春暁〜春の眠り~【?夢】
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すごく暖かい朝。
私はなかなか布団から出られない。
長い冬も過ぎて、やっと暖かい春が来るとなると、なんだかワクワクする。
カーテンのすき間から太陽の光が見えていた。
チュンチュンと鳥の鳴き声がする。
「昨日はすごく雨や風が吹いてたのに。」
ベッドに寝たまま窓の方を見た。
「お花…どれくらい散ったかな…。」
そんなことを考えながら天井を見上げた。
「…さぁ!早く起きなくちゃ!名無しさんが来ちゃう!」
今日は朝から彼氏の名無しさんが勉強を教えに私の家に来る。
ベッドから降りてカーテンを開ければ、眩しい光が私を照りつける。
「ん、んん…はぁ~…。いい天気。」
目を細めながら窓を見た。
「さてと!着がえようか!」
私は着がえ終わり名無しさんを待った。
―春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨の声 花落知多少―(春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く 夜来風雨の声 花落つること知る多少)
END
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