[本編] 国重 昴正 編
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◆犯人の邪曲◆
国重は、執拗に体中を攻め立てられていた
体の外もナカも、快感を与える箇所ばかり弄られている
ソコに触れられたら、体は、否応なく反応するように出来ているのに
国重は、耐えている
押し寄せる悦楽の波の飲まれないよう、必死に堪えている
……それが、どれだけの精神力を要するのか
もしも流されてしまっても、誰も国重を責めたりなんかしないのに
責めたりなんか、出来ないのに
それでも、国重は堪えていた
――相手は、恋人なんだろう? 国重
別れを、こんなに深く後悔するほど、愛していた恋人なんだろう?
たとえどんな姿になっても、誰にも手を上げさせたくないほど
幾度、悪夢を見ても会いたいと願う、大切な恋人なんだろう?
でも国重は、夢の恋人に与えられる快楽に抗っている
もう自分の弱さに溺れないように、戦っている
お前の気持ちに応えてやりたい
絶対に、助け出すから――!!