本編
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皆が解散した後―
【井上】
「俺、1人で必殺技の特訓がしたいんで!」
井上がそう言い出したので、
特訓なら付き合うよと申し出たところ…
井上は…暫く考え込んだ後、
無言で…コクリと頷いた
【宮沢】
(やっぱり井上…
ミーティングの最後くらいから、何となく元気がないな)
【井上】
「先輩! 早く、早く!
ガッツリたっぷり特訓して下さい!」
何かあったのか…と尋ねたいけど、明るく振る舞う本人に対しては、何となく切り出しづらい…
【宮沢】
(気のせい…だといいんだけど、どうしても気になるなあ……)
【井上】
「宮沢先輩…?
どうかしたんですか?」
【宮沢】
「わ!?
ご…ごめん!」
井上を心配して、逆に自分が心配されていては世話がない……
【宮沢】
「何でもないんだ。
さ、特訓はじめよう?」
【井上】
「はい!きっついのお願いします!」
【井上】
「はあっ…、はあっ…はあっ…はあっ……
もう1セットお願いします…!」
プールの水面に顔を出すなり、そう言って練習を続行しようとする井上…
その様子には鬼気迫るものがあって…、なんだか無理して身体を追い込んでいるように見えた
【宮沢】
「井上…、なんだか今日のお前、おかしいぞ?
何か悩みでもあるのか?」
井上の横で、同じように水から頭だけ出して…そう尋ねる
【井上】
「…っ!」
井上の顔が歪んで、泣き出す前の子供みたいな表情になった
【井上】
「……チームのみんなは…」
【宮沢】
「…うん?」
【井上】
「志賀さんはお金持ちで先生で…、オーナーはすっげー頼りになって…、鮎次はいつも余裕で……」
【井上】
「梶井さんは大人な態度で有名人で…、吉川先輩だって何だかんだ宮沢先輩に頼りにされてて…」
【井上】
「俺は……
俺だけ年下で……何の力もなくて……」
【井上】
「宮沢先輩の力になりたいのに……、今日だって逆に心配されて……」
【宮沢】
「井上……、そんなこと…」
【井上】
「だから俺っ!
一番すっげー選手になって、世界に通用する超一流選手になって…」
【井上】
「先輩に一番近いところで、先輩の夢を一緒に叶えるから……!」
【井上】
「……だからっ!」
ガシッ!
【宮沢】
「いのう………っ!
……ぷぁっ!」
……ドプ…ン!
突然、井上に腕をつかまれた俺は…
そのままバランスを崩して、
井上とともにプールの中へと沈み込んでいった……
-to be continued-
2人でプールから顔を出して会話しているさなかに、急に井上に腕を捕まれ…
そのまま水中に沈んでいった俺たち―
水に沈んでからも、井上の力は弱まらず……
抱き合うような恰好で、互いの胸から腰までがピッタリと密着した状態のまま沈んでいく…
【宮沢】
(井上のこんな真剣な表情…、初めて……)
井上の目が、真っ直ぐに、俺の目だけを見つめていることが…水の中でもハッキリと分かる
真剣で…透き通った……、心の中を全てさらけ出しているような……
純真な眼差し……
水色の世界に…、井上の髪と…染まった肌、そして瞳が……燃えるような色付きを与えている
【宮沢】
(あ……っ!)
【宮沢】
(井…上……、こんなに……)
密着している胸…、そして…押し付けられた下腹部から、井上の熱が如実に伝わってくる…
【宮沢】
(熱くて……
んぅ…っ!そんな……擦り付けちゃ……)
クラクラする思考の中、なんとか態勢を立て直して水面へ浮上しようとした……その時
【宮沢】
(………んっ)
井上の唇が、俺の唇を塞いでいた
【宮沢】
「ぷはぁっ!
……はっ…はぁっ…はぁ……はぁ…」
プールから上がり、呼吸を整えるように、大きく深呼吸を繰り返す
その横で…
井上も同じように荒い息を整えていた
だけど、立ったまま膝に手をついて前傾姿勢をとっているので…、その表情を窺うことはできない
【宮沢】
「……井上」
ピク…ッ!
俺に呼びかけられた井上の肩が、小さく跳ね上がる
【宮沢】
「井上…」
再び名を呼ぶと…、
井上は顔を上げて…、視線をこちらへ向けた
【宮沢】
(あ…っ!)
井上の表情は、先刻までと同様に
燃えるような熱さを、その眼差しに湛えていた
その視線に射すくめられたように、俺は言葉を発することすらできなくなる
【井上】
「宮沢先輩」
井上は…、視線を外さないまま
黙って立ち尽くす俺の方へ歩いて来て、目の前に立った
【井上】
「俺は、本気です」
【井上】
「絶対にナンバーワン選手になって、先輩の一番傍で、一緒に夢を叶えます」
【井上】
「オーナーでも、志賀さんでも…、谷崎先輩でも……
他の誰でもなく、俺が」
【井上】
「だから……、
見ていてくださいね」
【井上】
「さっきのは…、約束のキスです」
少し大人びた表情で、井上は……そう言って微笑んだ
【井上】
「うおーっ!
別荘スゲー!!」
【井伏】
「いやほんと、まじスゲーわ
別荘つーか既にホテルの域だわ」
【井上】
「俺、1人で必殺技の特訓がしたいんで!」
井上がそう言い出したので、
特訓なら付き合うよと申し出たところ…
井上は…暫く考え込んだ後、
無言で…コクリと頷いた
【宮沢】
(やっぱり井上…
ミーティングの最後くらいから、何となく元気がないな)
【井上】
「先輩! 早く、早く!
ガッツリたっぷり特訓して下さい!」
何かあったのか…と尋ねたいけど、明るく振る舞う本人に対しては、何となく切り出しづらい…
【宮沢】
(気のせい…だといいんだけど、どうしても気になるなあ……)
【井上】
「宮沢先輩…?
どうかしたんですか?」
【宮沢】
「わ!?
ご…ごめん!」
井上を心配して、逆に自分が心配されていては世話がない……
【宮沢】
「何でもないんだ。
さ、特訓はじめよう?」
【井上】
「はい!きっついのお願いします!」
【井上】
「はあっ…、はあっ…はあっ…はあっ……
もう1セットお願いします…!」
プールの水面に顔を出すなり、そう言って練習を続行しようとする井上…
その様子には鬼気迫るものがあって…、なんだか無理して身体を追い込んでいるように見えた
【宮沢】
「井上…、なんだか今日のお前、おかしいぞ?
何か悩みでもあるのか?」
井上の横で、同じように水から頭だけ出して…そう尋ねる
【井上】
「…っ!」
井上の顔が歪んで、泣き出す前の子供みたいな表情になった
【井上】
「……チームのみんなは…」
【宮沢】
「…うん?」
【井上】
「志賀さんはお金持ちで先生で…、オーナーはすっげー頼りになって…、鮎次はいつも余裕で……」
【井上】
「梶井さんは大人な態度で有名人で…、吉川先輩だって何だかんだ宮沢先輩に頼りにされてて…」
【井上】
「俺は……
俺だけ年下で……何の力もなくて……」
【井上】
「宮沢先輩の力になりたいのに……、今日だって逆に心配されて……」
【宮沢】
「井上……、そんなこと…」
【井上】
「だから俺っ!
一番すっげー選手になって、世界に通用する超一流選手になって…」
【井上】
「先輩に一番近いところで、先輩の夢を一緒に叶えるから……!」
【井上】
「……だからっ!」
ガシッ!
【宮沢】
「いのう………っ!
……ぷぁっ!」
……ドプ…ン!
突然、井上に腕をつかまれた俺は…
そのままバランスを崩して、
井上とともにプールの中へと沈み込んでいった……
-to be continued-
2人でプールから顔を出して会話しているさなかに、急に井上に腕を捕まれ…
そのまま水中に沈んでいった俺たち―
水に沈んでからも、井上の力は弱まらず……
抱き合うような恰好で、互いの胸から腰までがピッタリと密着した状態のまま沈んでいく…
【宮沢】
(井上のこんな真剣な表情…、初めて……)
井上の目が、真っ直ぐに、俺の目だけを見つめていることが…水の中でもハッキリと分かる
真剣で…透き通った……、心の中を全てさらけ出しているような……
純真な眼差し……
水色の世界に…、井上の髪と…染まった肌、そして瞳が……燃えるような色付きを与えている
【宮沢】
(あ……っ!)
【宮沢】
(井…上……、こんなに……)
密着している胸…、そして…押し付けられた下腹部から、井上の熱が如実に伝わってくる…
【宮沢】
(熱くて……
んぅ…っ!そんな……擦り付けちゃ……)
クラクラする思考の中、なんとか態勢を立て直して水面へ浮上しようとした……その時
【宮沢】
(………んっ)
井上の唇が、俺の唇を塞いでいた
【宮沢】
「ぷはぁっ!
……はっ…はぁっ…はぁ……はぁ…」
プールから上がり、呼吸を整えるように、大きく深呼吸を繰り返す
その横で…
井上も同じように荒い息を整えていた
だけど、立ったまま膝に手をついて前傾姿勢をとっているので…、その表情を窺うことはできない
【宮沢】
「……井上」
ピク…ッ!
俺に呼びかけられた井上の肩が、小さく跳ね上がる
【宮沢】
「井上…」
再び名を呼ぶと…、
井上は顔を上げて…、視線をこちらへ向けた
【宮沢】
(あ…っ!)
井上の表情は、先刻までと同様に
燃えるような熱さを、その眼差しに湛えていた
その視線に射すくめられたように、俺は言葉を発することすらできなくなる
【井上】
「宮沢先輩」
井上は…、視線を外さないまま
黙って立ち尽くす俺の方へ歩いて来て、目の前に立った
【井上】
「俺は、本気です」
【井上】
「絶対にナンバーワン選手になって、先輩の一番傍で、一緒に夢を叶えます」
【井上】
「オーナーでも、志賀さんでも…、谷崎先輩でも……
他の誰でもなく、俺が」
【井上】
「だから……、
見ていてくださいね」
【井上】
「さっきのは…、約束のキスです」
少し大人びた表情で、井上は……そう言って微笑んだ
【井上】
「うおーっ!
別荘スゲー!!」
【井伏】
「いやほんと、まじスゲーわ
別荘つーか既にホテルの域だわ」
