[期間限定イベント"千夜一夜と月の使者"]浅多 侑思 編
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【クロノ】
「侑思が持っていたガイドブックの最後のページにここのことが書いてあった」
【クロノ】
「通常の交通手段では来ることができないから、誰もいない特別な場所だって……」
【クロノ】
「誰も来れないようなところなら、ターバンとか巻かなくても人の目を気にする必要ないだろ」
【浅多 侑思】
「そう……だな……」
目の前の光景に見惚れて、さしもの真面目さも揺らいでいるようだ。
【クロノ】
「インドの街中は暑くて埃っぽかったし、ここで水浴びしよう」
服を脱いでそのまま泉の中へとザブザブ進んでいく。
けれど、侑思は水辺で立ち尽くしたまま動こうとしない。
【クロノ】
「何してるんだ? 来いよ」
【浅多 侑思】
「だ、だが、水着がない……」
【クロノ】
「誰もいないのに必要ないでしょ。俺はもう何度も見てるんだし」
【浅多 侑思】
「そうはいっても……」
まだ渋るその顔を見て、説得するのも面倒だと思った俺は……泉の真ん中で、ざぶんと沈んだ。
【浅多 侑思】
「は? えっ……おい、クロノ!?」
【クロノ】
「……」
しばらくそのまま、水の中に潜って様子を見てみる。
【浅多 侑思】
「おいどうしたんだ!」
すると、頑なに入ろうとしなかった侑思がザブザブと泉の中を進んで来る。
【浅多 侑思】
「クロノ、大丈夫かっ!?」
【浅多 侑思】
「なあ、返事しろ!!」
俺の近くまでやって来たところで……足を掴んだ。
【浅多 侑思】
「う、わああああっ」
【クロノ】
「ぷはっ」
【クロノ】
「驚いた?」
してやったり、といった感じで顔を出したんだけど。
【浅多 侑思】
「あっ……う、ぷ」
【浅多 侑思】
「た……けて……くだ、さい……っ」
侑思はそんなおふざけにツッコミを入れる余裕もないほどに、真っ青な顔をして溺れていた。
【クロノ】
「え、もしかして、泳げない?」
【浅多 侑思】
「そ、そう……です! 早く……けて!」
ごぼごぼと水を飲む姿に、慌てて手を差し伸べた。
【クロノ】
「俺に掴まれ」
【浅多 侑思】
「あ……あい……っ」
ガシ、と掴んできた腕を引いて、続いて腰を抱き寄せる。
すると、侑思は必死な顔をして俺に抱き着いてきた。
溺れるような目に遭わせてしまって不謹慎とは思いながらも……その、縋り付いてくる様に欲情してしまった。
【クロノ】
「お前、泳げないならなんで無防備に飛び込んで来たりしたんだ」
【浅多 侑思】
「だって……クロノに何かあったのかと……思ったんです」
必死になりすぎて、言葉遣いがおかしくなってることにも気付いていない様子だ。
そこまで余裕を失うほどに、俺の元へと駆けつけてきてくれたことに愛しさが募る。
【クロノ】
「お前ってほんと、可愛い奴」
【浅多 侑思】
「あ、ん……」
びしょ濡れの顔に口を寄せてキスをすると、そこでも縋りつこうとするかのように舌を絡ませてきた。
俺から直接酸素を奪おうかというくらいに激しい口づけをしてるって、きっと気付いてないんだろうな。
余裕のない唇が重ねられる度に、ずれた眼鏡が俺に当たってるってことも……。
さすがに邪魔に感じて、そっと外した眼鏡を……念動力を使って岸辺へと移動させた。
【浅多 侑思】
「ん、あ……あれ……?」
すると、濡れた眼差しに至近距離で見つめられた。
いきなり視界がぼやけたことで、不安になったんだろう。
長いまつ毛についた滴を撥ね飛ばしながら、俺にしがみつく力を強めてきた。
【クロノ】
「侑思、服を着たままじゃ重くて沈むだけだから……脱がすよ」
【浅多 侑思】
「ん……、え? あ……そう、だな……」
言われるがまま、一糸まとわぬ姿になる侑思。
その細身の身体が、水の波紋を受けてきらきらと輝いている。
魅惑的な肉体を前に我慢をするなんて無理だった。
【クロノ】
「両手でしっかり俺の首を抱えて、足広げて腰に巻き付けて」
【浅多 侑思】
「ん……」
普段なら、侑思の身体を抱えたまま挿入なんて難しいけれど。
水の浮力が手伝って、難なくその体勢で繋がることができそうだ。
【クロノ】
「いいよ。それじゃ、少しほぐすから……」
【浅多 侑思】
「え、あっ……ひゃっ」
俺の腰に押し当てられた下半身を探って、割れ目の奥にある場所に指を忍ばせる。
【浅多 侑思】
「つ、つめた……っ」
【浅多 侑思】
「な、何してる……んだ……」
【クロノ】
「こういう開放的な場所でするのも、気持ちいいよ」
【浅多 侑思】
「あ、あのな……んん!」
何をされるか気付いて、顔を真っ赤にしながら侑思は俺を掴む手に力を込める。
ついでに下半身にも力が入って、うまくほぐすことができない。
【クロノ】
「そのまましがみついたままでいいから……お尻の力は抜くんだ」
【浅多 侑思】
「そ、そんなこと言っても」
【クロノ】
「いいから、周りを見て」
【浅多 侑思】
「え……」
【クロノ】
「こんなところで、生まれたままの姿を晒し合いながら繋がるって何だか神秘的な感じしてこない?」
【浅多 侑思】
「……」
水しぶきを上げながら、青く澄んだ空と、果てのない薄茶色の大地に挟まれている。
雄大な景色を前に、小さな思考などどこかに吹き飛んでいきそうだ。
【浅多 侑思】
「なんだか、広い砂漠の中に……僕とお前の2人しかいないみたいだな」
【クロノ】
「そう。ここには俺とお前しかいない」
【クロノ】
「だから、結ばれるのは自然な事だと思わないか?」
【浅多 侑思】
「確かに」
【クロノ】
「なら本能のままに、結ばれよう」
【浅多 侑思】
「ああ……」
頷いた侑思の顔が、熱烈な太陽の光を浴びて光り輝く。
ふっと力の抜けたその身体を抱きしめて、俺は下から深く……突き上げた。
「侑思が持っていたガイドブックの最後のページにここのことが書いてあった」
【クロノ】
「通常の交通手段では来ることができないから、誰もいない特別な場所だって……」
【クロノ】
「誰も来れないようなところなら、ターバンとか巻かなくても人の目を気にする必要ないだろ」
【浅多 侑思】
「そう……だな……」
目の前の光景に見惚れて、さしもの真面目さも揺らいでいるようだ。
【クロノ】
「インドの街中は暑くて埃っぽかったし、ここで水浴びしよう」
服を脱いでそのまま泉の中へとザブザブ進んでいく。
けれど、侑思は水辺で立ち尽くしたまま動こうとしない。
【クロノ】
「何してるんだ? 来いよ」
【浅多 侑思】
「だ、だが、水着がない……」
【クロノ】
「誰もいないのに必要ないでしょ。俺はもう何度も見てるんだし」
【浅多 侑思】
「そうはいっても……」
まだ渋るその顔を見て、説得するのも面倒だと思った俺は……泉の真ん中で、ざぶんと沈んだ。
【浅多 侑思】
「は? えっ……おい、クロノ!?」
【クロノ】
「……」
しばらくそのまま、水の中に潜って様子を見てみる。
【浅多 侑思】
「おいどうしたんだ!」
すると、頑なに入ろうとしなかった侑思がザブザブと泉の中を進んで来る。
【浅多 侑思】
「クロノ、大丈夫かっ!?」
【浅多 侑思】
「なあ、返事しろ!!」
俺の近くまでやって来たところで……足を掴んだ。
【浅多 侑思】
「う、わああああっ」
【クロノ】
「ぷはっ」
【クロノ】
「驚いた?」
してやったり、といった感じで顔を出したんだけど。
【浅多 侑思】
「あっ……う、ぷ」
【浅多 侑思】
「た……けて……くだ、さい……っ」
侑思はそんなおふざけにツッコミを入れる余裕もないほどに、真っ青な顔をして溺れていた。
【クロノ】
「え、もしかして、泳げない?」
【浅多 侑思】
「そ、そう……です! 早く……けて!」
ごぼごぼと水を飲む姿に、慌てて手を差し伸べた。
【クロノ】
「俺に掴まれ」
【浅多 侑思】
「あ……あい……っ」
ガシ、と掴んできた腕を引いて、続いて腰を抱き寄せる。
すると、侑思は必死な顔をして俺に抱き着いてきた。
溺れるような目に遭わせてしまって不謹慎とは思いながらも……その、縋り付いてくる様に欲情してしまった。
【クロノ】
「お前、泳げないならなんで無防備に飛び込んで来たりしたんだ」
【浅多 侑思】
「だって……クロノに何かあったのかと……思ったんです」
必死になりすぎて、言葉遣いがおかしくなってることにも気付いていない様子だ。
そこまで余裕を失うほどに、俺の元へと駆けつけてきてくれたことに愛しさが募る。
【クロノ】
「お前ってほんと、可愛い奴」
【浅多 侑思】
「あ、ん……」
びしょ濡れの顔に口を寄せてキスをすると、そこでも縋りつこうとするかのように舌を絡ませてきた。
俺から直接酸素を奪おうかというくらいに激しい口づけをしてるって、きっと気付いてないんだろうな。
余裕のない唇が重ねられる度に、ずれた眼鏡が俺に当たってるってことも……。
さすがに邪魔に感じて、そっと外した眼鏡を……念動力を使って岸辺へと移動させた。
【浅多 侑思】
「ん、あ……あれ……?」
すると、濡れた眼差しに至近距離で見つめられた。
いきなり視界がぼやけたことで、不安になったんだろう。
長いまつ毛についた滴を撥ね飛ばしながら、俺にしがみつく力を強めてきた。
【クロノ】
「侑思、服を着たままじゃ重くて沈むだけだから……脱がすよ」
【浅多 侑思】
「ん……、え? あ……そう、だな……」
言われるがまま、一糸まとわぬ姿になる侑思。
その細身の身体が、水の波紋を受けてきらきらと輝いている。
魅惑的な肉体を前に我慢をするなんて無理だった。
【クロノ】
「両手でしっかり俺の首を抱えて、足広げて腰に巻き付けて」
【浅多 侑思】
「ん……」
普段なら、侑思の身体を抱えたまま挿入なんて難しいけれど。
水の浮力が手伝って、難なくその体勢で繋がることができそうだ。
【クロノ】
「いいよ。それじゃ、少しほぐすから……」
【浅多 侑思】
「え、あっ……ひゃっ」
俺の腰に押し当てられた下半身を探って、割れ目の奥にある場所に指を忍ばせる。
【浅多 侑思】
「つ、つめた……っ」
【浅多 侑思】
「な、何してる……んだ……」
【クロノ】
「こういう開放的な場所でするのも、気持ちいいよ」
【浅多 侑思】
「あ、あのな……んん!」
何をされるか気付いて、顔を真っ赤にしながら侑思は俺を掴む手に力を込める。
ついでに下半身にも力が入って、うまくほぐすことができない。
【クロノ】
「そのまましがみついたままでいいから……お尻の力は抜くんだ」
【浅多 侑思】
「そ、そんなこと言っても」
【クロノ】
「いいから、周りを見て」
【浅多 侑思】
「え……」
【クロノ】
「こんなところで、生まれたままの姿を晒し合いながら繋がるって何だか神秘的な感じしてこない?」
【浅多 侑思】
「……」
水しぶきを上げながら、青く澄んだ空と、果てのない薄茶色の大地に挟まれている。
雄大な景色を前に、小さな思考などどこかに吹き飛んでいきそうだ。
【浅多 侑思】
「なんだか、広い砂漠の中に……僕とお前の2人しかいないみたいだな」
【クロノ】
「そう。ここには俺とお前しかいない」
【クロノ】
「だから、結ばれるのは自然な事だと思わないか?」
【浅多 侑思】
「確かに」
【クロノ】
「なら本能のままに、結ばれよう」
【浅多 侑思】
「ああ……」
頷いた侑思の顔が、熱烈な太陽の光を浴びて光り輝く。
ふっと力の抜けたその身体を抱きしめて、俺は下から深く……突き上げた。