[本編] 浅多 侑思 編
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いつも通り、いつも通りと念じながら。
ユリスの顔が真っ赤になる。
怒りか、それ以外の感情かはわからないが。
ユリスは一瞬のうちに俺の後ろ――浅多の元へ行くと、鎌の柄の尖端で浅多の体を突き飛ばした。
咄嗟に受け止めるために、落下点に向けて全速力で駆ける。
【ユリス】
「もうどーでも良くなった。オレもお前なんて何とも思ってない! クズが!!」
そういう怒声の後、地鳴りがして、今までみたことも無いような大きさの化物が地面から生えてくる。
【ユリス】
「ふざけんなよ!!お前らだけ幸せになんてしてやるもんか!!」
浅多の体を何とか受け止めた瞬間、浅多と目が合って。
―――こんな場合なのにキスしたくなってきて、慌てて俯く。
【クロノ】
「とにかく、今はあの化物をなんとかすることが先決だ」
【アンク】
『左様でございます!!急ぎませんと、夢が歪みすぎて出られなくなりますぞ!!』
じいの声が頭に響く。
―――そうだ。まだ終わってない。
気持ちを入れ替えて、鎌を出現させながら細く息を吐く。
【クロノ】
「待ってて。ちょっと切ってくる」
【浅多 侑思】
「……待ってくれ」
よろけながら立ち上がり、浅多が俺の胸にすがり付いてくる。
瞬間―――グラリと俺の視界が揺れた。
おかしい―――。
俺の体がおかしくなった。絶対に。
俺の体重を預けながら必死に訴えてくる瞳は、出血や涙により濡れていて――。
―――また、俺の心臓が跳ねた。
【浅多 侑思】
「お前に助けられるだけでなく、自分の力でなんとかしたい 」
【クロノ】
「馬鹿言え、そんなことできるか」
【浅多 侑思】
「自分の力でリビドーと決別したいんだ。僕に考えがある。やってみないとわからない」
【クロノ】
「お……おい!」
不意に走り出した浅多を引き止めようとすると、するりとかわされて。
俺の手が届かない位置で振り返り、恥ずかしそうに微笑んだ。
【浅多 侑思】
「できる限りやってみるが、何かあった時には―――頼む」
【クロノ】
「……」
【アンク】
『クロノ様。脳波と動悸に激しい乱れがあるようですぞ』
【クロノ】
「…いや、すこし驚いただけ。あんな風にも笑えるのか…」
【アンク】
『クロノ様が側にいるからでしょう』
じーさんの含み笑いを無視して、万が一の時に対処できるよう浅多の後を追う。
彼はいつも窓辺に座り…
――金木犀の枝を手にしていた。
見舞いにくる両親が花瓶に、いつもその枝を置いていくからだ。
そうして窓の外を見つめて―――
その時初めて、俺の姿を見つけて、嬉しそうに笑った。
手招きをして彼が自分の病室に招き入れてくれた。
そして、手に持っている枝を見せながら、教えてくれた。
―――金木犀の花言葉は、『初恋』なんだよ、と。
浅多は駆けて行って、この世界ごと巻き込んで巨大化した化物の前に立ちはだかる。
遠くから見ている俺はもう、気が気ではなかった。
【アンク】
『落ち着いてくだされ。そんなことでは綻びを切ることすらできませんぞ』
【クロノ】
「わかってるけど……ああもう……!」
【アンク】
『大丈夫でございますよ。きっと』
その言葉を裏付けるように、浅多の背筋は、初めて見た時のようにシャンと伸びていた。
化物が、山のような手を持ち上げて後ろに振りかぶると、空が割れた。
【アンク】
『まだですぞ』
【クロノ】
「わかってる!」
嵐を起こしながら、その手を浅多に振り下ろそうとし、俺が地面を蹴ろうとした時。
【浅多 侑思】
「今まで、僕を助けてくれてありがとうございました」
凛と響いた声に、化物も俺も動きを止める。
破れた服、傷ついた体。
崩壊していく世界で、そんな満身創痍の後ろ姿が堂々と立っていた。
【浅多 侑思】
「だけど、お前達は存在しない」
【浅多 侑思】
「もう僕を助けてくれたり、トラウマを掘り出したりしなくて良い」
【浅多 侑思】
「消えていいんだ。―――お疲れ様」
まるで、その言葉を待っていたかのように、化物の影が薄くなって消えていく。
完全に消えるその瞬間の面影は、ほんの少しだけ、浅多に似ている気がした。
脱力して膝をつきそうになった浅多に駆け寄って、受け止めようとしたけれど。
彼は自力で体勢を保ち、力無かった眼差しに、光をこめる。
【クロノ】
「……行くぞ。……大丈夫か」
しっかりとした返事をした浅多を抱きかかえ、崩れていく世界から間一髪で脱出した。
なだれこむようにして、現実世界へ戻ると、そこではじいが待っていてくれた。
トラウマを克服したからか、浅多も自然に目覚めたようだ。
【アンク】
「お帰りなさいませ」
【クロノ】
「……ただいま……」
【アンク】
「浅多さんも、お疲れ様でございました」
【浅多 侑思】
「あ……え? あ、はい……」
見たことのない老人が自分の部屋にいたためか、虚ろな返事をした浅多が。
じいが広げているパソコンや大量の資料を見て。
状況や素性を察したのか、素早く立ち上がり、頭を下げる。
【浅多 侑思】
「ありがとうございました」
【アンク】
「いえいえ私めは、大したことはしておりません」
【アンク】
「今回の件は、貴方様がご自分でなされたことの結果でございましょう」
【アンク】
「さて、早々ではございますが、クロノ様。じいは先に戻っております故」
【アンク】
「お好きな時に、お戻りください。では、失礼致します」
やけに手短かに告げて消えたじいのいた所を見つめながら、浅多が不満そうな顔をする。
……俺には、じーさんがそうした理由に心当たりがあるけど。
【浅多 侑思】
「まだ、お礼を言い切ってないのだが」
【クロノ】
「また会える。安心しろ。―――それより」
互いのリビドーを投げ捨て、浅多の肩を押し、バランスを崩したところを狙って馬乗りになる。
浅多は、少し困惑の色を浮かんべただけで、すぐにことを察したようで。
両手をベッドの上に落とし、おずおずと俺を見上げた。
浅多のシャツのボタンを1つずつ外していく。
それを伏し目がちに見下ろしている表情に、腰が疼いた。
【浅多 侑思】
「前に、お前がどういう仕事をしているか、聞いたことがあったと思うが」
【浅多 侑思】
「濁さずに、もう一度教えてほしい」
【クロノ】
「……それ、今じゃなきゃ駄目か」
【浅多 侑思】
「……しながらで、いい」
その答えにまた1つ、俺の中の理性が弾け飛ぶ。
首の傷から流れた血を丁寧に舐め取りながら、いい所に当たるたび、その体が跳ねるのを楽しんでいた。
【クロノ】
「……元々俺は、リビドーについて探ってた」
【クロノ】
「原因不明の死についての調査なんだけど。死神界でも困ってて」
【浅多 侑思】
「ん……、はい……それで」
【クロノ】
「で、死期が極端に早まってるお前を助けることが、事件解決に繋がると思って」
そこで一度、浅多が体を起こした。俺はそっと押し倒す。
【浅多 侑思】
「……んっ」
【浅多 侑思】
「……つ、つまり、もののついでだったと」
【クロノ】
「……嫌な言い方すると、そう。でも、途中からお前のことが放っておけなくなった」
【浅多 侑思】
「あっ……!」
緩めたズボンの間から、熱くなり始めているそれを取り出して握る。
動かし始めると、浅多は赤くなりながらも、喘ぎ混じりに必死に続けた。
【浅多 侑思】
「そういえば……ぼ、僕……あっ、な、何回助けてもらいましたか……っ」
【クロノ】
「わかんない」
溢れ続ける蜜を絡めながら、激しく扱き続けると、浅多は一際高い声を上げて。
仰け反りながら体を揺らして、俺の手の中で果てた……。
【浅多 侑思】
「いつも、僕を助けてくれて……ありがとうございました」
浅多を全裸にして、足を抱え上げていると、そんなことを言われた。
【クロノ】
「ていうか、何その喋り方」
指を舐めて、狭いそこを広げるように弄ると、浅多が唇を噛んで顔を背ける。
【浅多 侑思】
「う、うるさい……!放っておいてくれ……!」
【クロノ】
「いやだ。可愛いから放っておかない。もちろんこっちも」
【浅多 侑思】
「……っ」
慣れない所への刺激に込み上げる悲鳴を零すまいと、必死になっているようだ。
だから口を開けさせる意味で、達したばかりの前を容赦なく擦る。
【浅多 侑思】
「あああ……っ!! や、やめっ……」
前からの滑りを借りて、奥を少しずつ広げていく。
前後からあられもない音を立てるたび、浅多の体から力が抜けていく。
これならそろそろ良さそうだな。
というか、こんな姿を見せられては、俺も我慢の限界だ。
浅多の足を抱え直して腰を近づけた時、俺の体に手が触れる。
見ると、浅多が潤んだ瞳で俺を見つめていた。
【浅多 侑思】
「その前に、聞かせてほしい。さっきのあの男……死神と話していた件……なんですが」
動きを止めて先を促すと、浅多は堪え切れない熱を逃がすように、ふっと息を吐く。
【浅多 侑思】
「僕は、貴方の特別ですか?」
少し間を置いてから、俺の先端を浅多のそこに少しだけ含ませて。
【クロノ】
「代わりはいないよ」
―――そう告げると。
満足したように微笑んだ浅多が、自分から俺のものを飲み込んだ。
ユリスの顔が真っ赤になる。
怒りか、それ以外の感情かはわからないが。
ユリスは一瞬のうちに俺の後ろ――浅多の元へ行くと、鎌の柄の尖端で浅多の体を突き飛ばした。
咄嗟に受け止めるために、落下点に向けて全速力で駆ける。
【ユリス】
「もうどーでも良くなった。オレもお前なんて何とも思ってない! クズが!!」
そういう怒声の後、地鳴りがして、今までみたことも無いような大きさの化物が地面から生えてくる。
【ユリス】
「ふざけんなよ!!お前らだけ幸せになんてしてやるもんか!!」
浅多の体を何とか受け止めた瞬間、浅多と目が合って。
―――こんな場合なのにキスしたくなってきて、慌てて俯く。
【クロノ】
「とにかく、今はあの化物をなんとかすることが先決だ」
【アンク】
『左様でございます!!急ぎませんと、夢が歪みすぎて出られなくなりますぞ!!』
じいの声が頭に響く。
―――そうだ。まだ終わってない。
気持ちを入れ替えて、鎌を出現させながら細く息を吐く。
【クロノ】
「待ってて。ちょっと切ってくる」
【浅多 侑思】
「……待ってくれ」
よろけながら立ち上がり、浅多が俺の胸にすがり付いてくる。
瞬間―――グラリと俺の視界が揺れた。
おかしい―――。
俺の体がおかしくなった。絶対に。
俺の体重を預けながら必死に訴えてくる瞳は、出血や涙により濡れていて――。
―――また、俺の心臓が跳ねた。
【浅多 侑思】
「お前に助けられるだけでなく、自分の力でなんとかしたい 」
【クロノ】
「馬鹿言え、そんなことできるか」
【浅多 侑思】
「自分の力でリビドーと決別したいんだ。僕に考えがある。やってみないとわからない」
【クロノ】
「お……おい!」
不意に走り出した浅多を引き止めようとすると、するりとかわされて。
俺の手が届かない位置で振り返り、恥ずかしそうに微笑んだ。
【浅多 侑思】
「できる限りやってみるが、何かあった時には―――頼む」
【クロノ】
「……」
【アンク】
『クロノ様。脳波と動悸に激しい乱れがあるようですぞ』
【クロノ】
「…いや、すこし驚いただけ。あんな風にも笑えるのか…」
【アンク】
『クロノ様が側にいるからでしょう』
じーさんの含み笑いを無視して、万が一の時に対処できるよう浅多の後を追う。
彼はいつも窓辺に座り…
――金木犀の枝を手にしていた。
見舞いにくる両親が花瓶に、いつもその枝を置いていくからだ。
そうして窓の外を見つめて―――
その時初めて、俺の姿を見つけて、嬉しそうに笑った。
手招きをして彼が自分の病室に招き入れてくれた。
そして、手に持っている枝を見せながら、教えてくれた。
―――金木犀の花言葉は、『初恋』なんだよ、と。
浅多は駆けて行って、この世界ごと巻き込んで巨大化した化物の前に立ちはだかる。
遠くから見ている俺はもう、気が気ではなかった。
【アンク】
『落ち着いてくだされ。そんなことでは綻びを切ることすらできませんぞ』
【クロノ】
「わかってるけど……ああもう……!」
【アンク】
『大丈夫でございますよ。きっと』
その言葉を裏付けるように、浅多の背筋は、初めて見た時のようにシャンと伸びていた。
化物が、山のような手を持ち上げて後ろに振りかぶると、空が割れた。
【アンク】
『まだですぞ』
【クロノ】
「わかってる!」
嵐を起こしながら、その手を浅多に振り下ろそうとし、俺が地面を蹴ろうとした時。
【浅多 侑思】
「今まで、僕を助けてくれてありがとうございました」
凛と響いた声に、化物も俺も動きを止める。
破れた服、傷ついた体。
崩壊していく世界で、そんな満身創痍の後ろ姿が堂々と立っていた。
【浅多 侑思】
「だけど、お前達は存在しない」
【浅多 侑思】
「もう僕を助けてくれたり、トラウマを掘り出したりしなくて良い」
【浅多 侑思】
「消えていいんだ。―――お疲れ様」
まるで、その言葉を待っていたかのように、化物の影が薄くなって消えていく。
完全に消えるその瞬間の面影は、ほんの少しだけ、浅多に似ている気がした。
脱力して膝をつきそうになった浅多に駆け寄って、受け止めようとしたけれど。
彼は自力で体勢を保ち、力無かった眼差しに、光をこめる。
【クロノ】
「……行くぞ。……大丈夫か」
しっかりとした返事をした浅多を抱きかかえ、崩れていく世界から間一髪で脱出した。
なだれこむようにして、現実世界へ戻ると、そこではじいが待っていてくれた。
トラウマを克服したからか、浅多も自然に目覚めたようだ。
【アンク】
「お帰りなさいませ」
【クロノ】
「……ただいま……」
【アンク】
「浅多さんも、お疲れ様でございました」
【浅多 侑思】
「あ……え? あ、はい……」
見たことのない老人が自分の部屋にいたためか、虚ろな返事をした浅多が。
じいが広げているパソコンや大量の資料を見て。
状況や素性を察したのか、素早く立ち上がり、頭を下げる。
【浅多 侑思】
「ありがとうございました」
【アンク】
「いえいえ私めは、大したことはしておりません」
【アンク】
「今回の件は、貴方様がご自分でなされたことの結果でございましょう」
【アンク】
「さて、早々ではございますが、クロノ様。じいは先に戻っております故」
【アンク】
「お好きな時に、お戻りください。では、失礼致します」
やけに手短かに告げて消えたじいのいた所を見つめながら、浅多が不満そうな顔をする。
……俺には、じーさんがそうした理由に心当たりがあるけど。
【浅多 侑思】
「まだ、お礼を言い切ってないのだが」
【クロノ】
「また会える。安心しろ。―――それより」
互いのリビドーを投げ捨て、浅多の肩を押し、バランスを崩したところを狙って馬乗りになる。
浅多は、少し困惑の色を浮かんべただけで、すぐにことを察したようで。
両手をベッドの上に落とし、おずおずと俺を見上げた。
浅多のシャツのボタンを1つずつ外していく。
それを伏し目がちに見下ろしている表情に、腰が疼いた。
【浅多 侑思】
「前に、お前がどういう仕事をしているか、聞いたことがあったと思うが」
【浅多 侑思】
「濁さずに、もう一度教えてほしい」
【クロノ】
「……それ、今じゃなきゃ駄目か」
【浅多 侑思】
「……しながらで、いい」
その答えにまた1つ、俺の中の理性が弾け飛ぶ。
首の傷から流れた血を丁寧に舐め取りながら、いい所に当たるたび、その体が跳ねるのを楽しんでいた。
【クロノ】
「……元々俺は、リビドーについて探ってた」
【クロノ】
「原因不明の死についての調査なんだけど。死神界でも困ってて」
【浅多 侑思】
「ん……、はい……それで」
【クロノ】
「で、死期が極端に早まってるお前を助けることが、事件解決に繋がると思って」
そこで一度、浅多が体を起こした。俺はそっと押し倒す。
【浅多 侑思】
「……んっ」
【浅多 侑思】
「……つ、つまり、もののついでだったと」
【クロノ】
「……嫌な言い方すると、そう。でも、途中からお前のことが放っておけなくなった」
【浅多 侑思】
「あっ……!」
緩めたズボンの間から、熱くなり始めているそれを取り出して握る。
動かし始めると、浅多は赤くなりながらも、喘ぎ混じりに必死に続けた。
【浅多 侑思】
「そういえば……ぼ、僕……あっ、な、何回助けてもらいましたか……っ」
【クロノ】
「わかんない」
溢れ続ける蜜を絡めながら、激しく扱き続けると、浅多は一際高い声を上げて。
仰け反りながら体を揺らして、俺の手の中で果てた……。
【浅多 侑思】
「いつも、僕を助けてくれて……ありがとうございました」
浅多を全裸にして、足を抱え上げていると、そんなことを言われた。
【クロノ】
「ていうか、何その喋り方」
指を舐めて、狭いそこを広げるように弄ると、浅多が唇を噛んで顔を背ける。
【浅多 侑思】
「う、うるさい……!放っておいてくれ……!」
【クロノ】
「いやだ。可愛いから放っておかない。もちろんこっちも」
【浅多 侑思】
「……っ」
慣れない所への刺激に込み上げる悲鳴を零すまいと、必死になっているようだ。
だから口を開けさせる意味で、達したばかりの前を容赦なく擦る。
【浅多 侑思】
「あああ……っ!! や、やめっ……」
前からの滑りを借りて、奥を少しずつ広げていく。
前後からあられもない音を立てるたび、浅多の体から力が抜けていく。
これならそろそろ良さそうだな。
というか、こんな姿を見せられては、俺も我慢の限界だ。
浅多の足を抱え直して腰を近づけた時、俺の体に手が触れる。
見ると、浅多が潤んだ瞳で俺を見つめていた。
【浅多 侑思】
「その前に、聞かせてほしい。さっきのあの男……死神と話していた件……なんですが」
動きを止めて先を促すと、浅多は堪え切れない熱を逃がすように、ふっと息を吐く。
【浅多 侑思】
「僕は、貴方の特別ですか?」
少し間を置いてから、俺の先端を浅多のそこに少しだけ含ませて。
【クロノ】
「代わりはいないよ」
―――そう告げると。
満足したように微笑んだ浅多が、自分から俺のものを飲み込んだ。
