Candy【不二夢】
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青く澄んだ空を見上げながら名無しさんは屋上で昼休憩を過ごしていた。
リンゴ味の飴を口の中で転がしながら一人、思い耽っていた。
するとガチャ…とドアが開き、名無しさんに声をかける人物が現れた。
「ここにいたんだ。」
「あ、周助。」
声のする方を向き、笑顔で言った。
「何食べてるの?」
名無しさんの隣に立ち、顔を覗き込む。
「飴。」
そう一言返し、また空を見上げる。
「学校でお菓子食べるなんて、イケナイ子だね。」
クスッと笑いながら不二も空を見上げる。
すると、不二はまた名無しさんを見た。
「僕にも飴、くれる?」
ニコッと笑って不二が言う。
「いいよ。…はい。」
名無しさんはポケットの中から飴を一つ取り出して、不二に渡す。
「いや、僕が欲しいのは…」
不二は名無しさんから飴を受け取らず、代わりに名無しさんに顔を近づけた。
「え?…んっ!///////」
目を閉じる間もなく、いきなり不二にキスされた。
すると、不二は自分の舌で名無しさんの口をこじ開け、舌と舌を絡め取った。
「ん…ふぅ…んっ!」
不二がようやく名無しさんから離れたときには、名無しさんの顔は火照っていた。
「ごちそうさま♪」
「え…?」
気がつくと、名無しさんの口の中にあった飴が無くなっていた。
その代わりに不二が飴を食べていた。
「あ…!/////////」
不二が何をしたのかようやくわかり、一気に顔中が真っ赤になる。
「ん…おいしいね!」
名無しさんの反応を面白がりながら味わう。
「し、周助!/////」
「一度やってみたかったんだ。口移し…。」
飴をなめながら名無しさんをからかう。
「………バカ!!!!!////////」
不二の体をドンドンと叩き、半泣きしながら訴える。
「クスッ…ごめんごめん。…でも名無しさん、可愛かったよ。」
耳元で囁くと、名無しさんの胸がドクンと脈打つ。
「…うるさい!///////」
体を叩く手を止めて、名無しさんは力を無くしたように不二の体に項垂れた。
それを受け止めるように、不二は名無しさんを抱きしめた。
END
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