[期間限定イベント"年末年始"]
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【クロノ】
「樹生は今すごく現実的な心配をしてるけど、もっと目の前にある現実を見てほしい」
【クロノ】
「変な怪物に襲われてるから、そっちに注目して……」
樹生に気を取られた瞬間、着地する足に細めの触手が素早く絡み付いた。
【クロノ】
「――ッ!」
咄嗟に受け身を取り、アスファルトへの直撃は免れたが、それでも衝撃がかなり来た。
跳ねのけようとしたが追いつかず、次々と触手が俺の体に巻き付いて動きを拘束される。
【アンク】
「クロノ様!!」
じいは俺達を助けようとしてくれているが、向かってくる細い触手を払うので精一杯のようだ。
【春川】
「えっ!? う、うわ……」
突然、樹生の声が恐怖におののいた。
樹生も俺と同じように、地面へ押し倒されていた。
体に巻き付いていた太い触手がクッションになって、痛みはなさそうだけど…。
せめてもの抵抗なのか、樹生の脚がばたばたと大きく動き、その反動か向きが変わる。
腕は触手に巻き付かれて体の横にぴったりと付いているが、触手が樹生の上体を起こしているらしい。
膝をついて、ちょうど四つん這いのような姿勢になった樹生と目が合った。
【クロノ】
「怪我は?」
【春川】
「ない、けど…………ッ!」
樹生は、何かを堪えるように目を閉じている。
【クロノ】
「樹生、どうした!?」
【春川】
「………っ、あ、脚に、何か………」
【クロノ】
(脚?)
俺からだと四つん這いになった太腿しか見えないが、目を凝らす。
ズボンの布が不自然なほど張り詰め、ところどころ内側から何かが滲んだようなシミが出来ていた。
すぐに布は、音を立てて裂けた。
樹生の太腿に細めの触手が這い回っていて、中からズボンを破ったらしいが――。
【クロノ】
「――え?」
樹生の脚を這い回る触手は、白いモノで汚れていた。
触手が蠢く度、白いモノが樹生の肌の上で、ぐちゃ…と粘着質な音を立てる。
【春川】
「んん……」
樹生が身じろいで、唯一自由に動く腰を揺らした。
その時、胴に絡んでいる太い触手の影に樹生のモノが見えたけど、ソレは汚れていなかった。
【クロノ】
「……あ。あれ、ケーキのクリームか」
【春川】
「な、なにが……って………っ!?」
俯いて、自分の下半身を見た樹生はそのまま固まって、絞り出すような声で俺に言った。
【春川】
「み……見ないでくれ…」
【クロノ】
「そう言われても、俺、樹生から目を離す訳にいかないし。位置的に仕方ないでしょ」
【春川】
「でも、あ、あれ………ま、まるで俺が……」
【クロノ】
「うん、イッちゃったみたいで、すごいエロい。あ」
【春川】
「うわあ……っ!?」
白く汚れた触手が、樹生のモノに絡み付いた。
【春川】
「み…見ないでくれ……、た、頼むから……」
俺からは、太い触手の影になって、赤く熟れ始めた樹生の先端しか見えない。
そこを触手がクリームを塗り付けるように往復して、樹生の先端が見え隠れして。
触手が離れた時、樹生の先端から溢れ出した蜜に白い汚れが溶け込んで、重そうに滴り落ちた。
【春川】
「ん……く、ぁっ…」
突然、樹生に絡み付いていた太い触手がぶるりと震え。
樹生の体をずるずると這った。
シャツの布が太い触手が動くにつれ、ピンと張っていき――破ける。
太い触手は、樹生の尻から前まで覆うと、前後に擦るように動き始めた。
【春川】
「ひっ! あ、あああっ!!」
後ろの弱い部分と、勃ち始めた裏筋を同時に刺激され。
仰け反った樹生の胸は、もう尖り始めていて。
そこに、クリームに塗れた触手が這って、肌を汚していく。
【春川】
「んんんっ! ヒッ!! やめ…、だ、だめだ……っ!」
太い触手が動くのに合わせ、時折、中からクリームが溢れ出す。
よく見ると、太い触手は、粘液を吐く触手ごと覆い込んでいて。
中で粘液を吐かれているのか、溢れ出した白い汚れはとろとろしていて、太腿を伝い落ちていく。
赤く腫れた胸の飾りも、白い汚れを塗りつけられて濡れていく。
【春川】「はっ、あ、あああああ!!!」
太い触手がズッと重い音を立てて大きく動いた瞬間、樹生が声を上げ――。
俺と樹生の間に、なにか白い雲のようなものがスライディングで入り込んだ。
何かがスライディングして来たと思った時、俺の拘束もふっと緩んだ。
事情は分からないけど、とにかく体を起こすと。
【アンク】
「クロノ様! 見惚れている場合ですか!!」
逃げていく妖獣と、飛んだまま怒っているじいが見えた。
じいが、俺と樹生を拘束する触手を飛んで斬ってくれたらしい。
ということは、さっきの白い雲は……。
【クロノ】
「メリーちゃん、御苦労さま」
拘束を解かれた樹生が地面に倒れないよう、メリーちゃんが庇ってくれたのだ。
メリーちゃんに顔を埋めたまま、樹生が動かないので心配したけど。
耳まで真っ赤にしているので、どうやら恥ずかしくて顔を上げられないらしい。
可愛いけど、今はそっとしておくことにしよう。
俺は思考を切り変えようと頭を振って……、思い出した。
【クロノ】
「ここ、凌央のマンションだ――」
………
…………………
………………………………………
来訪を告げるベルの音が響き、俺は機嫌良く玄関へ向かった。
【日留川】
(今日の、今この時間に配送するように頼んだとはいえ…)
【日留川】
(完璧、だな。流石、兎川急便)
配送を頼んだのは、某高級ホテルにある一つ星レストランのケーキだ。
到着を心待ちにしていた俺は、確認もせずにドアを開け――。
クリーチャーの来訪を受けた。
【日留川】
「……は?」
目の前にいるクリーチャーは、幾本もの触手を蠢かせている。
触手でインターホンを押したんだろうか。
人間界に精通しているのか、それともただの偶然かは判断しかねるが……。
【日留川】
「……この世界は、俺達が住むには少し眩し過ぎる。同類の匂いを嗅ぎ分けたようだが」
【日留川】
「お前が訪れるべき場所は…、本当にここか? 一度、じっくり考えてみることだ」
事情は飲み込めないが、少なくとも人違いだと思う。
俺は顔を背け、ドアを閉め――
閉めようとしたが、何かが挟まる感触がしてドアが閉まらない。
【日留川】
「え?」
見てみると、ドアと壁の間に触手が挟まっていた。
そして別の触手が、隙間から次々と入って来る――全てが俺に向かって。
【日留川】
「――――ッ!」
これは――、玄関ではこいつを防げない。
それなら、早くここを脱して逃げた方がいい。
俺は思い切って化物に背中を向けて走り出し、私室へ向かった。
あそこからなら、ベランダを通って非常階段へ抜けられる。
だが――
【日留川】
「………ヒッ」
私室に入ってすぐに追いつかれ、胴に巻き付かれてしまい、瞬く間に、俺の全身に触手が這い回る。
「樹生は今すごく現実的な心配をしてるけど、もっと目の前にある現実を見てほしい」
【クロノ】
「変な怪物に襲われてるから、そっちに注目して……」
樹生に気を取られた瞬間、着地する足に細めの触手が素早く絡み付いた。
【クロノ】
「――ッ!」
咄嗟に受け身を取り、アスファルトへの直撃は免れたが、それでも衝撃がかなり来た。
跳ねのけようとしたが追いつかず、次々と触手が俺の体に巻き付いて動きを拘束される。
【アンク】
「クロノ様!!」
じいは俺達を助けようとしてくれているが、向かってくる細い触手を払うので精一杯のようだ。
【春川】
「えっ!? う、うわ……」
突然、樹生の声が恐怖におののいた。
樹生も俺と同じように、地面へ押し倒されていた。
体に巻き付いていた太い触手がクッションになって、痛みはなさそうだけど…。
せめてもの抵抗なのか、樹生の脚がばたばたと大きく動き、その反動か向きが変わる。
腕は触手に巻き付かれて体の横にぴったりと付いているが、触手が樹生の上体を起こしているらしい。
膝をついて、ちょうど四つん這いのような姿勢になった樹生と目が合った。
【クロノ】
「怪我は?」
【春川】
「ない、けど…………ッ!」
樹生は、何かを堪えるように目を閉じている。
【クロノ】
「樹生、どうした!?」
【春川】
「………っ、あ、脚に、何か………」
【クロノ】
(脚?)
俺からだと四つん這いになった太腿しか見えないが、目を凝らす。
ズボンの布が不自然なほど張り詰め、ところどころ内側から何かが滲んだようなシミが出来ていた。
すぐに布は、音を立てて裂けた。
樹生の太腿に細めの触手が這い回っていて、中からズボンを破ったらしいが――。
【クロノ】
「――え?」
樹生の脚を這い回る触手は、白いモノで汚れていた。
触手が蠢く度、白いモノが樹生の肌の上で、ぐちゃ…と粘着質な音を立てる。
【春川】
「んん……」
樹生が身じろいで、唯一自由に動く腰を揺らした。
その時、胴に絡んでいる太い触手の影に樹生のモノが見えたけど、ソレは汚れていなかった。
【クロノ】
「……あ。あれ、ケーキのクリームか」
【春川】
「な、なにが……って………っ!?」
俯いて、自分の下半身を見た樹生はそのまま固まって、絞り出すような声で俺に言った。
【春川】
「み……見ないでくれ…」
【クロノ】
「そう言われても、俺、樹生から目を離す訳にいかないし。位置的に仕方ないでしょ」
【春川】
「でも、あ、あれ………ま、まるで俺が……」
【クロノ】
「うん、イッちゃったみたいで、すごいエロい。あ」
【春川】
「うわあ……っ!?」
白く汚れた触手が、樹生のモノに絡み付いた。
【春川】
「み…見ないでくれ……、た、頼むから……」
俺からは、太い触手の影になって、赤く熟れ始めた樹生の先端しか見えない。
そこを触手がクリームを塗り付けるように往復して、樹生の先端が見え隠れして。
触手が離れた時、樹生の先端から溢れ出した蜜に白い汚れが溶け込んで、重そうに滴り落ちた。
【春川】
「ん……く、ぁっ…」
突然、樹生に絡み付いていた太い触手がぶるりと震え。
樹生の体をずるずると這った。
シャツの布が太い触手が動くにつれ、ピンと張っていき――破ける。
太い触手は、樹生の尻から前まで覆うと、前後に擦るように動き始めた。
【春川】
「ひっ! あ、あああっ!!」
後ろの弱い部分と、勃ち始めた裏筋を同時に刺激され。
仰け反った樹生の胸は、もう尖り始めていて。
そこに、クリームに塗れた触手が這って、肌を汚していく。
【春川】
「んんんっ! ヒッ!! やめ…、だ、だめだ……っ!」
太い触手が動くのに合わせ、時折、中からクリームが溢れ出す。
よく見ると、太い触手は、粘液を吐く触手ごと覆い込んでいて。
中で粘液を吐かれているのか、溢れ出した白い汚れはとろとろしていて、太腿を伝い落ちていく。
赤く腫れた胸の飾りも、白い汚れを塗りつけられて濡れていく。
【春川】「はっ、あ、あああああ!!!」
太い触手がズッと重い音を立てて大きく動いた瞬間、樹生が声を上げ――。
俺と樹生の間に、なにか白い雲のようなものがスライディングで入り込んだ。
何かがスライディングして来たと思った時、俺の拘束もふっと緩んだ。
事情は分からないけど、とにかく体を起こすと。
【アンク】
「クロノ様! 見惚れている場合ですか!!」
逃げていく妖獣と、飛んだまま怒っているじいが見えた。
じいが、俺と樹生を拘束する触手を飛んで斬ってくれたらしい。
ということは、さっきの白い雲は……。
【クロノ】
「メリーちゃん、御苦労さま」
拘束を解かれた樹生が地面に倒れないよう、メリーちゃんが庇ってくれたのだ。
メリーちゃんに顔を埋めたまま、樹生が動かないので心配したけど。
耳まで真っ赤にしているので、どうやら恥ずかしくて顔を上げられないらしい。
可愛いけど、今はそっとしておくことにしよう。
俺は思考を切り変えようと頭を振って……、思い出した。
【クロノ】
「ここ、凌央のマンションだ――」
………
…………………
………………………………………
来訪を告げるベルの音が響き、俺は機嫌良く玄関へ向かった。
【日留川】
(今日の、今この時間に配送するように頼んだとはいえ…)
【日留川】
(完璧、だな。流石、兎川急便)
配送を頼んだのは、某高級ホテルにある一つ星レストランのケーキだ。
到着を心待ちにしていた俺は、確認もせずにドアを開け――。
クリーチャーの来訪を受けた。
【日留川】
「……は?」
目の前にいるクリーチャーは、幾本もの触手を蠢かせている。
触手でインターホンを押したんだろうか。
人間界に精通しているのか、それともただの偶然かは判断しかねるが……。
【日留川】
「……この世界は、俺達が住むには少し眩し過ぎる。同類の匂いを嗅ぎ分けたようだが」
【日留川】
「お前が訪れるべき場所は…、本当にここか? 一度、じっくり考えてみることだ」
事情は飲み込めないが、少なくとも人違いだと思う。
俺は顔を背け、ドアを閉め――
閉めようとしたが、何かが挟まる感触がしてドアが閉まらない。
【日留川】
「え?」
見てみると、ドアと壁の間に触手が挟まっていた。
そして別の触手が、隙間から次々と入って来る――全てが俺に向かって。
【日留川】
「――――ッ!」
これは――、玄関ではこいつを防げない。
それなら、早くここを脱して逃げた方がいい。
俺は思い切って化物に背中を向けて走り出し、私室へ向かった。
あそこからなら、ベランダを通って非常階段へ抜けられる。
だが――
【日留川】
「………ヒッ」
私室に入ってすぐに追いつかれ、胴に巻き付かれてしまい、瞬く間に、俺の全身に触手が這い回る。