Jealousy girl【リョーマ夢】
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「リョーマ様ぁぁぁぁぁ!!!!!」
…………うるさい………
「キャーーーー!!かっこいい!!!!!!リョーマ様ステキ~!!」
…………ああもう!!!リョーマ様リョーマ様って何なのよあの子!!!
馴れ馴れしく私の彼氏の名前呼ばないでよ!!
世界中で一番リョーマのことが好きなのは私なんだから!!!
そう思いながら、マネージャーの権限でわざと彼氏のリョーマに近づいた。
「ねぇリョーマ、この練習メニューなんだけど…」
メニュー表をリョーマに見せて、まるで見せびらかすようにリョーマにくっついた。
「何よあの子~~!リョーマ様にあんなにくっついちゃって~!!」
「と、朋ちゃん……」
フフ……悔しがってる悔しがってる…。
あなたがいくらリョーマが好きでも、リョーマは私の彼氏なんだから!
そう思いながらまたリョーマにくっついた。
それから数日後、今日は部活はオフの日。
校門のところでリョーマと待ち合わせして一緒に帰る。
私はちょうど日直で、教室を出るのが遅くなった。
「すっかり遅くなっちゃった!」
走って校門まで行こうとすると、ラケットを振る音がした。
「ん?」
誰か先輩が練習してるのかな?と思いながら音のする方へ行ってみた。
そこにはリョーマと髪の長いおさげの子がいた。
…確か、竜崎先生の孫だっけ?
ってそんなのどうでもいい!
何でリョーマとあの子がいるわけ!?
そう思うとだんだん腹が立ってきた。
私は二人の間を裂くように姿を現した。
「リョーマ!校門で待っててって言ったじゃない!」
「あ、ごめん。じゃあ帰ろ…」
リョーマは立ち上がり、私に手を引っ張られるまま歩き出した。
「ちょ…どうしたんだよ…ま~君なぅ!!……」
「リョーマ、今から私の家に来て!」
「えっ!?……」
有無を言わせずにそのままリョーマを引っ張って家に帰った。
家に帰っても誰もおらず、リョーマを私の部屋に連れてきた。
「何だよ急に……」
戸惑うリョーマを無理やり座らせて言った。
「リョーマ、何であんな子と一緒にいたの!?」
強く攻め立ててリョーマを見つめる。
「ただテニスのフォームを見てただけ…何もないよ。」
真顔でリョーマが言うと、自然と涙が溢れてきた。
「……お願いだから私を不安にさせないで…?」
上目遣いでリョーマを見上げる。
思っていたことを言っても、やっぱり不安は消えない。
だからリョーマを押し倒してしまった。
「ちょ……!ま~君なぅ!!!!」
「リョーマ、もっと私だけを見て?」
言いながらキスをする。
キスをしながらリョーマの制服のボタンを外していく。
「んっ……!や、やめろよ……!」
「っ……!」
私は勢いよくリョーマに押され、体が離れた。
「そんなことしなくても、俺はちゃんとま~君なぅ!!だけが好きだから//////」
「え…?」
照れたようにリョーマが言う。
「ま~君なぅ!!以外好きになんてならないし、なれないから。」
笑顔で言われ、急に今までやったことが恥ずかしくなってきた。
「あ、う……うん//////」
俯いて頷く私にリョーマは続けた。
「でも、ま~君なぅ!!に押し倒されるのはヤダ。だから俺がま~君なぅ!!を押し倒す。」
「え……え!?///////」
含み笑いをしながらリョーマは私を押し倒した。
「ちょ…リョーマぁ!////////」
「ま~君なぅ!!の所為だからね。」
そう言いながらリョーマは私にキスをした。
さっきとは全く逆だけど、この方がしっくりくる。
私はリョーマを大好きでいて、リョーマはその気持ちに答えてくれる。
そんな単純な毎日でも私は今、すごく幸せなんだ!
END
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