[本編] 春川 樹生 編
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意識を取り戻した樹生の元を改めて訪れた俺は。
今までの経緯とナギとの思い出を、樹生が知っていることも含めて全て話した。
自分が死神と接していたせいで死期を早め、
彷徨わせてしまった青年に対して、ずっと悔恨の念を持っていたこと。
蓮の名前が、ナギと同じ死因で死亡者リストに載っていたこと。
今回、蓮が運命によって定められた生を全うするのを見守って、この手で魂を狩ることができれば。
せめてもの贖罪になり、樹生と前だけを向いて進んでいけると思ったということ。
リストのことを人間に話すのは禁忌だが、
死亡予定日と詳しい死因の部分をぼかして樹生に告げると。
話してくれてありがとう、と樹生は真剣な眼差しで言った。
この時点で、蓮の死亡予定日は3日後に迫っていた。
――――そして蓮は。
2日後、松葉杖で歩けるようになった樹生が庭の散歩をしていた時。
茂みの陰で意識を失っている少年を見つけて慌てて看護師を呼び、
無事に彼に処置を受けさせることができた。
その少年が蓮だった。
あと数分見つかるのが遅れていたら、そのまま意識が戻らなかったかもしれないと医者は言った。
俺はその時、最後に気持ちを落ち着けるために死神界の荒野にいて。
そこで改めて見直したリストから、蓮の名前が消えていくのを見た。
突然の事態に病院へ駆けつけると、樹生が蓮と談笑していた。
事の顛末を蓮本人に聞いたところ。
誰にも内緒で病室を抜け出して、人気のない場所で久々の外の空気を堪能していた際。
発作を起こして意識を失ったのだが、松葉杖の練習中だった樹生が偶然通りかかって助けてくれたのだという。
俺の見解としては、樹生は本来、病院にいる予定でなかった人間だから。
死神のユリスが介入したことによって樹生の運命が変わって。
それがイレギュラー要素となって蓮の死の運命を変えた、ということだと思う。
【クロノ】
「紹介するね。蓮の命の恩人の春川樹生。俺の恋人」
笑顔でそう紹介してからしばらく経ち、
蓮は症状が回復して退院し、樹生も後に退院した。
蓮は生汰の歳に近かったこと、蓮が一人っ子だったことで、
蓮と樹生は兄弟感覚で仲良くなったらしく。
連絡先を交換して、今度は受験勉強を見る約束をしたらしい。
ユリスには改めて捕縛命令が出され、死神界の総力を挙げて捜索中だがまだ捕まっていない。
もう、この世界にはいないのかもしれなかった。
退院したその夜。
樹生は俺の首に手を回して引き寄せながら優しく頬にキスをくれた。
俺は今度こそ、樹生が言い出すまでは行為に及ばないと決めていたので。
さっそく樹生の方から誘ってくれた時は、嬉しくて早々に暴走してしまいそうになって、慌てて自分を戒めた。
俺が傷つけてしまった心は俺が治す。それが務めであり義務だ。
今日は独り善がりな行為はしない。
寝てるだけでいいよと告げて厳かに身を屈めて、
胸の蕾を吸ってやると、樹生はピクリを目を細めた。
まだ足のギプスが取れてないから特に注意しなければ。
【クロノ】
「体の力を抜いて……。ほら、こっちもしてあげるから……」
濡れた蕾が赤く染まったのを確認して、もう片方の蕾も同じように舌で転がす。
【春川 樹生】
「んっ、ん……」
念入りな愛撫の果てに、2つの突起が完全に立ち上がった頃には。
樹生の腰は刺激に合わせて跳ね上がるようになっていた。
【春川 樹生】
「はぁ、はあ、はあ……」
【クロノ】
「……じゃあ、次に行くね」
【クロノ】
「絶対に無理はしないから。リラックスして」
【春川 樹生】
「……うん……」
【クロノ】
「何か不安? 気になることがあるなら何でも言って」
【春川 樹生】
「……い、挿れる?」
【クロノ】
「挿れない。この足じゃ無理でしょ。絶対安静にしてないといけないし」
【春川 樹生】
「え……!?」
予想外の反応に、俺までつられて目が丸くなる。
それを見た樹生は赤くなって目を逸らしてしまった。
【クロノ】
「…? 気持よくしてあげるから。楽にしてて」
ローションをたっぷり手にとってパジャマのズボンを下ろして。
大きく育ったそれに手を添えて、壊れ物を扱うように擦り始める。
【クロノ】
(優しく、優しく……)
【クロノ】
(出させてあげることも大事だけど、今は樹生を気持ちよくさせることが重要だ…)
【春川 樹生】
「あ……っ、く、う……っ」
反応を凝視しながら、宝石商のように慎重に手を動かす。
体が弱ってて痛いかもしれないから、激しく動かすのは厳禁だ。
指で突いてくすぐったり、掌全体で触れたり。
溢れた蜜を掬って丁寧に塗りつけて、円を描くように刺激を与える。
いつもの倍以上の時間をかけて、様子を見ながらじっくり進めていると。
【春川 樹生】
「ひ…! あ、うあ……、はあ、はッ…!」
【春川 樹生】
「ああッ…、あ、ああ、やぁ…!」
樹生は息も絶え絶えに身をよじって、真っ赤な顔で辛そうな表情をしている。
はっとしてすぐに手を引き、樹生の顔を覗き込む。
【クロノ】
「!? どこか苦しいの!? ごめんね、すぐやめる!」
【春川 樹生】
「あ……!? あ、え……、や、やめな……っあ、……ん、んぐッ……ぅ」
【クロノ】
「…って、ああっ! どうしよう! やめるにしてもコレどうしよう!?」
【クロノ】
「樹生、このまま上にズボン穿かせていい? それともトイレまで運ぶ!?」
【春川 樹生】
「い……、いかせ……、」
【クロノ】
「いきたい? じゃあちょっとだけ擦るからね」
【春川 樹生】
「ぁ……あ……あ、あ。もぅ……っ!」
【クロノ】
「え?」
手を止めた時、樹生と目が合った。
【春川 樹生】
「! い、今やめる……な……、ぁ」
【春川 樹生】
「あ、嘘だ、こんな……のっ、う、あ、ぁ……」
小さい悲鳴を上げた樹生の体が僅かに痙攣して、申し訳程度の熱が幹を伝って零れていく。
【クロノ】
「あ、あれ。……ごめん、で、出ちゃったね……?」
【春川 樹生】
「……ッ、はっ、はっ……あ……、……うっ…」
目に涙を溜め、開けたままの口を震わせている様子から、
中途半端に出てしまったからまだ苦しいのだろうと察した俺は。
薄く開いた両足の奥に、再びたっぷり濡らした小指を浅く差し込む。
【クロノ】
「今日はちゃんと小指からいくから」
【クロノ】
「慣れてきたら増やすから。これで絶対痛くない」
【春川 樹生】
「……! あ……」
小指と言った時に、なぜか樹生の顔ががっかりしたように見えたけど。
いや、また都合よく自分の良いように解釈してるだけだ。
子猫にミルクを与えるように、丁寧にしてあげないと。
動いているか動いてないか微妙なくらいの刺激を与え続けていると、
樹生が大きく仰け反って、耐え切れないように叫びを漏らした。
【春川 樹生】
「も、もういいから……! 頼むから、は、早く奥の方も……!!」
言い終わらないうちに樹生が半身を起こして、必死な顔を俺の目の前まで近付ける。
そして自分で腰を揺らして、唖然として止まっている俺の指を感じる部分に当てながら。
裏声が混ざるのを気にもせず、言葉を紡ぎ始めた。
【春川 樹生】
「あ、あぁ……! こ、ここ、凄……ッ、んっ、クロノ、クロノ、聞いてくれ」
【春川 樹生】
「もう、……やぁ! もう、うあぁ……、もういい、から」
【春川 樹生】
「もう……、わかって、ぁ、わかってるから、クロノ……ッ」
【春川 樹生】
「わかってるから。もういいから、クロノ……」
【春川 樹生】
「おまえが一生懸命オレに歩み寄ろうとしてくれてること……ずっとずっと前から知ってたから…」
【春川 樹生】
「オレは気付かない振りをしてただけだ。クロノだって、わざわざ言われたくないだろうと思って」
【春川 樹生】
「ずっと見守ってるつもりだった。だけどそれだけじゃ駄目だったんだ」
【春川 樹生】
「だからもう我慢しないで。オレはクロノが泣くのを、もう二度と見たくない」
【春川 樹生】
「オレ達は、互いに互いを思いやり過ぎただけだ。本当はもっと楽に生きていい筈なんだよ」
【春川 樹生】
「自分ばかり責めないで。おまえに出会えてオレは変われたけど」
【春川 樹生】
「オレだってまだまだ駄目なんだ。もっとこうしなきゃってところ、たくさんあるんだ」
【春川 樹生】
「だから……、はっ……、」
樹生は俺の背中を抱き寄せて、腹の奥まで俺の指を飲み込ませていく。
【春川 樹生】
「だから、ずっと一緒にいような。これから先の100年、一緒に歩いて」
【春川 樹生】
「隣同士で成長していこう。ね。先は、まだまだ長いんだから」
俺は、事切れたように樹生の胸に顔を埋めた。
そして一気にナカの指を2本を増やして、樹生がベッドから落ちるほど強く揺さぶった。
樹生の穏やかな笑息に艶が混ざるのを耳元で聞きながら、涙声で囁く。
それはこの800年で、一番かっこ悪い愛の囁きだった。
【クロノ】
「こんな俺を、信じてくれて、ありがと」
樹生は俺の髪に鼻を埋めて、力任せに擦り寄りながら。
こんな俺だから大好きだと笑った。
―春川4章・HAPPY END―
今までの経緯とナギとの思い出を、樹生が知っていることも含めて全て話した。
自分が死神と接していたせいで死期を早め、
彷徨わせてしまった青年に対して、ずっと悔恨の念を持っていたこと。
蓮の名前が、ナギと同じ死因で死亡者リストに載っていたこと。
今回、蓮が運命によって定められた生を全うするのを見守って、この手で魂を狩ることができれば。
せめてもの贖罪になり、樹生と前だけを向いて進んでいけると思ったということ。
リストのことを人間に話すのは禁忌だが、
死亡予定日と詳しい死因の部分をぼかして樹生に告げると。
話してくれてありがとう、と樹生は真剣な眼差しで言った。
この時点で、蓮の死亡予定日は3日後に迫っていた。
――――そして蓮は。
2日後、松葉杖で歩けるようになった樹生が庭の散歩をしていた時。
茂みの陰で意識を失っている少年を見つけて慌てて看護師を呼び、
無事に彼に処置を受けさせることができた。
その少年が蓮だった。
あと数分見つかるのが遅れていたら、そのまま意識が戻らなかったかもしれないと医者は言った。
俺はその時、最後に気持ちを落ち着けるために死神界の荒野にいて。
そこで改めて見直したリストから、蓮の名前が消えていくのを見た。
突然の事態に病院へ駆けつけると、樹生が蓮と談笑していた。
事の顛末を蓮本人に聞いたところ。
誰にも内緒で病室を抜け出して、人気のない場所で久々の外の空気を堪能していた際。
発作を起こして意識を失ったのだが、松葉杖の練習中だった樹生が偶然通りかかって助けてくれたのだという。
俺の見解としては、樹生は本来、病院にいる予定でなかった人間だから。
死神のユリスが介入したことによって樹生の運命が変わって。
それがイレギュラー要素となって蓮の死の運命を変えた、ということだと思う。
【クロノ】
「紹介するね。蓮の命の恩人の春川樹生。俺の恋人」
笑顔でそう紹介してからしばらく経ち、
蓮は症状が回復して退院し、樹生も後に退院した。
蓮は生汰の歳に近かったこと、蓮が一人っ子だったことで、
蓮と樹生は兄弟感覚で仲良くなったらしく。
連絡先を交換して、今度は受験勉強を見る約束をしたらしい。
ユリスには改めて捕縛命令が出され、死神界の総力を挙げて捜索中だがまだ捕まっていない。
もう、この世界にはいないのかもしれなかった。
退院したその夜。
樹生は俺の首に手を回して引き寄せながら優しく頬にキスをくれた。
俺は今度こそ、樹生が言い出すまでは行為に及ばないと決めていたので。
さっそく樹生の方から誘ってくれた時は、嬉しくて早々に暴走してしまいそうになって、慌てて自分を戒めた。
俺が傷つけてしまった心は俺が治す。それが務めであり義務だ。
今日は独り善がりな行為はしない。
寝てるだけでいいよと告げて厳かに身を屈めて、
胸の蕾を吸ってやると、樹生はピクリを目を細めた。
まだ足のギプスが取れてないから特に注意しなければ。
【クロノ】
「体の力を抜いて……。ほら、こっちもしてあげるから……」
濡れた蕾が赤く染まったのを確認して、もう片方の蕾も同じように舌で転がす。
【春川 樹生】
「んっ、ん……」
念入りな愛撫の果てに、2つの突起が完全に立ち上がった頃には。
樹生の腰は刺激に合わせて跳ね上がるようになっていた。
【春川 樹生】
「はぁ、はあ、はあ……」
【クロノ】
「……じゃあ、次に行くね」
【クロノ】
「絶対に無理はしないから。リラックスして」
【春川 樹生】
「……うん……」
【クロノ】
「何か不安? 気になることがあるなら何でも言って」
【春川 樹生】
「……い、挿れる?」
【クロノ】
「挿れない。この足じゃ無理でしょ。絶対安静にしてないといけないし」
【春川 樹生】
「え……!?」
予想外の反応に、俺までつられて目が丸くなる。
それを見た樹生は赤くなって目を逸らしてしまった。
【クロノ】
「…? 気持よくしてあげるから。楽にしてて」
ローションをたっぷり手にとってパジャマのズボンを下ろして。
大きく育ったそれに手を添えて、壊れ物を扱うように擦り始める。
【クロノ】
(優しく、優しく……)
【クロノ】
(出させてあげることも大事だけど、今は樹生を気持ちよくさせることが重要だ…)
【春川 樹生】
「あ……っ、く、う……っ」
反応を凝視しながら、宝石商のように慎重に手を動かす。
体が弱ってて痛いかもしれないから、激しく動かすのは厳禁だ。
指で突いてくすぐったり、掌全体で触れたり。
溢れた蜜を掬って丁寧に塗りつけて、円を描くように刺激を与える。
いつもの倍以上の時間をかけて、様子を見ながらじっくり進めていると。
【春川 樹生】
「ひ…! あ、うあ……、はあ、はッ…!」
【春川 樹生】
「ああッ…、あ、ああ、やぁ…!」
樹生は息も絶え絶えに身をよじって、真っ赤な顔で辛そうな表情をしている。
はっとしてすぐに手を引き、樹生の顔を覗き込む。
【クロノ】
「!? どこか苦しいの!? ごめんね、すぐやめる!」
【春川 樹生】
「あ……!? あ、え……、や、やめな……っあ、……ん、んぐッ……ぅ」
【クロノ】
「…って、ああっ! どうしよう! やめるにしてもコレどうしよう!?」
【クロノ】
「樹生、このまま上にズボン穿かせていい? それともトイレまで運ぶ!?」
【春川 樹生】
「い……、いかせ……、」
【クロノ】
「いきたい? じゃあちょっとだけ擦るからね」
【春川 樹生】
「ぁ……あ……あ、あ。もぅ……っ!」
【クロノ】
「え?」
手を止めた時、樹生と目が合った。
【春川 樹生】
「! い、今やめる……な……、ぁ」
【春川 樹生】
「あ、嘘だ、こんな……のっ、う、あ、ぁ……」
小さい悲鳴を上げた樹生の体が僅かに痙攣して、申し訳程度の熱が幹を伝って零れていく。
【クロノ】
「あ、あれ。……ごめん、で、出ちゃったね……?」
【春川 樹生】
「……ッ、はっ、はっ……あ……、……うっ…」
目に涙を溜め、開けたままの口を震わせている様子から、
中途半端に出てしまったからまだ苦しいのだろうと察した俺は。
薄く開いた両足の奥に、再びたっぷり濡らした小指を浅く差し込む。
【クロノ】
「今日はちゃんと小指からいくから」
【クロノ】
「慣れてきたら増やすから。これで絶対痛くない」
【春川 樹生】
「……! あ……」
小指と言った時に、なぜか樹生の顔ががっかりしたように見えたけど。
いや、また都合よく自分の良いように解釈してるだけだ。
子猫にミルクを与えるように、丁寧にしてあげないと。
動いているか動いてないか微妙なくらいの刺激を与え続けていると、
樹生が大きく仰け反って、耐え切れないように叫びを漏らした。
【春川 樹生】
「も、もういいから……! 頼むから、は、早く奥の方も……!!」
言い終わらないうちに樹生が半身を起こして、必死な顔を俺の目の前まで近付ける。
そして自分で腰を揺らして、唖然として止まっている俺の指を感じる部分に当てながら。
裏声が混ざるのを気にもせず、言葉を紡ぎ始めた。
【春川 樹生】
「あ、あぁ……! こ、ここ、凄……ッ、んっ、クロノ、クロノ、聞いてくれ」
【春川 樹生】
「もう、……やぁ! もう、うあぁ……、もういい、から」
【春川 樹生】
「もう……、わかって、ぁ、わかってるから、クロノ……ッ」
【春川 樹生】
「わかってるから。もういいから、クロノ……」
【春川 樹生】
「おまえが一生懸命オレに歩み寄ろうとしてくれてること……ずっとずっと前から知ってたから…」
【春川 樹生】
「オレは気付かない振りをしてただけだ。クロノだって、わざわざ言われたくないだろうと思って」
【春川 樹生】
「ずっと見守ってるつもりだった。だけどそれだけじゃ駄目だったんだ」
【春川 樹生】
「だからもう我慢しないで。オレはクロノが泣くのを、もう二度と見たくない」
【春川 樹生】
「オレ達は、互いに互いを思いやり過ぎただけだ。本当はもっと楽に生きていい筈なんだよ」
【春川 樹生】
「自分ばかり責めないで。おまえに出会えてオレは変われたけど」
【春川 樹生】
「オレだってまだまだ駄目なんだ。もっとこうしなきゃってところ、たくさんあるんだ」
【春川 樹生】
「だから……、はっ……、」
樹生は俺の背中を抱き寄せて、腹の奥まで俺の指を飲み込ませていく。
【春川 樹生】
「だから、ずっと一緒にいような。これから先の100年、一緒に歩いて」
【春川 樹生】
「隣同士で成長していこう。ね。先は、まだまだ長いんだから」
俺は、事切れたように樹生の胸に顔を埋めた。
そして一気にナカの指を2本を増やして、樹生がベッドから落ちるほど強く揺さぶった。
樹生の穏やかな笑息に艶が混ざるのを耳元で聞きながら、涙声で囁く。
それはこの800年で、一番かっこ悪い愛の囁きだった。
【クロノ】
「こんな俺を、信じてくれて、ありがと」
樹生は俺の髪に鼻を埋めて、力任せに擦り寄りながら。
こんな俺だから大好きだと笑った。
―春川4章・HAPPY END―
