第9話
夢小説設定
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不二と綾香が家に着いた頃、もう夕飯の支度が出来ていた。
母「おかえり二人とも。さぁ、ご飯にするから手を洗ってきなさい。」
綾香「はい。」
不「うん。」
母の言葉に、二人は返事をして洗面台に向かった。
不「先に手を洗いなよ。」
綾香「ありがとう。」
不二に勧められ、綾香は石鹸をつけて洗い始めた。
そんな様子を不二はずっと見つめる。
不「……。」
不二の視線に気づき、綾香は手を止めた。
綾香「…どうしたの?」
不「え?…あぁ、いや…。河野さんの指、凄くきれいだなって思って。」
石鹸を洗い流した綾香の指を見つめる。
綾香「そうかな?…まぁ逆剥けはあまりしないけど…。」
タオルで拭きながら自分の指を見てそう言う。
すると不二は綾香の手を取って、手の甲を擦った。
綾香「えっ!?////////」
不「手の甲だって、こんなにスベスベしてるんだ。僕、好きだよ。河野さんの手。」
笑顔で言う不二に、綾香は何も言えないままだ。
綾香「ちょ…不二くん…手…//////」
不「あぁ、ごめん。」
そう言って不二は綾香の手を離し、自分も手を洗った。
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