第九章 最後の晩餐
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合宿期間最終日の夕方。
食堂ではいつもより少し豪勢な料理が並んでいた。
練習から帰ってきたレギュラー陣は、料理を見て驚いた。
「うっひゃ~!今日は豪勢だな~!」
桃城が目を輝かせて嬉しそうに言った。
すると竜崎が腕を組んでいった。
「今日は合宿最終日と言うことで、名無しさんちゃんが腕によりをかけて作ってくれたそうだ。みんな、残さず食うんじゃぞ!」
竜崎の言葉に、みんなはビックリして名無しさんを見る。
その視線に名無しさんは恥ずかしくなり、顔を赤くして小さくなった。
「あ、あの…お口に合うかわかりませんが…////」
小さな声で下を向いて言う名無しさん。
「む。ではいただこうか。…いただきます。」
『いただきま~す!!』
手塚の合唱を合図に、みんな一斉に食べ始めた。
「んめ~!!」
桃城が皿に盛られた料理にかぶりつきながら歓喜の声をあげた。
「よ、良かったです/////」
みんながおいしそうに食べる様子を見て、少し照れたのか、名無しさんの顔は赤いまま。
名無しさんがフと越前を見ると、越前もおいしそうに料理を食べていた。
「…良かった…/////////」
その姿に安心したのか、名無しさんの顔は赤いながらも微笑んでいた。
続く