カレーライス【リョーマ夢】
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私はリョーマと幼なじみでもあるが、リョーマの彼女でもある。
昨日の夜、リョーマから突然の電話。
~♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪~
「もしもし?」
「真由?明日さぁ…親父とお袋いないからさ~…夜ご飯、作りに来てよ…。」
「えっ…奈々子さんもいないの?」
「うん。」
「わかった。明日、買い物に行ってから行くから、それまで待ってて。」
「ん。わかった…。じゃ、おやすみ。」
「うん。おやすみ。」
普通に『うん。おやすみ。』なんて言ったけど、本当は心の中でキャーキャー言ってた。
それ位嬉しかった。
買い物を済ませ、リョーマの家に向かった。
ピーンポーン…
ガチャ…
チャイムを鳴らすと、すぐにリョーマが出てきた。
「いらっしゃい。」
「お待たせ!今日はカレーだよ!」
笑顔で私が言うと、リョーマも笑顔で笑ってくれた。
台所に行くと、早速カレーを作り始めた。
「♪にんじん、たまねぎ、じゃがいも、お肉、お鍋で、炒めて、グツグツ煮~ま~しょ~う♪」
…と歌っていると、あっという間に出来た。
「リョーマ~、出来たよ~。」
カレーとサラダの入ったお皿をリョーマに渡して、テーブルに並べてもらった。
「じゃ、食べよっか。」
「そうね!せ~の…」
「「いただきます!」」
2人で合唱をして食べ始めた。
「…どう?」
私がさりげなく聞くと、
「うん。悪くないんじゃない?」
と返ってきた。
「もぉ~…リョーマって悪くないんじゃない?の他の褒め言葉って知らないの?」
と私が笑いながら言った。
「おいしい。」
/////笑顔でそんなこと言われたの、初めてかも…
「あ、ありがと…////…まだカレー、明日分あるから、冷蔵庫に入れとくね!!」
私が立ち上がると、リョーマが言い出した。
「あっ…!そのカレー、全部食べる。」
「えっ!?そんなにお腹空いてたの?」
「…それもあるけど…冷めるのがヤダ…」
小さな子供みたいな返事が返ってきた。
「でも…結構量あるよ?それに、冷めたってまた温められるじゃない。」
「ふ~…。まだわかんない?」
そう言いながらリョーマが後ろから抱きついた。
「ちょっ…リョーマ?////」
私が顔を真っ赤にしていると、リョーマが囁いた。
「確かにカレーは、一回冷めてまた温めればおいしいけど、真由との関係は、一度も冷めて欲しくない。」
「リョーマ///////?」
「つまり…俺はカレーみたいな恋はしたくない…」
私の心臓が破裂しそうなくらい鼓動が鳴っていた。
音がリョーマに聞こえてるんじゃないかとも想った。
「…リョーマ…///大丈夫//////そんなことはしないから…/////」
すっごく顔を赤くして言った。
「…真由、何顔赤くしてんの?」
リョーマがニヤつきながら言った。
「だ、だって…あんな事耳元で囁かれたら…//////」
「…ま、そこが可愛いんだけどね(ニコッ)」
笑顔でまた恥ずかしいことを平気で言うリョーマが改めてすごいと思った。
「////そう言うことをそんな笑顔で言わないで!!」
こんな風に、いつもパラレルワールドな転回になっちゃうけど、私はいつまでも、リョーマの側にいたいと思っています。
END
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