第11話
夢小説設定
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海堂たちが家に着き、家の中は夕飯の香りが漂っていた。
実鈴「うわ~!おいしそ~!」
テーブルに並べられたご飯を見て、実鈴は目を輝かせた。
母「おかえりなさい。二人とも、手を洗ってきなさい。」
母に言われ二人は洗面台に行き、手を洗った。
みんな揃ったところで合唱をした。
『いただきます。』
実鈴は箸を持って魚の煮付けを一口食べた。
実鈴「ん~~!!おいしい!!!!」
一口食べた瞬間、異常なまでに幸せそうな顔をした。
母「そう。よかったわ。少し多めに作ったから、おかわりしたかったら遠慮せずに言ってね。」
実鈴「はい!!」
お茶碗を片手にいろんなものをおいしそうに食べた。
すると海堂は実鈴を見つめて言った。
海「…お前、美味そうに飯食うんだな…。」
実鈴「え?だって美味しいんだもん!」
笑顔で実鈴が言うと、海堂は少しだけ目を逸らした。
海「そうか…。」
それだけ言うと海堂はお茶碗に入ったご飯を一口食べた。
葉「兄さん、何だか様子が変ですよ?」
海「な、何でもねぇ…!…お前も早く食って風呂は入れ!」
必死に表情を隠しながらご飯を勢いよく口に入れる。
葉「わかりました。」
葉末はそれ以上何も聞かず、お皿の魚を全てきれいに食べた。
葉「ご馳走様でした。それでは先にお風呂に入らせていただきます。」
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