最終章 初めての…
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合宿が終わって三週間が経ったある日、名無しさんは初めて越前の家に来た。
ずっとドキドキしっぱなしの名無しさんに、越前はクスッと笑う。
「名無しさん、緊張しすぎ。」
「だ、だって/////」
「ま、そんな名無しさんも可愛いんだけどね!」
ニコッと笑って名無しさんに言う。
「え…!…あ、ありがとう…////////」
下を向いて小さな声で言う名無しさんに、越前が近づいた。
「え?な、何……ん…!//////」
不意打ちで越前にキスされた。
急すぎて頭がついていかない。
越前がやっと離してくれたときには、名無しさんの顔は火照り、息を荒くしていた。
「はぁ…はぁ…はぁ…//////…な、何!?急に…!」
息を整えながら名無しさんは越前に言う。
「つい…ね。」
何の悪びれもなく越前はニヤリと笑う。
「も…もう…!///////」
越前の表情を見ると、反論できなくなってしまう。
でも、決して嫌なわけじゃなく…むしろ嬉しい。
「今度はちゃんとしたキス…しようよ。」
照れる名無しさんに越前が言う。
「う、うん…/////」
そう言って名無しさんはゆっくりと目を閉じ、キスをした。
名無しさんにとって、これが初めてのキス…。
その相手が、誰よりも大切な人という事実がとても嬉しい。
もし合宿がなかったら、こんな幸せな一時はなかったんだなと、二人は同時に思うのだった…。
END
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