本編
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【夏目】
「おう、なら準備が出来たら始めるから、早く着替えろ」
【宮沢】
「………」
【夏目】
「………どうした?」
【宮沢】
「えと……、後ろ…向いてて下さると嬉しいです」
【夏目】
「はは、照れ屋だな。
まあいい、カーテンの向こうにいるから、準備ができたら呼んでくれ」
そう言ってオーナーは、カーテンをめくって隣のスペースへと出て行った
【宮沢】
(そうだよな、男同士だし…そんなに恥ずかしがることないよな…)
つい気にしまった自分が逆に恥ずかしい
スル…パサッ……
なるべく意識しないようにして服を脱いでいく
……でも、
自分の衣擦れの音や、薄いカーテンを隔てたすぐ向こうにいるオーナーの気配に、どうしても敏感になってしまう
【宮沢】
(うう…
……そうだ、こんなときこそ意識を別に向けよう)
【夏目】
「よし、じゃあ始めるか」
無事着替えも終わり、俺はベッドに脚を伸ばした状態で座らされていた
―しかし、このときまで俺は
重要なことを忘れていたのだ……
【夏目】
「…ん?これは……」
マッサージのためにベッドに近づいたオーナーが、何かに気付いたように動きをとめた
【宮沢】
「どうかしたんですか?オーナー」
オーナーは俺の座っているベッドに腰かけると、俺の髪に手をかけ…首筋を露わにした
【夏目】
「…お前ココどうした? 痣みたいになってるぞ、どっかにぶつけたのか?」
【夏目】
「そんなとこに痣があると、なんかキスマークみたいだな」
【宮沢】
「!!」
プールじゃないからと、すっかり油断して痣のことを忘れてしまっていたのだ
突然のことにサラリとごまかすことも出来ず、馬鹿正直に赤面して言葉も発せなくなってしまった
……こんな態度じゃ、『はいキスマークです』と自ら白状しているようなものだ
【夏目】
「……合意の上……か?」
フルフルと首を振り、俺は否定の意を示した
【夏目】
「誰に……やられたんだ…」
【宮沢】
「……」
【夏目】
「言えない…相手なのか…」
オーナーが苦しそうに、言葉を絞り出すように問いかけてくる
【宮沢】
(こんなオーナー…初めてだ……)
いつも俺の事を気にかけて、誰よりも優しくしてくれるオーナーに、こんなに辛い顔をさせてしまうなんて…
【宮沢】
「あの…これはちょっとした事故のようなもので…、俺の注意力が至らなかったから…」
さすがに、チームメンバーにやられましたとは言うわけにいかず…
これだけ言うのが精一杯で、俺は下を向いて押し黙った
【夏目】
「ここ数日…、お前の元気がなかったのも…、水着にならなかったのも…これが原因か」
【宮沢】
「……はい」
【夏目】
「他にも傷…あるのか?」
【宮沢】
「いえ…、されたのは…この……キス…マーク……だけ…で…」
『キスマーク』という単語…
そして…、それを刻印される油断のあった己自身が恥ずかしくて…、途切れ途切れにそう答える
【夏目】
「……そうか」
重い沈黙が室内を支配する…
―そして、数分後
ギシ……ッ
俺の脚をまたぐようにして、オーナーがベッドに手をかけた
ピクッ
オーナーの、もう片方の手が頬に触れ、思わず身を竦ませる
しかし―、
オーナーは、俺を優しく抱きしめると……
【夏目】
「……辛い時に守ってやれなくて、悪かった」
俺の髪の毛を優しく撫でながら…、苦しみを噛みしめるような声で囁いた
【宮沢】
「……そんな、オーナーのせいじゃ……」
【夏目】
「………すまん」
そう言って…、俺を抱き寄せたまま頭を少し下に移動させ…
チュ……
【宮沢】
「……あっ」
優しく、痣の上に唇を落とした
チュ…チュク……
【宮沢】
「…んっ、ふぁ…あ……」
傷を癒すように…、慈しむように、そっと…触れるように口づける
【宮沢】
「な…夏目……オー…ナ…ぁ」
【宮沢】
「宮沢……」
ただ、喘ぐしかできない俺に、オーナーは優しく微笑むと…
再び、俺を抱き締めて…
俺の裸の背中を、何度も、あやすように撫でてくれた
【宮沢】
「…ふぇ…っ、うぇぇ…
…っく、ふぇぇ…ん」
何故だかどうしようもなく涙が溢れて止まらなくなった俺を、
オーナーはいつまでも、黙って抱いていてくれていた
「おう、なら準備が出来たら始めるから、早く着替えろ」
【宮沢】
「………」
【夏目】
「………どうした?」
【宮沢】
「えと……、後ろ…向いてて下さると嬉しいです」
【夏目】
「はは、照れ屋だな。
まあいい、カーテンの向こうにいるから、準備ができたら呼んでくれ」
そう言ってオーナーは、カーテンをめくって隣のスペースへと出て行った
【宮沢】
(そうだよな、男同士だし…そんなに恥ずかしがることないよな…)
つい気にしまった自分が逆に恥ずかしい
スル…パサッ……
なるべく意識しないようにして服を脱いでいく
……でも、
自分の衣擦れの音や、薄いカーテンを隔てたすぐ向こうにいるオーナーの気配に、どうしても敏感になってしまう
【宮沢】
(うう…
……そうだ、こんなときこそ意識を別に向けよう)
【夏目】
「よし、じゃあ始めるか」
無事着替えも終わり、俺はベッドに脚を伸ばした状態で座らされていた
―しかし、このときまで俺は
重要なことを忘れていたのだ……
【夏目】
「…ん?これは……」
マッサージのためにベッドに近づいたオーナーが、何かに気付いたように動きをとめた
【宮沢】
「どうかしたんですか?オーナー」
オーナーは俺の座っているベッドに腰かけると、俺の髪に手をかけ…首筋を露わにした
【夏目】
「…お前ココどうした? 痣みたいになってるぞ、どっかにぶつけたのか?」
【夏目】
「そんなとこに痣があると、なんかキスマークみたいだな」
【宮沢】
「!!」
プールじゃないからと、すっかり油断して痣のことを忘れてしまっていたのだ
突然のことにサラリとごまかすことも出来ず、馬鹿正直に赤面して言葉も発せなくなってしまった
……こんな態度じゃ、『はいキスマークです』と自ら白状しているようなものだ
【夏目】
「……合意の上……か?」
フルフルと首を振り、俺は否定の意を示した
【夏目】
「誰に……やられたんだ…」
【宮沢】
「……」
【夏目】
「言えない…相手なのか…」
オーナーが苦しそうに、言葉を絞り出すように問いかけてくる
【宮沢】
(こんなオーナー…初めてだ……)
いつも俺の事を気にかけて、誰よりも優しくしてくれるオーナーに、こんなに辛い顔をさせてしまうなんて…
【宮沢】
「あの…これはちょっとした事故のようなもので…、俺の注意力が至らなかったから…」
さすがに、チームメンバーにやられましたとは言うわけにいかず…
これだけ言うのが精一杯で、俺は下を向いて押し黙った
【夏目】
「ここ数日…、お前の元気がなかったのも…、水着にならなかったのも…これが原因か」
【宮沢】
「……はい」
【夏目】
「他にも傷…あるのか?」
【宮沢】
「いえ…、されたのは…この……キス…マーク……だけ…で…」
『キスマーク』という単語…
そして…、それを刻印される油断のあった己自身が恥ずかしくて…、途切れ途切れにそう答える
【夏目】
「……そうか」
重い沈黙が室内を支配する…
―そして、数分後
ギシ……ッ
俺の脚をまたぐようにして、オーナーがベッドに手をかけた
ピクッ
オーナーの、もう片方の手が頬に触れ、思わず身を竦ませる
しかし―、
オーナーは、俺を優しく抱きしめると……
【夏目】
「……辛い時に守ってやれなくて、悪かった」
俺の髪の毛を優しく撫でながら…、苦しみを噛みしめるような声で囁いた
【宮沢】
「……そんな、オーナーのせいじゃ……」
【夏目】
「………すまん」
そう言って…、俺を抱き寄せたまま頭を少し下に移動させ…
チュ……
【宮沢】
「……あっ」
優しく、痣の上に唇を落とした
チュ…チュク……
【宮沢】
「…んっ、ふぁ…あ……」
傷を癒すように…、慈しむように、そっと…触れるように口づける
【宮沢】
「な…夏目……オー…ナ…ぁ」
【宮沢】
「宮沢……」
ただ、喘ぐしかできない俺に、オーナーは優しく微笑むと…
再び、俺を抱き締めて…
俺の裸の背中を、何度も、あやすように撫でてくれた
【宮沢】
「…ふぇ…っ、うぇぇ…
…っく、ふぇぇ…ん」
何故だかどうしようもなく涙が溢れて止まらなくなった俺を、
オーナーはいつまでも、黙って抱いていてくれていた
