第十三章 告白
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つれて来られたのは名無しさんの世話している花壇。
「どうしたの?」
花をずっと見ながら一言も喋らない越前に不安を覚える。
すると、ようやく越前が口を開いた。
名無しさんを真剣に見つめ、思わず顔を赤くする名無しさん。
「…俺さ、名無しさんのこと…好きだから。」
「え…」
何の飾りもないストレートな言葉。
そんな越前の気持ちに少し戸惑う。
「…う、嘘…/////」
嬉しさと驚きの混ざった声。
「嘘なんて言わない。…本気////」
つられて越前も顔を赤くする。
「…ありがとう/////嬉しい。」
俯いて小さな声で名無しさんが言う。
「…ホント?」
少し驚いて越前が目を見開く。
「う、うん。…私も、リョーマくんのこと…好き、だから//////」
恥ずかしそうに言う名無しさんに、越前はニッコリと笑った。
「ん…ありがと。」
「/////////」
越前の笑顔を見て、さらに顔が真っ赤になった。
「ありがとう、リョーマくん。…また会おうね。」
バスに乗って帰っていったレギュラー陣を見送ってそう呟く。
名無しさんはバスが見えなくなっても、いつまでも手を振り続けていた。
今日、彼氏となった越前に対する想いを胸に抱きながら…。
続く