第17話
夢小説設定
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ユウジと実鈴はテニスをしに、ストリートテニス場にやってきた。
ラケットを持っていない実鈴はユウジに予備のラケットを借りた。
パコンッ!パコン!
実鈴たちがストリートテニス場に着くと、既に大学生くらいの男たちが打ち合いをしていた。
実鈴「あ、誰かに使われてる。」
ユ「ホンマや…。しゃーない。終わるまで待つか。」
実鈴「うん!」
二人は中のベンチに座って待つことにした。
ユウジが大学生たちのプレイを見ていると、大学生の一人の男が怖い形相で近づいてきた。
男1「おい!お前何見とんねん!」
ユ「はぁ…?」
突然のことに、ユウジは少しびっくりして男を見上げた。
するともう一人の男が近づいてきた。
男2「“はぁ?”ちゃうねん!お前今めっちゃ俺らんこと睨んどったやんけ!」
ユ「別に…睨んでません…」
男1「嘘吐けや!お前中坊やろ?…中坊のくせに生意気やぞ!」
男2「こないカワエエ彼女つれとんのか?」
実鈴「ひっ…!」
一人の男が実鈴の肩に腕を置いてジロジロと見る。
ユ「小崎に触んなや!!」
男2「あ゙あ゙?」
咄嗟に実鈴をかばったが、男の勢いにおされる。
男1「お前テニスするんやな?…ほなテニスで勝負や!俺らが勝ったらその子俺らに貸せや!」
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