[本編] 国重 昴正 編
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◆ぬくもりの欠片◆
こんなところで、こんな時間に、なにサカッてんだか……
自分でもそう思うが、事務所が開くまでのほんの少しの間も、俺達は我慢出来ない
互いにしゃぶり合ってる音が、事務所に響く
事務所のソファーの上で、こんな事をしていると
背徳感とでもいうのか、悪い事をしているようで、やたら興奮する
もうこんなに熱く硬くなってぬるついている、こいつのモノを
舐めて吸って扱いて、よくしてやりたい
口でいじめてやると、素直に反応するから、もっとしてやりたくなる
口の中で感じるこいつ自身も、俺のを咥えるこいつの口も、触れ合う肌も、全てが熱い
こいつの熱さを全身で感じる
――あの頃は、ぬくもりの欠片で満たされるほど、淋しくて堪らなかったのに
俺にはもう、ぬくもりの一欠片も入らないほど
体中が、確かな安らぎで満たされている
そう思うのに……、いや、そう思うから、か?
本当は、今すぐお前が欲しいよ、死神