【執事いじり】カードギャラリー
作品一覧
[捕獲希望Special]アルバート=セシル
アルバートはやけに機嫌よく入浴していた。 「今日は…そろそろ距離を縮めてみるか。……噛み千切られないように、注意しないとな」 想像から口角をあげ、浴室を後にする。
[軍服Special]水嶋彬
眩暈がする程のスポットライト。耳をつんざく女性達の悲鳴のような嬌声。すべてが心地よかった。 自分が死ねと言えば喜んで死ぬような人間がどれだけ存在しているかー考えただけでたまらない。 ーそれなのに。どうしてあの人だけは自分を見てくれないのだろう。 ー誰よりも長く傍に居て、誰よりも支えてきたつもりだった。 考えてはいけないことが頭をよぎる。 けたたましい空間に何もかも預ければ切なさよりも暴力的な気持ちが全身を支配し、自分を制御出来なくなっていく…
[エプロンSpecial]松木候星
数年前の記憶ー 松木は大学の同級生に罰ゲームを課せられて居た。 この恰好で料理を作れと言われても……、背中を向ければ全てが見えてしまう…でも作らなければこの時間は終わらない…… 松木は意を決して席を立ち、台所にたった。 しぶしぶ鍋を取り出したその時… 「ひゃぁっ?!」 背後から同級生の一人が… 「や、やめろ、よ…!何す……」 「いいから、気にしないで早く作れよ」 「!馬鹿じゃねーの、んなの無理……」 松木の言葉は無視して同級生たちは背後から…
R18[バニーガールSpecial]十条拓哉
ご主人様は肩を落とし、震える十条に近づいた。 「強い力に屈服し蔑まれる悦びーお前の体は気が付いているはずだ」 「し、るか…そん……、ああ……」 「普段上に立つ人間程、堕とされる快楽に抗えない。重圧から解放されるんだろうな」 「…や、め……嫌、だ……!」 十条の体が震える。立っていられないようなので肩を固定してやった。 ついでに首筋に噛みつく。
[美少女戦士Special]ローレンス
「なっ……なんなんですか、この恰好は」 ご主人様にとっておきの服を用意すると言われ着てみたこの服はー! 「ああ……ポーズも崩すなよ。そのポーズと服はこの国で一番魅力的なものだからな」 「まさか……?!聞いた事ない、ですが…」 「そうか。お前もまだまだ日本を知らねぇなー日本はアニメ文化の国って聞いた事あるだろう」 「……………確かに……」
[学ランSpecial]鈴木世界
鈴木世界の学生時代ー義理の父であり教育業界を支える重鎮・帝東大教育学部教授である鈴木徳蔵の「躾」が日々行われていた。 「世界?私は、悪い子は嫌いだ。さぁ、何てどうすればいいか解るだろう」 鈴木は泣きはらしたような瞳のまま、もぞもぞと土下座のようなポーズをとる 「ゆ……許して…………お、とうさ……」 「聞こえないよ、世界」 「許して……下さい、おとうさ、ん……なんでも…言うこと、聞きます、から……」 徳蔵はニヤリと口角をあげ、鈴木の頭を暴力的なまでに優しく、いとおしそうに撫でた。
[白無垢Special]御園しいな
しいなは御園グループ社長・兜の愛人の息子であった。そんな母親がよくこぼしていたー「一度でいいから、兜のために白無垢を着たい」という言葉がしいなの頭を支配していた。 「ご主人様のモノでありたいー」 それは御園の生涯の夢であった。白無垢に身を包み、その穢れない自分のすべてをご主人様にささげたい。 自分の人生はまさにアノ時決まったのだと…御園は確信していた。
[南国Special]東雲健吉
東雲は夏季休暇中だった。特に予定はいれていなかったが―同僚が沖縄に行きたいと言うのでまぁなんとなく着いてきた。 想像していた以上に心地いい。普段の仕事ストレスから思い切り解放されるような―。 まったりと海辺でくつろいでいると―くっついてきた後輩の佐橋が隣に座る。 「東雲さん、焼けましたね」 「ああ…まだ2日っきゃ経ってねぇけどなー。」 「日焼けした東雲さん…恰好いいっす」 「………………。」 前々から妙だなと思っていた佐橋の様子は今日で完全におかしいということが確定した。なぜなら彼の表情と彼の体が― (俺って……なんか年下の男に縁があるんだろうか……) 思えば数年前も……
[弓道姿Special]進藤政春
今から数年前のこと― 進藤の馴染みの弓道場。東間啓次郎もいつしか進藤が来ることを見計らい訪れるようになっていた。 「進藤くん…顔だけでなく、体も美しいよ…」 「東間先生……っ……そんな―私、汗を……かいて、います……ので…っ」 夜も更けて来た弓道場。信頼されている進藤は最後の一人ー鍵当番として残っていた。 その為弓道場には誰もいない……
[野球ユニフォームII]日ノ原楓
いつものように大学で練習をしていると―珍しい事に小野寺がやってきた。 「千春にもかまいすぎっつわれてるけどよ…、今になってお前見てるとなんかすげぇ小さいガキに見えちまって…つい気になっちまう。」 「…………!」 「あ、馬鹿にしてんじゃねえんだ。まぁ滅茶苦茶やってた俺の罪滅ぼしみてぇなところもあるがよ…」 「……なんだよ、それっ…」 日ノ原は―悪態を吐こうと口を開いたが、思わず満面の笑みを浮かべてしまっていた…。 そう…あの時からずっと小野寺は―自分を見てくれていた…。
[オフの日私服Special]浅葱カイリ
浅葱は思い出の…あの河原に居た。 猜疑心…復讐心…虚栄心……自分は汚れてしまっている。 昔ー連城とこの河原で過ごした頃とは何もかもが変わってしまったのだ。 「瑠加…」 どうしてこうなってしまったのか。あの日―母の日記を見つけてしまわなければ…母があの男と出会わなければ あれこれ想像してももう元には戻らない。 自分を抱えて、前に進むしかないのだった。
[極道スーツSpecial]朝比奈蓮介
構成員に変装してマルタイを尾行していた朝比奈は組の若い男に掴まってしまったのだ。 「頭が帰ってきたら、あんた痛めつけられちまうからな……そうなる前に…味をみてやんねぇと…」 「うぐぅ……っ、そ……っやめ……」 「騒ぐなって。潰すぜ?」 「………!!」 「まぁ…これから死ぬほどいてぇ思いするだろうからな。今だけちょっと楽しくなるように…コレ、食わせてやるよ」 「!嫌だ…!そんなところ……!!」 ゴソゴソと嫌な音が肌に響いていく―
[サッカーSpecial]芹沢高士朗
芹沢はエリサに手当てされた腿を見つめた。 腿を触られると思いだすーサッカー部の奴らとのこと。 まだ部活に入ったばかりの頃…体育倉庫室で…。 芹沢も興味なかったわけではないが、どこかその雰囲気が怖く、逃げ出したかったーけれど強引に仲間の一人が……
[学ランSpecial]二階堂シン
放課後の教室でー当時の同級生の関口は何故か執拗に二階堂をかまい、粛正だと称していじめるのだ。 ある日いつものように臀部を叩いたかと思ったらー 「あむ……っ」 突然、口内に熱が侵入してきた。 「せきぐ、ち…くっ……くるしい、よぉ……」 「っ……二階堂……」 「な…っ……ん……や……ぁ……」 「―お前ってほんと……」 可愛い。関口は息の声だけで確かにそう言った。
[ナースII]丸山凜太郎
丸山はアルバートの頼みから、モデルの手伝いをすることがあった。アルバートの新作漫画に登場するキャラクターのモデルとして……女装することもあれば、少し恥ずかしいポーズをとらされることもあった。その中でも最も印象深かったもの―それがナース姿である。 「あ…アルバート……恥ずかしい、これ……早く終わらせて、くれよ…」 「凛太郎。綺麗―凄く、創作意欲がわきます」 「っ……!きゅ、……急に触る、なっ……!!」 丸山は彼女と別れて長く、その間に自身の体にも無頓着だったため、軽く肩を叩かれただけで大きく反応してせいまうのだった…