第一章 出会い
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夏休みが始まってすぐ、青学テニス部は一週間のテニス合宿へ行った。
完全レギュラーだけの合宿で、みんなもかなり気合いが入っていた。
部員全員が合宿所に着いた頃には、すでに顧問の竜崎スミレは合宿所にいて、オーナーと挨拶をしていた。
施設の前の広場でレギュラー陣が整列すると、竜崎とオーナーの名無しさんと一人の女の子が立っていた。
「え~、この人がここのオーナーの名無しさんさんだ。…そしてこっちが名無しさんさんの娘さんで、夏休みの間だけお父さんの手伝いをしているそうだ。わからんことがあれば、二人に聞いとくれ。」
いつもの威勢のいい声と共に説明をする。
「………。」
だが一人、竜崎の話を聞いているのかいないのかわからず、ずっと横脇のテニスコートを見ている人物がいた。
1年生にしてレギュラーの越前リョーマだった。
そんな越前の様子をただ不思議そうに見ている女の子もいた。
これが二人の出会いであり、恋の始まりだった。
続く
1/1ページ