Summer Date【ウイング夢】
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夏真っ盛りのこの日、ウイングとアリアはデートに出かけた。
「ウイングさん!早く早く!」
約束の時間はまだだというのに、待ちきれないのかアリアは既に着替えや準備を済ませ、ウイングの部屋へやって来た。
「!アリア!まだ時間まで早………!///////」
言いかけたと同時にウイングの顔が赤くなる。
「?ウイングさん?どうしたんですか?」
小首を傾げて尋ねる。
「…い、いや…何でもない…。とにかく、準備をするから待っていなさい…。」
メガネを押し上げて服をクローゼットから出す。
「?変なの…。早く来てね!」
そう言ってアリアはドアを閉めて外で待っていた。
しばらくしてウイングが出てきて、アリアに手を振った。
「やあ。待たせたね。」
「あ、ウイングさん!」
アリアも笑顔で手を振り返す。
「それにしても、やけに早く準備をしたね。」
「えへへ!だって早くウイングさんとデートしたいんだもん!」
ウイングの手を握って走り出す。
「…あ!アリア…走ると転びますよ…!」
手を引かれて苦笑をするウイングにアリアが振り返る。
「大丈夫ですよ!ホラ、早く行きましょう!」
「…まったく……。(その服装、私の理性が保てるといいのですが…//////)」
アリアの服装を見つめながら顔を赤くする。
夏らしく通気性の良いワンピースにしたのだが、スカートの丈が少し短い上に若干下着が透けかけている。
熱中症にならないように麦藁帽子も被っている。
アリアは意識していないのだろう…。
「…?さっきから黙ってどうしたんですか?今日のウイングさん変ですよ?」
手を引いているアリアが止まってウイングに尋ねた。
「…いえ、何でもありませんよ…!」
その言葉にアリアが頬を膨らました。
「ウイングさんさっきも同じこと言った~!」
「え…そうでしたか…?」
「私とのデート…楽しくないですか?…私みたいな子どもより、もっと魅力のある大人の女性がいいんですか?」
泣きそうになりながらウイングを見つめる。
「そ、そんなことありません!私にはアリアしかいません!」
「じゃあどうしたんですか…?」
「…そ、それは…その……/////」
言葉に詰まり、頬を指でかく。
ウイングは声を落としてアリアの耳元で囁いた。
「アリアの服装が…その…あまりにも露出度が高くて……//////」
「え?」
ウイングに言われて自分の服装を見る。
「そ、そうですか…?/////」
「ええ…。ですから、少し目のやり所に困ってしまって…/////」
顔を真っ赤にさせて目を逸らした。
「す、すみません…!私、意識したつもりは……/////」
「いえ…。とても似合っていますよ。」
ニコッと笑ってアリアを見る。
「ありがとうございます…///////」
俯いて今度はアリアが顔を真っ赤にする。
「さて、誤解が解けたところで、デート再開しましょうか。」
「…はい!」
二人はまた手を繋いで人が集まる街へと出掛けた。
END