[期間限定イベント"千夜一夜と月の使者"]ユリス 編
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【クロノ】
「んん……」
顔色も変えずに、澄ました顔で処理を続ける。
きっと、俺が口に含んでしてやったとしても、あんな顔して見下ろすんだろうな。
【ユリス】
(ああ、もう……直接が無理なら、せめて……お前と一緒に果ててやる……!!)
そう心に誓って──結局、俺の方が先に達してしまった。
けれど、あいつと同じ時間に、同じ快楽を味わえた気がするから……ちょっぴり幸せな気分だった。
【アンク】
「これは、クロノ様。お疲れ様です」
【アンク】
「それで……そのお姿は、どんなプレイなんですか」
相変わらず、顔色一つ変えずに呑気に突っ込んで来る。
軽くため息を吐いて、事情を説明した。
【クロノ】
「……てわけでいきなり兎の霊にとり憑かれたんだけど」
【アンク】
「そうですか、兎の霊に……」
【クロノ】
「どうすれば元に戻れるか、知ってる?」
【アンク】
「これはちと、厄介ですぞ」
【クロノ】
「え。じいならお祓いくらいできそうな気がしたけど……できないの?」
やけに神妙そうな顔つきに、面倒さに輪がかかったようでうんざりしてしまう。
【アンク】
「通常死神が運ぶのは、生を終えた人間の魂」
【アンク】
「霊体は、その魂の状態にプラズマと呼ばれるような特殊なエネルギー体を身に着けた、自然の掟に抗う存在」
【アンク】
「とり憑かれたということは、クロノ様の魂にプラズマを使って融合したような状態です」
【アンク】
「それを無理に引き離せば、自ずとくっつかれているクロノ様の魂にも影響が出てしまいます」
【アンク】
「なので……一番の解決法は、霊自ら離れて行ってもらうことです」
【クロノ】
「弊害がこの耳と、性欲が増すことくらいなら」
【クロノ】
「……このままでもいいかな」
【ウサギ】
『な、なにソレ!?』
【ウサギ】
『もっとやる気出して、ワタシのネガイ叶えてくだサイ!! でないと、呪いマス!』
呪うって……死神相手にどうやって? と呆れる俺の顔を、じいがやたら真剣に見つめてくる。
【アンク】
「クロノ様は、奔放なところのある死神と知れ渡っておりますから」
【アンク】
「霊に乗っ取られてしまったという不名誉が付いて回ったところで、地に落ちた名が地下に潜る程度かもしれません」
【クロノ】
「サラッと酷いこと言ってない?」
そんな俺のツッコミも気にせずに、言葉は続く。
【アンク】
「ですがこれは、死神界全体の面子に関わってきます」
【アンク】
「きちんと除霊できるまで、仕事は休まれて構いませんからしっかりとご自分で解決してください」
【クロノ】
「え、仕事しなくていいの?」
【アンク】
「このことは内密に長に報告しておきます。恐らく長も同じように言うでしょう」
【クロノ】
「ほんと? 堂々とサボれるんなら、まだ兎の相手してたほうがいいからそうするよ」
【アンク】
「あ、ちなみに他の死神に知られたりしましたか?」
【クロノ】
「ユリスに知られたけど……別に、あいつが俺の事を他の奴に言いふらしたりはしないでしょ」
【アンク】
「そうですか」
【クロノ】
「体面を気にしてのことなら、大丈夫だと思うけど」
もう一度人間界に降りて、適当に相手をしていれば兎も飽きて、離れていくだろう。
そんな楽観的な考えでいると、じいは難しそうに眉をひそめた。
【アンク】
「なかなか、厄介なことで1人では解決に至るには難しい案件です」
【アンク】
「知られているというのなら、ここは彼が適任でしょう」
【クロノ】
「……何の事?」
【アンク】
「もう1人、手助けするパートナーが必要と言ってるんです」
【クロノ】
「それならいつも通り、じいがしてくれれば」
【アンク】
「いいえ。私は、クロノ様が仕事から離れている間の穴埋めをせねばなりませんからな」
【アンク】
「今回ばかりはユリスを頼るほかありません」
【クロノ】
「え、なんでそうなるの」
呆気に取られる俺の背中を、パシンと叩く
【アンク】
「兎に角、死神という存在に泥を塗らぬよう頑張ってくださいませ!」
【アンク】
「あ、とにかく、とは、兎とかけた洒落ではございませんぞ」
【クロノ】
「しょうもない……」
がっくりと肩を落としながら、俺は人間界へと移動した……。
じいから、日本とは違う人間世界に行くのなら、きちんとその場に合わせた服にした方がいいという助言を受けて。
俺はインド人の中に紛れてもおかしくないよう、着替えをしていた。
【ユリス】
「じいさんに頼まれたから、し、仕方なくついてきてやったぞ!」
そう言いながら、同じようにしっかりと民族衣装を着たユリスが俺の前に立つ。
【クロノ】
「……別に、俺一人で問題ないと思うけど」
【クロノ】
「じいの助言を無視すると後で小言が面倒だから」
【クロノ】
「邪魔しない程度について来て」
【ユリス】
「ついて来て!? い、今お前が俺に、ついて来てって言った……!」
【クロノ】
「うるさい……。だから、邪魔しない程度にって言っただろ」
【ユリス】
「クロノが俺に、お願いするなんてな……」
【クロノ】
「っ」
イラッとしてる俺のことには気にも留めず、ユリスは嬉し気に頬を緩ませている。
【ユリス】
「にしてもお前のその服、似合ってるな」
【ユリス】
「それで、俺はどうだ?」
【クロノ】
(何、この付き合いたてのカップルみたいな会話……)
浮かれてぴょんぴょんと跳ねる。
上半身は、素肌の上に軽くベストのようなものを羽織っているだけだから、動くたびにチラリと胸が見えた。
かといってそれに食指が動くこともなく……俺はうんざり気味に地面を蹴った。
【ユリス】
「あ、おい! どこ行くんだよ」
【クロノ】
「兎が好みそうな場所、探しに行く」
【ユリス】
「それで、それってどこだよ」
【クロノ】
「とりあえず、インドって言ったら聖なる川のガンジスが有名らしいからそこで沐浴でもしてみる」
「んん……」
顔色も変えずに、澄ました顔で処理を続ける。
きっと、俺が口に含んでしてやったとしても、あんな顔して見下ろすんだろうな。
【ユリス】
(ああ、もう……直接が無理なら、せめて……お前と一緒に果ててやる……!!)
そう心に誓って──結局、俺の方が先に達してしまった。
けれど、あいつと同じ時間に、同じ快楽を味わえた気がするから……ちょっぴり幸せな気分だった。
【アンク】
「これは、クロノ様。お疲れ様です」
【アンク】
「それで……そのお姿は、どんなプレイなんですか」
相変わらず、顔色一つ変えずに呑気に突っ込んで来る。
軽くため息を吐いて、事情を説明した。
【クロノ】
「……てわけでいきなり兎の霊にとり憑かれたんだけど」
【アンク】
「そうですか、兎の霊に……」
【クロノ】
「どうすれば元に戻れるか、知ってる?」
【アンク】
「これはちと、厄介ですぞ」
【クロノ】
「え。じいならお祓いくらいできそうな気がしたけど……できないの?」
やけに神妙そうな顔つきに、面倒さに輪がかかったようでうんざりしてしまう。
【アンク】
「通常死神が運ぶのは、生を終えた人間の魂」
【アンク】
「霊体は、その魂の状態にプラズマと呼ばれるような特殊なエネルギー体を身に着けた、自然の掟に抗う存在」
【アンク】
「とり憑かれたということは、クロノ様の魂にプラズマを使って融合したような状態です」
【アンク】
「それを無理に引き離せば、自ずとくっつかれているクロノ様の魂にも影響が出てしまいます」
【アンク】
「なので……一番の解決法は、霊自ら離れて行ってもらうことです」
【クロノ】
「弊害がこの耳と、性欲が増すことくらいなら」
【クロノ】
「……このままでもいいかな」
【ウサギ】
『な、なにソレ!?』
【ウサギ】
『もっとやる気出して、ワタシのネガイ叶えてくだサイ!! でないと、呪いマス!』
呪うって……死神相手にどうやって? と呆れる俺の顔を、じいがやたら真剣に見つめてくる。
【アンク】
「クロノ様は、奔放なところのある死神と知れ渡っておりますから」
【アンク】
「霊に乗っ取られてしまったという不名誉が付いて回ったところで、地に落ちた名が地下に潜る程度かもしれません」
【クロノ】
「サラッと酷いこと言ってない?」
そんな俺のツッコミも気にせずに、言葉は続く。
【アンク】
「ですがこれは、死神界全体の面子に関わってきます」
【アンク】
「きちんと除霊できるまで、仕事は休まれて構いませんからしっかりとご自分で解決してください」
【クロノ】
「え、仕事しなくていいの?」
【アンク】
「このことは内密に長に報告しておきます。恐らく長も同じように言うでしょう」
【クロノ】
「ほんと? 堂々とサボれるんなら、まだ兎の相手してたほうがいいからそうするよ」
【アンク】
「あ、ちなみに他の死神に知られたりしましたか?」
【クロノ】
「ユリスに知られたけど……別に、あいつが俺の事を他の奴に言いふらしたりはしないでしょ」
【アンク】
「そうですか」
【クロノ】
「体面を気にしてのことなら、大丈夫だと思うけど」
もう一度人間界に降りて、適当に相手をしていれば兎も飽きて、離れていくだろう。
そんな楽観的な考えでいると、じいは難しそうに眉をひそめた。
【アンク】
「なかなか、厄介なことで1人では解決に至るには難しい案件です」
【アンク】
「知られているというのなら、ここは彼が適任でしょう」
【クロノ】
「……何の事?」
【アンク】
「もう1人、手助けするパートナーが必要と言ってるんです」
【クロノ】
「それならいつも通り、じいがしてくれれば」
【アンク】
「いいえ。私は、クロノ様が仕事から離れている間の穴埋めをせねばなりませんからな」
【アンク】
「今回ばかりはユリスを頼るほかありません」
【クロノ】
「え、なんでそうなるの」
呆気に取られる俺の背中を、パシンと叩く
【アンク】
「兎に角、死神という存在に泥を塗らぬよう頑張ってくださいませ!」
【アンク】
「あ、とにかく、とは、兎とかけた洒落ではございませんぞ」
【クロノ】
「しょうもない……」
がっくりと肩を落としながら、俺は人間界へと移動した……。
じいから、日本とは違う人間世界に行くのなら、きちんとその場に合わせた服にした方がいいという助言を受けて。
俺はインド人の中に紛れてもおかしくないよう、着替えをしていた。
【ユリス】
「じいさんに頼まれたから、し、仕方なくついてきてやったぞ!」
そう言いながら、同じようにしっかりと民族衣装を着たユリスが俺の前に立つ。
【クロノ】
「……別に、俺一人で問題ないと思うけど」
【クロノ】
「じいの助言を無視すると後で小言が面倒だから」
【クロノ】
「邪魔しない程度について来て」
【ユリス】
「ついて来て!? い、今お前が俺に、ついて来てって言った……!」
【クロノ】
「うるさい……。だから、邪魔しない程度にって言っただろ」
【ユリス】
「クロノが俺に、お願いするなんてな……」
【クロノ】
「っ」
イラッとしてる俺のことには気にも留めず、ユリスは嬉し気に頬を緩ませている。
【ユリス】
「にしてもお前のその服、似合ってるな」
【ユリス】
「それで、俺はどうだ?」
【クロノ】
(何、この付き合いたてのカップルみたいな会話……)
浮かれてぴょんぴょんと跳ねる。
上半身は、素肌の上に軽くベストのようなものを羽織っているだけだから、動くたびにチラリと胸が見えた。
かといってそれに食指が動くこともなく……俺はうんざり気味に地面を蹴った。
【ユリス】
「あ、おい! どこ行くんだよ」
【クロノ】
「兎が好みそうな場所、探しに行く」
【ユリス】
「それで、それってどこだよ」
【クロノ】
「とりあえず、インドって言ったら聖なる川のガンジスが有名らしいからそこで沐浴でもしてみる」
