本編
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【進藤】
「ええ…?!彬、なぜ…」
【水嶋】
「執事―なんてアニメか漫画の世界かと思ってたからな。実際にあるなんて面白いじゃねーか」
【水嶋】
「それに政春。お前は基本的に俺の傍に居た方がいいんだよ。」
【水嶋】
「東間にだっていいように扱われて…全く、あぶなっかしいっつーか…」
東間―進藤さんが通訳を担当する政治家だ。海外遠征等の際に同行している。
【進藤】
「彬…!いつまでも私を子供扱いするのを…やめなさいと言ってるでしょう…!」
【進藤】
「私は…もう立派な社会人です!」
【万里】
「ちょっと進藤さん、黙っててくれないか」
【進藤】
「!!…ご主人様……、申し訳ございません」
しょぼん、と肩をすぼめる。進藤さんは素直すぎる―危なっかしいというのは俺も同意見だな。
【万里】
「水嶋、お前のその態度―、そのままでは…到底いい執事にはなれないぞ」
【万里】
「俺がたっぷり躾けてやろう…」
【水嶋】
「……くっ……」
【水嶋】
「な……何なんだ…あんた……」
【万里】
「ふ…お前、忠誠心のカケラもないな」
【万里】
「よくそれで執事になりたいと言えたもんだ」
水嶋は大人びているとはいえ、まだ20歳になったばかりだ。
まだまだ場数が足りない。―だからこそ、今のうちに欲しい。
【水嶋】
「…っバカバカしい……、政春、こんな屋敷出るぞ。」
【万里】
「…進藤さんも同じ意見か?」
【進藤】
「わ…私は……」
進藤さんは焦った様子で、俺と水嶋の顔を交互に見ていた。
【万里】
「そうか…進藤さんも同じように思ってるなんて。残念だ…」
【進藤】
「…………!」
【万里】
「俺は寂しいよ」
せつなげな声で進藤さんに訴えてみると―、進藤さんは顔を赤くして涙目で俺を見る。
そうして俺は確信した―一つの予感が的中したのだ。
【万里】
「進藤さん…」
俺は進藤さんの肩を抱いて…そのまま頬にキスをした。
【進藤】
「ひあ?!」
【水嶋】
「てめぇ…………!!」
【万里】
「俺は進藤さんが好きだ。だから、屋敷に居て欲しい。」
【進藤】
「ご……主人様………」
【水嶋】
「チ…ッな…んだよそれ……子供の言い分かよ…。」
【万里】
「決めるのは進藤さんだ」
【進藤】
「わ………私は……」
【進藤】
「私はこの屋敷に…居たい、です……執事として働きたい…働かせて下さい。」
【水嶋】
「…………」
進藤さんは多分ソッチの素質がある。そして水嶋は―明らかに進藤さんに好意を寄せている。
ならば進藤さんを引きとめて水嶋も釣りあげればいい。
【水嶋】
「…だったら……俺もここで働く…!いいだろ…?」
【万里】
「働かせて下さいご主人様、だろ。」
【水嶋】
「くっ………働かせて……」
【万里】
「聞こえない」
【水嶋】
「働かせて下さい…ご主人様……ッ」
そうして水嶋は面白いぐらい―俺の算段に乗っかって屋敷の執事として働く事になった。
松木候星―屋敷の近所にある病院の内科医だ。
面倒見がいいことで有名で―近隣住民の御世話係みたいなもんだ。
屋敷に呼んで料理をふるまって貰う事も何度かあった。
いつものように適当に屋敷に連れ込んで、…適当に理由をつけて燕尾服に着替えさせる。
【松木】
「三宮さん…今日はどうして俺、こんな恰好になってるんですか?」
【万里】
「松木さんはこの屋敷の執事になればいいと思って」
【松木】
「執事………?」
【万里】
「松木さんの料理美味しいし、アイロンかけるの巧いし、いい匂いするし」
【万里】
「あと俺、立場的に定期健診した方がいいけど病院行くの面倒臭いから。」
【万里】
「だったら松木さんの方から、俺の屋敷に来てくれたら全部叶うだろ」
【松木】
「確かに…そうですね。」
【万里】
「勿論、診察代は払う。病院で診察うけるのと同じ。外来に近いな。」
【松木】
「―どれぐらいの頻度で伺えばよいですか?」
【万里】
「とりあえず月に2回」
【松木】
「解りました」
松木はふわりと微笑んで、二つ返事でオッケーを出す。
意味がよく解ってるのかどうかは不明だ。
【松木】
「でも…俺、執事って何かよく解ってないですよ」
【万里】
「…じゃあ…執事の極意、俺が教えてやる」
【松木】
「ふはぁ…はぁ……」
【万里】
「―大丈夫か?」
【松木】
「だ、大丈夫です……。でも、ど、ドキドキしました……みつ、みやさ……」
【万里】
「松木さん、執事なら俺のことご主人様って呼べよ」
【松木】
「ご主人様…?」
【万里】
「そうそう。いい感じだ。」
松木さんは元々呼べばいつでも来てくれるし、俺の力になってくれそうなのだが、一応執事の契約を交わす事にした。
念には念を…ってのと、松木さんは燕尾服が似合いそうだったから。
【万里】
(実際、可愛い)
男を可愛いと思うことなんて従来ないのだが。松木さんは特別だ。
いつか松木さんを天使―と評していた男共が居た―正直そう思うことすらある。
「ええ…?!彬、なぜ…」
【水嶋】
「執事―なんてアニメか漫画の世界かと思ってたからな。実際にあるなんて面白いじゃねーか」
【水嶋】
「それに政春。お前は基本的に俺の傍に居た方がいいんだよ。」
【水嶋】
「東間にだっていいように扱われて…全く、あぶなっかしいっつーか…」
東間―進藤さんが通訳を担当する政治家だ。海外遠征等の際に同行している。
【進藤】
「彬…!いつまでも私を子供扱いするのを…やめなさいと言ってるでしょう…!」
【進藤】
「私は…もう立派な社会人です!」
【万里】
「ちょっと進藤さん、黙っててくれないか」
【進藤】
「!!…ご主人様……、申し訳ございません」
しょぼん、と肩をすぼめる。進藤さんは素直すぎる―危なっかしいというのは俺も同意見だな。
【万里】
「水嶋、お前のその態度―、そのままでは…到底いい執事にはなれないぞ」
【万里】
「俺がたっぷり躾けてやろう…」
【水嶋】
「……くっ……」
【水嶋】
「な……何なんだ…あんた……」
【万里】
「ふ…お前、忠誠心のカケラもないな」
【万里】
「よくそれで執事になりたいと言えたもんだ」
水嶋は大人びているとはいえ、まだ20歳になったばかりだ。
まだまだ場数が足りない。―だからこそ、今のうちに欲しい。
【水嶋】
「…っバカバカしい……、政春、こんな屋敷出るぞ。」
【万里】
「…進藤さんも同じ意見か?」
【進藤】
「わ…私は……」
進藤さんは焦った様子で、俺と水嶋の顔を交互に見ていた。
【万里】
「そうか…進藤さんも同じように思ってるなんて。残念だ…」
【進藤】
「…………!」
【万里】
「俺は寂しいよ」
せつなげな声で進藤さんに訴えてみると―、進藤さんは顔を赤くして涙目で俺を見る。
そうして俺は確信した―一つの予感が的中したのだ。
【万里】
「進藤さん…」
俺は進藤さんの肩を抱いて…そのまま頬にキスをした。
【進藤】
「ひあ?!」
【水嶋】
「てめぇ…………!!」
【万里】
「俺は進藤さんが好きだ。だから、屋敷に居て欲しい。」
【進藤】
「ご……主人様………」
【水嶋】
「チ…ッな…んだよそれ……子供の言い分かよ…。」
【万里】
「決めるのは進藤さんだ」
【進藤】
「わ………私は……」
【進藤】
「私はこの屋敷に…居たい、です……執事として働きたい…働かせて下さい。」
【水嶋】
「…………」
進藤さんは多分ソッチの素質がある。そして水嶋は―明らかに進藤さんに好意を寄せている。
ならば進藤さんを引きとめて水嶋も釣りあげればいい。
【水嶋】
「…だったら……俺もここで働く…!いいだろ…?」
【万里】
「働かせて下さいご主人様、だろ。」
【水嶋】
「くっ………働かせて……」
【万里】
「聞こえない」
【水嶋】
「働かせて下さい…ご主人様……ッ」
そうして水嶋は面白いぐらい―俺の算段に乗っかって屋敷の執事として働く事になった。
松木候星―屋敷の近所にある病院の内科医だ。
面倒見がいいことで有名で―近隣住民の御世話係みたいなもんだ。
屋敷に呼んで料理をふるまって貰う事も何度かあった。
いつものように適当に屋敷に連れ込んで、…適当に理由をつけて燕尾服に着替えさせる。
【松木】
「三宮さん…今日はどうして俺、こんな恰好になってるんですか?」
【万里】
「松木さんはこの屋敷の執事になればいいと思って」
【松木】
「執事………?」
【万里】
「松木さんの料理美味しいし、アイロンかけるの巧いし、いい匂いするし」
【万里】
「あと俺、立場的に定期健診した方がいいけど病院行くの面倒臭いから。」
【万里】
「だったら松木さんの方から、俺の屋敷に来てくれたら全部叶うだろ」
【松木】
「確かに…そうですね。」
【万里】
「勿論、診察代は払う。病院で診察うけるのと同じ。外来に近いな。」
【松木】
「―どれぐらいの頻度で伺えばよいですか?」
【万里】
「とりあえず月に2回」
【松木】
「解りました」
松木はふわりと微笑んで、二つ返事でオッケーを出す。
意味がよく解ってるのかどうかは不明だ。
【松木】
「でも…俺、執事って何かよく解ってないですよ」
【万里】
「…じゃあ…執事の極意、俺が教えてやる」
【松木】
「ふはぁ…はぁ……」
【万里】
「―大丈夫か?」
【松木】
「だ、大丈夫です……。でも、ど、ドキドキしました……みつ、みやさ……」
【万里】
「松木さん、執事なら俺のことご主人様って呼べよ」
【松木】
「ご主人様…?」
【万里】
「そうそう。いい感じだ。」
松木さんは元々呼べばいつでも来てくれるし、俺の力になってくれそうなのだが、一応執事の契約を交わす事にした。
念には念を…ってのと、松木さんは燕尾服が似合いそうだったから。
【万里】
(実際、可愛い)
男を可愛いと思うことなんて従来ないのだが。松木さんは特別だ。
いつか松木さんを天使―と評していた男共が居た―正直そう思うことすらある。
