本編
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【宮沢】
「午前の練習終了です!
昼食後、次は14時から再開しましょう」
―12:30
朝からのハードな練習をこなした俺たちは、またもやシェフが用意してくれた豪華な昼食をとり…
その後、各自しばしの休憩タイムに入った
【宮沢】
(よし、俺は今のうちに、午前までの練習の成果と注意点をまとめておくか…)
【宮沢】
(あ、練習ノート…プールサイドに置きっぱなしだった。
取りに行かなきゃ)
【宮沢】
(それにしても…、やっぱりちょっと寝不足だな。
今日は早く寝るようにしないと…)
結局…、あれから部屋に帰ったのは午前2時過ぎで……
おまけに、プールサイドの掃除をしようと、張り切って早起きしてしまったものだから
睡眠時間は4時間程になってしまった
ノートを取りに行ったついでに、一泳ぎして眠気を覚まそう…
そう考えた俺は、
水着に着替えてから、練習ノートを取りにプールサイドへと移動した
【宮沢】
(確かあの辺に……
あ、あった!)
デッキチェアの上に練習ノートらしき表紙が見えて、そちらに歩み寄る
すると……、
すぐ隣のデッキチェアで、オーナーが休憩しているのが見えた
【宮沢】
「お疲れ様ですオーナー、日光浴ですか?」
【夏目】
「ああ、普段内勤が多いだろ?
外出しても屋内での会合が殆どだし……」
【夏目】
「だから、こういう機会に日光を満喫しておこうと思ってな。
宮沢もプールサイドで休憩か?」
【宮沢】
「いえ、俺はこの時間を利用して、今までの合宿の成果をまとめておこうかと…」
俺がそう答えると、オーナーは心配そうに眉根を寄せて…言った
【夏目】
「宮沢…、昨日もそうだか、ちょっと無理しすぎじゃないのか?」
【夏目】
「昨晩も遅くまで起きていたし…
少し顔色が悪いぞ?」
【宮沢】
「大丈夫ですよ!
オーナーのおかげで脚の痛みもすっかり取れましたし」
【宮沢】
「それに、今回の合宿でみんなの連携技がすごく良くなって! ほら、見て下さ………」
そう言って…、デッキチェアの上のノートを拾い上げようと、頭を下に向けた―、瞬間
…クラリ
【宮沢】
(あ……)
眩暈とともに、視界が一瞬暗くなり………
俺は―
オーナーの胸の上に倒れ込んでいた
-to be continued-
【夏目】
「大丈夫か?宮沢」
突然の眩暈を感じた俺は、オーナーの胸に倒れ込んでしまった
厚い胸板が…、俺の身体を力強く受け止めてくれる
【宮沢】
「あっ!あの…ごめんなさい。
急に立ちくらみがしちゃって……」
慌てて顔を上げると、驚くほどの至近距離でオーナーと目が合ってしまった
【宮沢】
(あ………)
精悍な顔と、その眼差しに―、一瞬目を奪われてしまう
【夏目】
「…だから言っただろう。無理をするな…と」
呆けたような顔で動きを止めた俺に、オーナーの労わるような声が届いた
【宮沢】
「ほ…本当にすみません。
す…すぐにどきますから……!」
【夏目】
「……慌てるな。また立ちくらみを起こすぞ」
慌てて身体を起こそうとした俺の身体を、オーナーがそっと抱き寄せた
【宮沢】
「な…夏目……、オー…ナー……?」
【夏目】
「ほら、楽になるまで、少しこうしていろ」
そう言って、優しく髪を撫でつけてくれる
【夏目】
「それに、俺もしばらく…お前を抱かせていて欲しいと思っているんだがな……」
【宮沢】
「え……っ」
【夏目】
「…ダメか?」
【宮沢】
「ダ……、ダメじゃ…ないです……」
オーナーが…、背中に回した腕に軽く力を入れ、俺をさらに強く抱き寄せる
身体が完全に密着し、オーナーの息遣いに合わせて…俺の身体も柔らかく上下する
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、ドッ……
そんな中―
俺の鼓動だけが、うるさいくらいに鳴り響く…
鼓動の速さがオーナーにそのまま伝わっているかと思うと、恥ずかしさで耳が熱くなってしまう
【宮沢】
(ダメだよ、俺……男同士なのに………)
【宮沢】
(なんで俺、いつもオーナーの親切に…、こんなにドキドキしちゃうんだろ……)
【宮沢】
(でも……、オーナーの腕の中は、広くて…逞しくて………)
【夏目】
「鼓動が伝わってしまうな」
【宮沢】
「ひぁっ!」
心の中を見透かされているかのような台詞に、心臓がさらに大きく跳ね上がる
【宮沢】
「す…すみません!俺…、変…ですよね…」
【宮沢】
「オーナーに抱かれてると…、安心するのに……ドキドキしちゃって……」
オーナーは、赤面しながら弁解する俺の顔を見て、フ…ッと笑みを漏らすと
【夏目】
「鼓動の速さも、その気持ちも……
俺も同じだから、気にするな」
全てを包み込んでくれるような微笑を浮かべて、俺の髪に鼻先をうずめた
【井上】
「2日めの練習も終わりですね!」
【井上】
「すっげー充実した練習ができたっつーか、ひとまわり成長した気がします!」
【井伏】
「背は伸びたようにみえないけどな」
【井上】
「鮎次てめー!またしても俺の身長を馬鹿にしやがって…!」
【井伏】
「ハハハ、いやー虎雄ちゃんイジり甲斐あるからさ~」
井上と井伏さんが、プールサイドでバタバタと揉みあっている
【吉川】
「アイツら……、同レベルだな……」
【梶井】
「フフ…、井伏さんは井上さんを、弟のように可愛がっているのでしょう」
【梶井】
「井上さんはオモチャのようで、楽しみめそうな素材ですからね……」
【吉川】
「……!
アンタ…、たまに怖いな」
【志賀】
「貴様ら!いつまでダラダラしている! 早く着替えて夕食に間に合うよう支度しろ!」
「午前の練習終了です!
昼食後、次は14時から再開しましょう」
―12:30
朝からのハードな練習をこなした俺たちは、またもやシェフが用意してくれた豪華な昼食をとり…
その後、各自しばしの休憩タイムに入った
【宮沢】
(よし、俺は今のうちに、午前までの練習の成果と注意点をまとめておくか…)
【宮沢】
(あ、練習ノート…プールサイドに置きっぱなしだった。
取りに行かなきゃ)
【宮沢】
(それにしても…、やっぱりちょっと寝不足だな。
今日は早く寝るようにしないと…)
結局…、あれから部屋に帰ったのは午前2時過ぎで……
おまけに、プールサイドの掃除をしようと、張り切って早起きしてしまったものだから
睡眠時間は4時間程になってしまった
ノートを取りに行ったついでに、一泳ぎして眠気を覚まそう…
そう考えた俺は、
水着に着替えてから、練習ノートを取りにプールサイドへと移動した
【宮沢】
(確かあの辺に……
あ、あった!)
デッキチェアの上に練習ノートらしき表紙が見えて、そちらに歩み寄る
すると……、
すぐ隣のデッキチェアで、オーナーが休憩しているのが見えた
【宮沢】
「お疲れ様ですオーナー、日光浴ですか?」
【夏目】
「ああ、普段内勤が多いだろ?
外出しても屋内での会合が殆どだし……」
【夏目】
「だから、こういう機会に日光を満喫しておこうと思ってな。
宮沢もプールサイドで休憩か?」
【宮沢】
「いえ、俺はこの時間を利用して、今までの合宿の成果をまとめておこうかと…」
俺がそう答えると、オーナーは心配そうに眉根を寄せて…言った
【夏目】
「宮沢…、昨日もそうだか、ちょっと無理しすぎじゃないのか?」
【夏目】
「昨晩も遅くまで起きていたし…
少し顔色が悪いぞ?」
【宮沢】
「大丈夫ですよ!
オーナーのおかげで脚の痛みもすっかり取れましたし」
【宮沢】
「それに、今回の合宿でみんなの連携技がすごく良くなって! ほら、見て下さ………」
そう言って…、デッキチェアの上のノートを拾い上げようと、頭を下に向けた―、瞬間
…クラリ
【宮沢】
(あ……)
眩暈とともに、視界が一瞬暗くなり………
俺は―
オーナーの胸の上に倒れ込んでいた
-to be continued-
【夏目】
「大丈夫か?宮沢」
突然の眩暈を感じた俺は、オーナーの胸に倒れ込んでしまった
厚い胸板が…、俺の身体を力強く受け止めてくれる
【宮沢】
「あっ!あの…ごめんなさい。
急に立ちくらみがしちゃって……」
慌てて顔を上げると、驚くほどの至近距離でオーナーと目が合ってしまった
【宮沢】
(あ………)
精悍な顔と、その眼差しに―、一瞬目を奪われてしまう
【夏目】
「…だから言っただろう。無理をするな…と」
呆けたような顔で動きを止めた俺に、オーナーの労わるような声が届いた
【宮沢】
「ほ…本当にすみません。
す…すぐにどきますから……!」
【夏目】
「……慌てるな。また立ちくらみを起こすぞ」
慌てて身体を起こそうとした俺の身体を、オーナーがそっと抱き寄せた
【宮沢】
「な…夏目……、オー…ナー……?」
【夏目】
「ほら、楽になるまで、少しこうしていろ」
そう言って、優しく髪を撫でつけてくれる
【夏目】
「それに、俺もしばらく…お前を抱かせていて欲しいと思っているんだがな……」
【宮沢】
「え……っ」
【夏目】
「…ダメか?」
【宮沢】
「ダ……、ダメじゃ…ないです……」
オーナーが…、背中に回した腕に軽く力を入れ、俺をさらに強く抱き寄せる
身体が完全に密着し、オーナーの息遣いに合わせて…俺の身体も柔らかく上下する
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、ドッ……
そんな中―
俺の鼓動だけが、うるさいくらいに鳴り響く…
鼓動の速さがオーナーにそのまま伝わっているかと思うと、恥ずかしさで耳が熱くなってしまう
【宮沢】
(ダメだよ、俺……男同士なのに………)
【宮沢】
(なんで俺、いつもオーナーの親切に…、こんなにドキドキしちゃうんだろ……)
【宮沢】
(でも……、オーナーの腕の中は、広くて…逞しくて………)
【夏目】
「鼓動が伝わってしまうな」
【宮沢】
「ひぁっ!」
心の中を見透かされているかのような台詞に、心臓がさらに大きく跳ね上がる
【宮沢】
「す…すみません!俺…、変…ですよね…」
【宮沢】
「オーナーに抱かれてると…、安心するのに……ドキドキしちゃって……」
オーナーは、赤面しながら弁解する俺の顔を見て、フ…ッと笑みを漏らすと
【夏目】
「鼓動の速さも、その気持ちも……
俺も同じだから、気にするな」
全てを包み込んでくれるような微笑を浮かべて、俺の髪に鼻先をうずめた
【井上】
「2日めの練習も終わりですね!」
【井上】
「すっげー充実した練習ができたっつーか、ひとまわり成長した気がします!」
【井伏】
「背は伸びたようにみえないけどな」
【井上】
「鮎次てめー!またしても俺の身長を馬鹿にしやがって…!」
【井伏】
「ハハハ、いやー虎雄ちゃんイジり甲斐あるからさ~」
井上と井伏さんが、プールサイドでバタバタと揉みあっている
【吉川】
「アイツら……、同レベルだな……」
【梶井】
「フフ…、井伏さんは井上さんを、弟のように可愛がっているのでしょう」
【梶井】
「井上さんはオモチャのようで、楽しみめそうな素材ですからね……」
【吉川】
「……!
アンタ…、たまに怖いな」
【志賀】
「貴様ら!いつまでダラダラしている! 早く着替えて夕食に間に合うよう支度しろ!」