頑張りすぎ注意【ウイング夢】
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今日もアリアは念の修行中。
今まで習った四大行全ての修行をしている。
「キルア君はとても滑らかですね。ゴン君は強さがあります。ズシは丁寧さがあります。アリアはとても自然ですね。」
一人一人を褒めるウイングに、四人は笑顔になる。
するとアリアの周りを囲むオーラがだんだん弱まってきた。
間もなく全てオーラが消え、アリアがフラフラしてきた。
「おっと…!」
咄嗟にウイングがアリアを抱えた。
「アリア!?」
ゴンがそう叫ぶ。
「アリアの部屋につれて行きますので、今日の修行はこれで終了します。」
「「「お…押忍…。」」」
心配そうに三人はウイングに抱えられたアリアを見つめながら返事をした。
「ん…んん…。」
アリアが目を覚ます頃には、もう日も暮れていた。
「目が覚めましたか?」
アリアに気づき、隣で椅子に座って本を読んでいたウイングがアリアに話しかけた。
「…ウイングさん…。…私…」
「貧血で倒れたんですよ。…まったくあなたって人は…。無理をしすぎです。」
溜息をつきながらアリアを見る。
「あ…。すみません…。」
布団を口元まで被り、ウイングを見上げた。
「本当に…心配したんですからね。」
そっと優しくアリアの頭に手を乗せて撫でる。
「今の私にはあなたが必要なんです。お願いですからもう無理はしないでください。」
弱気なウイングを見て、アリアはビックリしながらもニコッと笑った。
「ありがとうございます。…気をつけますね。」
そう言って約束のキスをした。
END