ちゃんと見て【シャルナーク夢】
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いつもラブラブなミカとシャルナーク。
その関係をあまりよく思っていないミカの姉のマチ。
なかなか手を繋げないしキスも出来ない。
そんなことがあまりにも続くことに悩み、ミカとシャルナークはパクノダとシズクに相談をした。
「まだ許してなかったの?」
「マチも意外と頑固だよね?」
話を聞いたパクノダとシズクは呟く。
「ん~…お姉ちゃんが心配してくれてるのは嬉しいんだけど…。」
「ちょっと過保護すぎると思うんだよね…。」
シャルナークとミカが苦笑すると、パクノダが言った。
「ちょっとマチに私たちが言ってみるわ。」
「ありがとう!」
パクノダの言葉に二人は微笑んだ。
そしてシズクとパクノダは二人にある提案をした。
それから数日後、シズクとパクノダがマチのところに行った。
「マチ、ミカとシャルのことなんだけど。」
「何?」
パクノダに呼ばれたマチは立ち上がって話を聞いた。
「キスぐらい許してあげたらどう?一応恋人同士なんだから。」
「二人が可哀想だよ。」
二人にそう言われ、マチがムッとする。
「そんなの絶対許さない。だいたい二人には関係ないだろ!?」
そう言ってマチはその場から去った。
残されたシズクとパクノダは溜息をついてマチの後ろ姿を見つめた。
ある日、パクノダはマチに話があるとアジトの外へマチを連れ出した。
「パク、何?話って。この間のことなら断るよ。」
腕組みをしてパクノダを見る。
その向こう側ではシズクがシャルナークとミカに合図を送った。
「マチが来たよ!」
その合図で二人は手を繋いでマチの前に現れた。
「…ミカ…!」
その光景を不思議に思ったマチが呟いた。
「お姉ちゃん。私たち、本当に愛し合ってるんだよ?その様子、ちゃんと見てて。」
ミカが真剣な顔でマチを見る。
「な、何を…」
するとシャルナークとミカはお互い見つめあった。
そして静かにお互いの唇に唇を重ねた。
「…っ!!」
マチが目を丸くする。
するとパクノダがマチに言った。
「あの二人、マチが二人の関係をあまりよく思ってないことに悩んで私とシズクに相談に来たのよ。」
「シズクとパクに?」
「ええ。見てごらんなさい。ミカ、本当に幸せそうよ。」
パクノダが二人を見つめて微笑む。
「もう許してあげたら?」
「……。」
少し考え、マチがシャルナークとミカに言った。
「…もういい。二人の気持ちわかったから。」
そう言ってマチは顔を見せずに去って行った。
「今のって、OKってこと?」
シズクがきょとんとして言った。
「…そういうことじゃないかな…?」
続いてシャルナークが言った。
「やった!!」
「良かったわねミカ。」
喜ぶミカにパクノダが言った。
これで一安心した二人は、また見つめあってキスをした。
END