お礼のキス【シャルナーク夢】
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私が襲われそうになって二日が過ぎた。
後からシャルに聞いた話では、蜘蛛のメンバーが心配したらしい。
だからそのお詫びにお菓子を作ってきた。
「おっ!美味そ~!」
ウボォーが目を輝かせながら言う。
「ほ~。全部ミカが作ったのか。」
「うん!…心配かけてごめんね。」
フィンクスに頭を撫でられて、私は少し照れながら言った。
「これ、食べていいの?」
手作りクッキーを指差してシズクが私を見る。
「どうぞ!」
それを合図に蜘蛛のみんながクッキーに手をつけだした。
私はクッキーを食べようとするシャルを止めた。
「シャル…。ちょっと…」
「ん?何だい?」
手招きをしてシャルとアジトの外に出た。
「シャルにはこれ…//////」
そう言ってそっと差し出したのは手作りマフィン。
「え…いいのかい?」
「うん//////シャルには助けてもらったし…/////」
顔を真っ赤にしながらシャルに渡す。
「…ありがとう。嬉しいよ。」
ニコッと笑って受け取ってくれた。
私たちは何も言わないままそっと目を瞑り、キスをした。
そのまましばらく経った時、ガタッと大きな音がした。
ビクッ!
音がした反動でパッと唇を離し、音がした方を見た。
するとそこにはお姉ちゃんが立っていた。
「お…お姉ちゃん…!」
「マチ…!」
「私、二人の関係は認めたけど、キスまでは認めてない。…ミカ、団長が呼んでるよ。」
少し怖い顔をしながら近づき、私の手を引っ張った。
「あ…ちょ…お姉ちゃん…!」
私は引っ張られるままチラッとシャルを見た。
するとシャルは苦笑いで私を見つめていた。
私も苦笑いで返し、その場を去った。
お姉ちゃんはまだまだ私とシャルの関係を心配してるけど、いつかきっと認めさせるんだ!
END