あなたのために【ウイング夢】
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明日はバレンタインデー。
私は今年、大好きな人のために手作りチョコを作る。
付き合い始めたばかりのウイングさんのために…/////////
チョコを溶かしてハートの型に模る。
それにチョコペンでデコレーション。
綺麗にラッピングをして出来上がり!
「明日が楽しみ♪」
私はチョコを冷蔵庫に保管して明日を楽しみにしていた。
そして次の日、とうとうバレンタインデー当日になった。
早速チョコを持ってウイングさんの部屋に行った。
「おや?アリア。今日は修行はお休みのはずですが?」
玄関先でウイングさんがびっくりする。
「えへへ!今日はウイングさんにプレゼントがあるんです!」
「何ですか?」
私を部屋に入れてお茶を出しながらそう聞く。
「これ、バレンタインでーのチョコです!」
ウイングさんに渡すと、目を丸くしてチョコと私の顔を交互に見る。
「これを私に?」
「はい!ウイングさんのために作ったんですよ!」
ニコッと笑ってウイングさんを見上げる。
「ありがとうございます。…食べていいですか?」
「は、はい…!どうぞ…!//////」
私が頷くと、ウイングさんはラッピングを解いて中のチョコを取り出した。
「すごく綺麗に仕上がってますね。」
そう言って一口チョコを食べた。
「おいしいです。本当にありがとうございます。」
「良かった~!作った甲斐がありました!」
安堵の息を漏らしてウイングさんを見つめる。
「アリアも食べてみますか?」
チョコを一つ摘んで言う。
「じゃぁ一個だけ…」
そう言ってウイングさんの持っていたチョコを受け取り、口の中に入れた。
「あ、おいしい…」
自分で言うのもなんだけど、本当に美味しかった。
するとウイングさんが私に近づいてこう言った。
「でも、この方がもっとおいしいですよ?」
「?……っ…!?///////」
急にウイングさんの唇が私の唇に触れた。
と思いきや口の中に何かが入った。
「チョコ…?」
「はい。チョコの口移しです。」
ニコッと笑ってウイングさんが言う。
「ああああああの…///////」
何が何だかわからなくて、気が動転してしまいそう。
でも目の前のウイングさんはどこか楽しそうで、反論することが出来なかった。
「…ウイングさんの…バカ…////////」
私はウイングさんに聞こえないようにそう言った。
END