[本編] 国重 昴正 編
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◆恋人の歪曲◆
化物に襲いかかられた国重は、なす術もなく手足の自由を奪われた
触手が国重の服を切り裂き、あられもない姿にされる
国重が何か喋っているから
……あれはまた、恋人が変化したものなのだろう
――初めて、国重の憧憬夢に入った時の違和感を思い出す
国重が、こんな楽園のような場所を夢で見ているなんて意外だと思った
けど、今ならわかる
ここは、恋人の為の場所だ
自分の願望を叶えるための憧憬夢ですら
恋人が喜ぶ場所を望めるような国重に
そこまで愛した恋人を歪めてみせるなんて
そんな惨いことが出来るのは、アイツしかいない
俺は、アイツを
――絶対に許さない