第6話
夢小説設定
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実鈴は携帯を弄っている仁王の隣を歩いていた。
なかなか話すことがない。
すると、仁王が声を上げた。
仁「げっ…」
携帯を見て険しい顔をした。
実鈴はどうしたのだろうと仁王の顔を見る。
仁「あ…いやのぉ…今日、姉貴がおること忘れとった…」
実鈴「え!?仁王くんのお姉さん!」
キラキラした表情をする。
実鈴は仁王のお姉さんがすごく気になった。
絶対大人で美人なのだろうと…
仁「(…絶対からかわれるのぉ…)」
実鈴をチラッと見て溜息を着いた。
この後、仁王の予想が当たることになる…
家に着き、玄関を開けると仁王は固まった。
仁王が、なかなか家に入らないので実鈴は首を傾げる。
背から前を覗くと茶色の髪を横で結んでいる女性が立っていた。
実鈴「(あ、もしかして…)」
何となくこの女性が誰かとわかったみたいだ。
仁「姉貴…」
姉「あら、おかえりなさい雅治」
ニターと笑みを浮かべる。
姉「で、その子が実鈴ちゃん?」
仁「そうじゃ…」
姉「へぇ~…」
姉は実鈴を頭から爪先まで見る。
美人な仁王の姉にじっと見られ実鈴は照れる。
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