第四章 好き…?〜リョーマside〜
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夕食のメニューは、クリームシチューに野菜サラダだった。
みんな残さずきれいに平らげた後、各自決められた部屋に行く人もいれば、風呂に入る人もいた。
部屋割は三人ずつ。
越前・桃城・菊丸
手塚・大石・不二
河村・海堂・乾
この中で越前、桃城、菊丸の部屋でのできごと。
越前が明日の服の準備をしていると、菊丸がニヤニヤしながら近づいてきた。
「オ・チ・ビ♪お前あの子のことが好きだろ~?」
越前の髪をワシャワシャとしながら言った。
「あっ!それ俺も思ったんスよ~!」
桃城も話に加わってくる。
「ちょ…何スか先輩たち…。何のことっスか?」
うっとうしそうに二人を睨む。
「ま~たまた~とぼけちゃって~!好きなんだろ~!」
肘で越前をつつく菊丸。
「…俺…名無しさんのことなんか…////」
二人を睨んでいた越前は、名無しさんのことを思い出して顔を赤くした。
「おっ!お前下の名前で呼んでんのか~!」
「しかもオチビ顔真っ赤だぞ~!」
二人の先輩におちょくられて、嫌そうな顔をする。
「ちょっ!やめてくださいよ先輩!」
そう言いながらも、越前はまた名無しさんのことを考える。
「(…俺が名無しさんのこと…好き…?)」
名無しさんの顔を思い出しながら、越前は布団に寝ころんだ。
続く