。』
そういってまたギュッと抱きしめてくれた。
あの時が幸せすぎたから、ただほんの数日会えないだけでこんなに寂しくなる。
自分が自分じゃなくなってく…
怖い…
周助……
「逢いたいよ…」
END