[本編] 日留川 凌央 編
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◆リスタート◆
――あの事件の後
まだ、ぎこちなくはあるけど母親と話せるようになった
それもこれも全部、クロノが隣にいてくれたからだ
俺が悩んでいることも、苦しんでいることも
背負っているものは分けてほしいって言ってくれた
俺の望むものを与えてくれて、黙って側にいてくれて
前を向けているのならそれでいいって、俺のことを認めてくれた
(それがどんなに心強かったか……クロノに伝わってるかな)
そんなクロノが、今度は俺の母親までも救おうとしてくれて
だからこそ、俺がけじめをつけなきゃって思ったんだ
今前を向けているのは、クロノのおかげで
これからもクロノと前を向いていきたいって思ったから
クロノが一緒にいてくれたから、今の俺があるんだって伝えたかった
(俺は、一人なんかじゃない)
母親だけじゃなくて、クロノにもわかってほしかった
支えてくれたクロノに、ありがとうって言いたくなった
たまに変なこととかしてくることもあるけど
それがクロノの愛情の示し方なんだって、ちゃんとわかってる
(それに……求めてるのは、俺も同じだし)
こんな俺を受け入れてくれるの奴なんか、そうそういないだろうし
クロノに付き合っていけるのだって、俺くらいしかいないだろう
こんな気恥ずかしいことを考えてしまうなんて
俺はそこそこ……いや、相当クロノのことが好きみたいだ
(クロノと出会えて、本当に良かった……)
俺は、そっとクロノにキスをしながら、赤くなった顔を隠すように抱き付いた
