本編
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【万里】
「いいってば。俺に迷惑かけないならさ。」
【万里】
「ただ俺からの見返りは求めるなよ。わきまえろ」
【進藤】
「は、はい…!」
【進藤】
「あ……、私は……好きで…いてもいいんですか……?」
【万里】
「ああ。仕事ちゃんとやってくれんなら―…進藤さんはその辺信頼出来る人間だろ?」
【進藤】
「………―はい!」
【進藤】
「有難うございます…ご主人様」
【東雲】
「―…………………!」
【万里】
(………ふ…………)
進藤さんが俺の用意した檻の中へ自ら入ってきてくれた。
しかもその素晴らしい瞬間を―俺だけではなく、証人つきで迎えることが出来たのだ。
こんなに愉快なことはない。最高の気分だった…。
【万里】
「小野寺と―丸山さん。ちょっと…」
二人を手招きして呼びつける。
【小野寺】
「……………。」
【丸山】
「なんでしょうか」
【万里】
「お前達二人…どちらの料理も俺は最高級品だと思っているし―勿論俺以外からも評価は高い」
【丸山】
「有難うございます」
【小野寺】
「………………」
小野寺が小さく舌うちした音が聞こえる。この間の事でご立腹のようだ。―まぁいいだろう。
俺は気にせず続けた。
【万里】
「そこでだ…折角だから二人でどちらの料理が美味いか勝負しないか」
【小野寺】
「…はぁ?!」
【丸山】
「………勝負…ですか?」
【万里】
「そうだ。まぁ…二人とも料理のジャンルが異なるからな。勝敗を決めにくいとは思う。」
【小野寺】
「…あたりめーだ」
【万里】
「だから、普段作り慣れている料理ではなく
―二人に関係の薄い―、中華料理等で対決してみないか」
【小野寺】
「!」
【丸山】
「…………!」
【万里】
「もし中華が嫌なら―トルコでもドイツでも何でもいい。
要は普段とは別のジャンルで作るということだ」
【万里】
「それなら公平だし、修行にもなる。どうだ?」
【丸山】
「素敵なアイディアだと思います!」
【万里】
「小野寺は?」
【小野寺】
「―いいぜ……受けてやる」
思った通りの反応だった。面白くなりそうだ。
気分が良くなった俺は、そこに居た新人の躾でも施すことにした―。
【万里】
「ふ……、楽しみだな」
【橘】
「―私も…どちらが勝つのか、とても興味深いです」
【橘】
「勝敗はどうやってお決めになるのですか?」
【万里】
「基本は多数決だ。この屋敷の人間―それから外部のものも呼ぼう」
【橘】
「…基本は、とおっしゃいますと、例外の決定法もあるのでしょうか」
【万里】
「あまり票数に差がない場合は―最終的に俺が決める。」
【橘】
「なるほど―より、誰に作っているのか―を、意識しているものが勝利するわけですね」
【万里】
「そうだ。公平だろう」
【橘】
「はい。益々―楽しみでございます。」
―料理対決、当日―
元々ホームパーティーと称して呼んでいた客たちにアナウンスを開始する。
【橘】
「本日の…余興を始めさせて頂きます。その名も料理対決、です」
【橘】
「ルールは至極明解でございます…より美味と感じて頂けた方へ一票投じて下さいませ」
【橘】
「それでは、本日の料理人をご紹介しましょう―」
【丸山】
「丸山です。本日はよろしくお願い致します」
【小野寺】
「………小野寺だ」
ざわざわと客が騒ぎ始める。
【客男1】
「―なんだ、面白い余興だな…一体何が食べられるんだ?」
【客女1】
「ああ!チェルキオの丸山さんじゃない?!きゃあ!丸山さんが作って下さるのね!」
【客男2】
「おお!あれ…小野寺じゃねえか。やっぱり…三宮さんは目のつけどころが良いな…」
【橘】
「なお…、料理のテーマは…<餃子>です」
【客男1】
「餃子………?!へぇ…?中々…面白いな」
【客女1】
「丸山さんが餃子なんておつくりになるの?」
【客男2】
「いいじゃねえか!誰でも何回か必ず食べた事あるものの方が公平だ」
更にざわめく客人達。
【万里】
「餃子は単純な上、バリエーションをつけ易い料理です」
【万里】
「二人がどんな趣向を凝らして皆様を楽しませるか―ご期待頂けましたら幸いです」
俺がラストを締めくくれば―盛り上がりは最高潮に達する。
会場は異様な空気となっていった。
【万里】
「さて―料理の最中は暇だな…」
【万里】
「よし。犬の散歩でもしてくるか―」
【橘】
「さあ―、制限時間が終了しました。」
【橘】
「双方どんな餃子が出来あがったのでしょう…」
見れば、小野寺も丸山も―かなりスタンダードな餃子を作ったようだ。
少なくとも、見た目からは奇抜な印象を受けない。
【万里】
「どれ…」
「いいってば。俺に迷惑かけないならさ。」
【万里】
「ただ俺からの見返りは求めるなよ。わきまえろ」
【進藤】
「は、はい…!」
【進藤】
「あ……、私は……好きで…いてもいいんですか……?」
【万里】
「ああ。仕事ちゃんとやってくれんなら―…進藤さんはその辺信頼出来る人間だろ?」
【進藤】
「………―はい!」
【進藤】
「有難うございます…ご主人様」
【東雲】
「―…………………!」
【万里】
(………ふ…………)
進藤さんが俺の用意した檻の中へ自ら入ってきてくれた。
しかもその素晴らしい瞬間を―俺だけではなく、証人つきで迎えることが出来たのだ。
こんなに愉快なことはない。最高の気分だった…。
【万里】
「小野寺と―丸山さん。ちょっと…」
二人を手招きして呼びつける。
【小野寺】
「……………。」
【丸山】
「なんでしょうか」
【万里】
「お前達二人…どちらの料理も俺は最高級品だと思っているし―勿論俺以外からも評価は高い」
【丸山】
「有難うございます」
【小野寺】
「………………」
小野寺が小さく舌うちした音が聞こえる。この間の事でご立腹のようだ。―まぁいいだろう。
俺は気にせず続けた。
【万里】
「そこでだ…折角だから二人でどちらの料理が美味いか勝負しないか」
【小野寺】
「…はぁ?!」
【丸山】
「………勝負…ですか?」
【万里】
「そうだ。まぁ…二人とも料理のジャンルが異なるからな。勝敗を決めにくいとは思う。」
【小野寺】
「…あたりめーだ」
【万里】
「だから、普段作り慣れている料理ではなく
―二人に関係の薄い―、中華料理等で対決してみないか」
【小野寺】
「!」
【丸山】
「…………!」
【万里】
「もし中華が嫌なら―トルコでもドイツでも何でもいい。
要は普段とは別のジャンルで作るということだ」
【万里】
「それなら公平だし、修行にもなる。どうだ?」
【丸山】
「素敵なアイディアだと思います!」
【万里】
「小野寺は?」
【小野寺】
「―いいぜ……受けてやる」
思った通りの反応だった。面白くなりそうだ。
気分が良くなった俺は、そこに居た新人の躾でも施すことにした―。
【万里】
「ふ……、楽しみだな」
【橘】
「―私も…どちらが勝つのか、とても興味深いです」
【橘】
「勝敗はどうやってお決めになるのですか?」
【万里】
「基本は多数決だ。この屋敷の人間―それから外部のものも呼ぼう」
【橘】
「…基本は、とおっしゃいますと、例外の決定法もあるのでしょうか」
【万里】
「あまり票数に差がない場合は―最終的に俺が決める。」
【橘】
「なるほど―より、誰に作っているのか―を、意識しているものが勝利するわけですね」
【万里】
「そうだ。公平だろう」
【橘】
「はい。益々―楽しみでございます。」
―料理対決、当日―
元々ホームパーティーと称して呼んでいた客たちにアナウンスを開始する。
【橘】
「本日の…余興を始めさせて頂きます。その名も料理対決、です」
【橘】
「ルールは至極明解でございます…より美味と感じて頂けた方へ一票投じて下さいませ」
【橘】
「それでは、本日の料理人をご紹介しましょう―」
【丸山】
「丸山です。本日はよろしくお願い致します」
【小野寺】
「………小野寺だ」
ざわざわと客が騒ぎ始める。
【客男1】
「―なんだ、面白い余興だな…一体何が食べられるんだ?」
【客女1】
「ああ!チェルキオの丸山さんじゃない?!きゃあ!丸山さんが作って下さるのね!」
【客男2】
「おお!あれ…小野寺じゃねえか。やっぱり…三宮さんは目のつけどころが良いな…」
【橘】
「なお…、料理のテーマは…<餃子>です」
【客男1】
「餃子………?!へぇ…?中々…面白いな」
【客女1】
「丸山さんが餃子なんておつくりになるの?」
【客男2】
「いいじゃねえか!誰でも何回か必ず食べた事あるものの方が公平だ」
更にざわめく客人達。
【万里】
「餃子は単純な上、バリエーションをつけ易い料理です」
【万里】
「二人がどんな趣向を凝らして皆様を楽しませるか―ご期待頂けましたら幸いです」
俺がラストを締めくくれば―盛り上がりは最高潮に達する。
会場は異様な空気となっていった。
【万里】
「さて―料理の最中は暇だな…」
【万里】
「よし。犬の散歩でもしてくるか―」
【橘】
「さあ―、制限時間が終了しました。」
【橘】
「双方どんな餃子が出来あがったのでしょう…」
見れば、小野寺も丸山も―かなりスタンダードな餃子を作ったようだ。
少なくとも、見た目からは奇抜な印象を受けない。
【万里】
「どれ…」
