本編
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突然、予想だにしない訪問者が屋敷にやってきた。
【???】
「はじめまして、ムッシュウ三宮。私もここで執事として働かせて頂けませんか?」
【万里】
「…誰だよお前……」
【万里】
「おい橘…なんだコイツは。屋敷にいれるな。」
【橘】
「それが……恐らくセシルグループ創始者の曾孫にあたるアルバート様のようで」
【万里】
「なんだと…?」
セシルグループはヨーロッパ系の財閥で近年安定的に業績を伸ばしている。
しかしセシルグループの経営陣にこんな顔の奴は見たことないが…
【アルバート】
「私はセシルグループの経営には直接関わっていません。」
【アルバート】
「日本が好きで…作家として活動しております。」
作家…?アルバートなんて作家は全く知らないが…無名ということだろうか。
確かに嫌味な程滑らかな日本語だが。
【万里】
「経営に関わってない貴方が…何故三宮に。」
【アルバート】
「凛太郎が…ムッシュウ三宮の執事になったとお聞きしまして…」
【アルバート】
「私も是非執事になってみたいと思った次第です。」
いや、意味わかんねーよ。答えになってねーよ。
【万里】
「凛太郎って…丸山さんのことですね。お知り合いなんですか?」
【アルバート】
「はい。cerchioの大ファンでして…毎日通っていました。」
【アルバート】
「といっても閉店後に伺う事が多かったので…ほとんどお会いしたことないでしょうけど」
【万里】
「閉店後?」
【アルバート】
「スランプだった時、深夜に店の前を通りかかったところ、凛太郎に声をかけられました。」
【アルバート】
「辛い時ほど美味い飯を食え―と、必死に語りかけてきましてね。それからつい足が向いてしまいます。」
お人好しな丸山のやりそうなことだ。
【アルバート】
「ところで。凛太郎はここ最近…仕入れのことで悩んでいましたね。」
【アルバート】
「私も力になれないか調べてみたところ、何らかの圧力がかかっていることに気が付きました。」
【アルバート】
「しかし―貴方に凛太郎が相談したら、いとも簡単に流通が戻ったんですよ。」
【万里】
「私なりに…微力ながら努力しましたので」
【アルバート】
「…その圧力は―外部の者にはそう簡単にひき戻せないものでしたけれど」
【アルバート】
「内部から直接手を下せば、すぐに解除出来たでしょうね…ムッシュウ三宮。」
【万里】
「何が言いたい?」
【アルバート】
「何も。―別に、私は貴方と喧嘩する気はありません。ただ私の要求を飲んでくれればいい。」
【アルバート】
「それに、セシルグループと繋がりが出来るなら、貴方にとっても悪い話ではないでしょう。」
やれやれ、コイツは完全に俺と同じ匂いがする。…敵にまわしたくない。
【万里】
「いいだろう……しかし採用試験は受けて貰うからな…」
【万里】
「橘、あとはお前が教えてやれ」
【橘】
「は?」
【万里】
「全く気が向かない」
【橘】
「……承知致しました。」
【アルバート】
「ふふ…中々面白い趣向ですね。」
【橘】
「お気に召していただけたなら何よりです。」
【万里】
「合格だ。…あとは好きにしろ。」
【アルバート】
「有難う。楽しませて頂きますよ…この体験は創作する上でもとてもいいヒントになりそうですから」
【万里】
(そうか、こいつ作家とか言ってたな…セシル一族のくせに日本で作家なんて酔狂すぎる)
その時―
バタン!!
【丸山】
「ア…アルバート?!…メールみて…来てみたら…、マジかよ!」
丸山が部屋に押し入ってきた。
【万里】
「丸山さん…、接客中。」
【丸山】
「す…すみません、…しかし…なんでお前がここに…」
【アルバート】
「私も、執事として採用いただいたのです。」
【丸山】
「な、なんで……??」
【アルバート】
「凛太郎には内緒ですよ。」
【丸山】
「人を呼びつけておいてそりゃねぇだろ~」
丸山さんとアルバートは確かにかなり親しい様子だった。
全くもって厄介なことになったが…、考えようによっては楽しめなくもない。
アルバートを敵にまわさない為には―共同戦線を張る必要があるだろう―。
水嶋彬―今年になって人気が出始めたロックバンド「stella」のヴォーカルだ。
しかも現役早田大院生というから、面白い。
こういう輩は中々籠絡することが難しいのだが、…進藤さんの従兄弟らしく。
早速進藤さんをエサにおびき寄せた―。
【水嶋】
「来たぞ」
ぶっきらぼうに、ノックもせず部屋に入ってくる。
【進藤】
「彬…!ご主人様の前で何て言い草…!」
【水嶋】
「ご主人様ねえ…俺にはまだ関係ないから」
【進藤】
「わ…私には関係あります!やめて下さい…!」
【水嶋】
「…で?政春がなんで召使いみたいな事しなきゃなんねーの?」
【進藤】
「そんな…ご主人様は―私の能力を買って下さっているので…有難く思っているんですよ。」
【水嶋】
「はぁ?馬鹿じゃねえの、政春。おだてられて利用されてんじゃねーよ」
【進藤】
「ちが…違いますから!ご主人様は…三宮様はそんな方じゃありません。」
【進藤】
「もう彬…余計なことは言わないで下さい…」
【万里】
「その通り―とんだ勘違いだな。待遇は充分だろうし、負担になることも強いない。」
【万里】
「進藤さんが自分からすすんでこの屋敷に居る…そうだろ、進藤さん。」
【進藤】
「はっ…はい…!」
【万里】
「勿論俺としても助かってるがな…優秀な人材にサポートして貰えればその分活路も増える」
【万里】
「それで…橘にお前自ら志願したそうじゃないか。俺も執事にさせろ―…と。」
【???】
「はじめまして、ムッシュウ三宮。私もここで執事として働かせて頂けませんか?」
【万里】
「…誰だよお前……」
【万里】
「おい橘…なんだコイツは。屋敷にいれるな。」
【橘】
「それが……恐らくセシルグループ創始者の曾孫にあたるアルバート様のようで」
【万里】
「なんだと…?」
セシルグループはヨーロッパ系の財閥で近年安定的に業績を伸ばしている。
しかしセシルグループの経営陣にこんな顔の奴は見たことないが…
【アルバート】
「私はセシルグループの経営には直接関わっていません。」
【アルバート】
「日本が好きで…作家として活動しております。」
作家…?アルバートなんて作家は全く知らないが…無名ということだろうか。
確かに嫌味な程滑らかな日本語だが。
【万里】
「経営に関わってない貴方が…何故三宮に。」
【アルバート】
「凛太郎が…ムッシュウ三宮の執事になったとお聞きしまして…」
【アルバート】
「私も是非執事になってみたいと思った次第です。」
いや、意味わかんねーよ。答えになってねーよ。
【万里】
「凛太郎って…丸山さんのことですね。お知り合いなんですか?」
【アルバート】
「はい。cerchioの大ファンでして…毎日通っていました。」
【アルバート】
「といっても閉店後に伺う事が多かったので…ほとんどお会いしたことないでしょうけど」
【万里】
「閉店後?」
【アルバート】
「スランプだった時、深夜に店の前を通りかかったところ、凛太郎に声をかけられました。」
【アルバート】
「辛い時ほど美味い飯を食え―と、必死に語りかけてきましてね。それからつい足が向いてしまいます。」
お人好しな丸山のやりそうなことだ。
【アルバート】
「ところで。凛太郎はここ最近…仕入れのことで悩んでいましたね。」
【アルバート】
「私も力になれないか調べてみたところ、何らかの圧力がかかっていることに気が付きました。」
【アルバート】
「しかし―貴方に凛太郎が相談したら、いとも簡単に流通が戻ったんですよ。」
【万里】
「私なりに…微力ながら努力しましたので」
【アルバート】
「…その圧力は―外部の者にはそう簡単にひき戻せないものでしたけれど」
【アルバート】
「内部から直接手を下せば、すぐに解除出来たでしょうね…ムッシュウ三宮。」
【万里】
「何が言いたい?」
【アルバート】
「何も。―別に、私は貴方と喧嘩する気はありません。ただ私の要求を飲んでくれればいい。」
【アルバート】
「それに、セシルグループと繋がりが出来るなら、貴方にとっても悪い話ではないでしょう。」
やれやれ、コイツは完全に俺と同じ匂いがする。…敵にまわしたくない。
【万里】
「いいだろう……しかし採用試験は受けて貰うからな…」
【万里】
「橘、あとはお前が教えてやれ」
【橘】
「は?」
【万里】
「全く気が向かない」
【橘】
「……承知致しました。」
【アルバート】
「ふふ…中々面白い趣向ですね。」
【橘】
「お気に召していただけたなら何よりです。」
【万里】
「合格だ。…あとは好きにしろ。」
【アルバート】
「有難う。楽しませて頂きますよ…この体験は創作する上でもとてもいいヒントになりそうですから」
【万里】
(そうか、こいつ作家とか言ってたな…セシル一族のくせに日本で作家なんて酔狂すぎる)
その時―
バタン!!
【丸山】
「ア…アルバート?!…メールみて…来てみたら…、マジかよ!」
丸山が部屋に押し入ってきた。
【万里】
「丸山さん…、接客中。」
【丸山】
「す…すみません、…しかし…なんでお前がここに…」
【アルバート】
「私も、執事として採用いただいたのです。」
【丸山】
「な、なんで……??」
【アルバート】
「凛太郎には内緒ですよ。」
【丸山】
「人を呼びつけておいてそりゃねぇだろ~」
丸山さんとアルバートは確かにかなり親しい様子だった。
全くもって厄介なことになったが…、考えようによっては楽しめなくもない。
アルバートを敵にまわさない為には―共同戦線を張る必要があるだろう―。
水嶋彬―今年になって人気が出始めたロックバンド「stella」のヴォーカルだ。
しかも現役早田大院生というから、面白い。
こういう輩は中々籠絡することが難しいのだが、…進藤さんの従兄弟らしく。
早速進藤さんをエサにおびき寄せた―。
【水嶋】
「来たぞ」
ぶっきらぼうに、ノックもせず部屋に入ってくる。
【進藤】
「彬…!ご主人様の前で何て言い草…!」
【水嶋】
「ご主人様ねえ…俺にはまだ関係ないから」
【進藤】
「わ…私には関係あります!やめて下さい…!」
【水嶋】
「…で?政春がなんで召使いみたいな事しなきゃなんねーの?」
【進藤】
「そんな…ご主人様は―私の能力を買って下さっているので…有難く思っているんですよ。」
【水嶋】
「はぁ?馬鹿じゃねえの、政春。おだてられて利用されてんじゃねーよ」
【進藤】
「ちが…違いますから!ご主人様は…三宮様はそんな方じゃありません。」
【進藤】
「もう彬…余計なことは言わないで下さい…」
【万里】
「その通り―とんだ勘違いだな。待遇は充分だろうし、負担になることも強いない。」
【万里】
「進藤さんが自分からすすんでこの屋敷に居る…そうだろ、進藤さん。」
【進藤】
「はっ…はい…!」
【万里】
「勿論俺としても助かってるがな…優秀な人材にサポートして貰えればその分活路も増える」
【万里】
「それで…橘にお前自ら志願したそうじゃないか。俺も執事にさせろ―…と。」
